2011年09月
イチジクのタルト♪
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先週の土曜日は久しぶりの木楽名会。
8月は会場の予約がとれなくて一ヶ月お休みでした。
だから久しぶりににみんなで集まり、
それぞれの作業と、8月の旅行や山登りの写真を見せてもらい、
話に花が咲きました。
お茶の時にはいつも色々なお菓子を焼いてきてくれる
メンバーがいます。
今回のお菓子は、
「イチジクが全然甘くなかったからタルトしてみたの」と、
見るとタルト生地の上に
イチジクが贅沢に敷きつめられていました。
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イチジクの香りと食感が楽しめる絶品のタルト♪
動物性食品を何も使わず、
こんなに美味しいお菓子をいつも作ってくれるありがたいメンバーです。
【きらくな寝床】
東北限定どん兵衛
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出張や旅行で県外に出かけるとき、
地元のスーパーに寄るのが好きです。
その地方によって品揃えが違ったり、
見たことのない魚や、珍しい野菜がおいてあったりするのが楽しいから♪
この「どん兵衛 東北限定バージョン」も、
宮城に行ったときスーパーで見つけました。
芋煮うどんで東北らしい、しかも芋30%増量で1個128円。
「お土産にもいい♪」と5個も買いました。
そもそも芋煮自体を食べたことがありません、
どんな味かな~とわくわくしながら食べてみると…。
やっぱりカップ麺にそれほど期待しちゃ駄目だった…(涙)
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芋煮のことを調べたら、
県によって味付けや作り方は色々で、
共通するのは里芋を入れること。
お肉は、牛肉だったり、鶏肉だったり、豚肉だったり、
味付けは、醤油味か、味噌味で…。
このどん兵衛は、牛肉をつかった醤油味の芋煮がベースでした。
今度東北に行ったら、
是非とも本物の芋煮を食べてみたいな。
【ほし太の日向ぼっこ】
回転寿司「すし之介」
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少し前に姉から「沼津にとっても美味しいお寿司屋さんがある」
と聞きました。
それも回転寿司なのに、
ネタが酢めしの上からこぼれるくらいのっているというのです。
回転寿司は家の近くに何軒もありますが、
「美味しかった」と思ったことは一度もありません。
回転寿司ということでちょっと不安はありましたが、
ちょうど近くを通るので寄ってみました。
平日の夕方の早い時間だったので、
お客さんは私たち夫婦以外は一組だけ。
遅れて親子連れが一組入りましたが、
見るとお寿司が回るレーンの上にはお寿司が一つものっていません。
板さんが「何でも注文してから握りますよ」
と言ってくれたので、気になるネタを次々頼みました。
「注文して握る」そう回転寿司じゃなくて普通にお寿司屋さんです。
でも金額は回転寿司のようにお皿の色で決まっています。
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どのネタも美味しかったけど、
本マグロの赤身・中トロ・大トロが一貫ずつのった三点盛りは安くて美味しかった♪
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ウニも、生しらすも、いくらも、みんなこぼれるほどのっていました。
「こぼれ寿司」っていうみたい。
お腹いっぱい食べられて満足満足♪
【ほし太の日向ぼっこ】
蔓かご作り
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静岡市西部生涯学習センター主催の講座、
「四季折々の自然を楽しむ暮らし」最終回は
蔓で編むかご作りでした。
講師の方が今月上旬に山で採ってきてくださった葛の蔓で、
かごを作りました。
古代エジプトの象形文字にも蔓で編んだかごを表すものがあったり、
青森の三内丸山遺跡で、編んだポシェットが出土したりと、
古くから人は、蔓を編んで入れ物を作ってきたようです。
私は以前エコクラフトという、
紙バンドを編んでかごを作る手芸にはまったことがあり、
始める前はちょっと自信がありました。
ところが、自然の蔓は堅くてあちらこちら曲がっているし、
全然思うように編めませんでした。
本当なら平たいかごを編んでみたかったのに、
気がつくとこんなに細長い鳥の巣のようなかごになっていました。
自然のものは難しいと実感しました。
でも楽しかったので今度は自分で蔓を採ってきて、
次こそ平たいかごを編みたいな♪
【きらくな寝床】
中野 和馬さん回顧展~陶の可能性を求めて~
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2009年に43歳の若さで急逝された、
島田氏出身の陶芸家「中野 和馬さん」の回顧展が、
9月10日~10月16日まで、島田市博物館分館にて開かれています。
まだまだ日中は残暑が残る9月11日、この回顧展を訪れました。
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島田市博物館分館は、古い日本家屋です。
普段は、やはり静岡出身の版画家「海野光弘さん」の作品が展示されています。
海野さんの作品は、日本の農村風景が多くとても郷愁を感じ、
この日本家屋にぴったりです。
その古い畳の部屋と中庭に、
和馬さんの、初期から亡くなる直前までの作品が50点ほど展示されていました。
スタッフの方のお話では、
殆どが販売された個人蔵のものなので、
今回を逃せば、一度にこれだけを観ることはもうできないということでした。
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和馬さんの在りし日の作陶姿や、
絵付けまで施され焼かれずに残った作品も飾られています。
今ではたった一枚手元に残った和馬さんのお皿、
割れてしまうのが怖くて、使うことが出来なくなりました。
奇しくも、海野光弘さんも40歳の若さで亡くなられ、
お二人が生み出す作品を永遠に観ることができないのが本当に悲しくて、
才能が惜しまれます。
【きらくな寝床】
音楽のおくりもの
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東日本大震災から半年。
もう半年なのか、まだ半年なのか…。
現地の様子はテレビの画面を通してしか知ることはできませんが、
まだまだ復興に時間がかかるということだけはわかります。
私たちにできることは東北を応援するのはもちろん
被災者の方のことを忘れずに、
心を寄り添って生きることだと思います。
同級生が出演するチャリティコンサートを、
同級生数人で聴きにいってきました。
静岡室内歌劇場チャリティコンサート「音楽のおくりもの」
と題されたコンサートは、オペラの中の曲を中心に
素晴らしい歌声を聴かせてくれました。
人間の声はこんなにも大きく、美しく、そして響きあうものなんだと、
あらためて感動しました。
普段はあまりなじみの無い、
オペラの一場面の曲をユーモラスに演じながらの歌や、
静岡男性合唱団のおじ様たちの渋い歌声など、
ほんとうに楽しいコンサートでした。
ささやかながらチャリティにも協力でき、
こういう機会を作ってくれた友人に感謝です。
【ほし太の日向ぼっこ】
油麩丼
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油麩とは、宮城県北部の登米地方に昔から伝わる食材で、
小麦粉のたんぱく質成分のグルテンを、
油で揚げて作ったあげ麩です。
長さが25~26cm、直径が5cmぐらいの、
フランスパンのような形をしています。
この油麩を登米の及川さんからお土産に戴きました。
さっそく油麩丼にしてお昼のお弁当に♪
今では一年中販売されているようですが、
昔は夏の食材で夏に一番売れるようです。
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戴いたのは油麩丼セットと油麩だったので、
さっそくまずはセットの方で作り方と味付けを確かめてみました。
丼の材料は、油麩・玉葱・長葱・卵・紅しょうがだけと、
気軽に作れます。
もともとお麩は大好きなのでこれはしばらくハマりそう♪
及川さん、ご馳走様でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
花緑の夢空間(第9回)
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静岡市の駿府公園内紅葉山庭園茶室で、
柳家花緑 師匠の独演会がありました。
これは、毎年静岡市が主催する事業で、
申し込みが殺到するイベントです。
昨年は友人が当ててお相伴させてもらったのですが、
今年は自力で当たりました。
茶室で聴く落語は、マイクを通さない生声で聴衆は80人ほど、
合間には虫の声が聞こえる風流な落語会です。
振込した順番に席が決まるのですが、
今回は18.19番目の前から3列目。
すぐ目の前で花緑師匠の落語が臨場感たっぷりに聴けました。
演目は「明烏」と「火焔太鼓」
前座の花どんが「まんじゅうこわい」。
それはまさに「話芸」というに相応しい
内容の濃い二時間でした。
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落語会の前には、呈茶のサービスもあり、
本山茶「松の緑」と「姫菊」の練り切り和菓子を戴きました。
【きらくな寝床】
有機栽培の田んぼ視察(パート2)
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宮城県に続いて山形県東置賜郡川西町に行ってきました。
ここは明治時代この地を訪れたイギリス人の旅行家イザベラ・バードが、
「アジアの桃源郷」と表現したほど今でも自然豊かな土地です。
この地で有機栽培と減農薬で稲作を行なう農家さんを束ねている、
置賜産直センターの平田さんは、研究熱心な篤農家です。
平田さんからは、有機農業についてのお話や、
農政、長砂農園の有機栽培の相談など、
お米については本当に博識な方なのでたくさんの興味深いお話が聞けます。
毎回田んぼをみせていただくのですが、
今年初めて気がついたのは、
田んぼに水を引く場所がビオトープになっていること。
有機でお米を栽培するためには必要なことだそうです。
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川西町で作っているお米の中で、今年タツマが仕入れするのが、
はえぬき・ひとめぼれ・つや姫です。
写真はつや姫、昨年かなり話題にもなったお米です。
今年の出来はこちらも上々のよう♪
きっと美味しい新米が食べられます。
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【ほし太の日向ぼっこ】
有機栽培の田んぼ視察(パート1)
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宮城県登米市に及川さんご夫婦が営む「有機農園ファーミン」があります。
台風12号の影響がまだ残る9月4日、
この農園を訪ねてきました。
震災以来初めて会うので、
そのときの状況と近況を聞きました。
幸いにも及川さんの自宅、農園ともに被害は最小限だったようですが、
ライフラインが復旧するまでの生活はかなり苦労されたことでしょう。
この登米市のすぐ隣町は「南三陸町」。
及川さんもボランティアで何度か行ったそうですが、
「街全体が何も無くなってしまった」状態だそうです。
被災地の方々は被害の大小に関係なく、
お元気そうに見えても、
精神的にキツイことがまだまだたくさんあると感じました。
そして何より心配で、話の核となったのが、
福島原子力発電所事故の影響です。
及川さんは本当に志の高い生産者です。
「環境も人も未来も守る」という強い思いで就農されているので
「汚染されたお米は絶対に出したくない」
と話していました。
土壌検査も独自に早い段階で行なっていて、
放射能対策もかなりされていました。
具体的には
田んぼにカリウム(パームアッシュ)を入れて
セシウムを吸い上げないようにする。
カルシウム(牡蠣がら石灰)を入れてストロンチウムを吸わないようにする。
など、
まだ収穫前なので米の検査はまだでしたが、
幸いにも稲体の検査では放射性物質は殆ど検出されませんでした。
宮城県全体の調査でも、
土壌や早場米など、いずれも問題ない数値だったので
流通はされるでしょうが、
何よりも風評被害が心配です。
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一番上の写真は、ひとめぼれの田んぼです。
だんだんと穂がたれてきています。
今年は作柄がよく食味のよいお米が実りそうです。
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登米市は、環境保全に努めていて、
及川さんの田んぼの近くには、
ラムサール条約により保護されている伊豆沼、内沼があり、
渡り鳥の越冬地となっています。
田んぼにも小鷺など、鳥がたくさんいました。
しっかりと放射能検査をして問題がないとわかったら、
「敬遠しないで、東北のお米をいつもどおり食べて欲しい」
と強く思いました。
【ほし太の日向ぼっこ】