2017年11月
達磨庵の歳時記
![201711100.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711100.JPG)
タツマの高級干し芋を販売しているサイト
「熟成干し芋 達磨庵」のホームページ上に、
毎月歳時記の写真と文章を載せています。
11月は、
七五三くらいしか行事が思いつかずとても困っていたのですが、
偶然目に付いたのが「炬燵開き」という言葉でした。
江戸時代には、暖房器具を使い始める日というものが決まっていて、
その日までいくら寒くても我慢したそうです。
それが亥の月(旧暦十月)の亥の日でした。
今年は11月8日が初亥の日で、その日は武家。
その12日後の亥の日には庶民が暖房を使い始めました。
このことを知ってからは、
写真のイメージが出来上がり、無事撮影も終了。
炬燵大好きな私にとって、
今月の歳時記「炬燵開き」はとても好きな言葉となりました。
ちなみに我が家では、亥の日を待たずにすでに炬燵を出しました。
【ほし太の日向ぼっこ】
ロール青梗菜
![201711090.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711090.JPG)
会社のスタッフが配達の途中の無人販売で、
とても立派な青梗菜を買ってきてくれました。
これをお弁当に使いたいけど何作ろうかな?
と考えて閃いたのが、ロールキャベツならぬロール青梗菜。
キャベツに比べて葉っぱの形は揃ってるし、はがすのも簡単。
巻くのも楽そうだしお肉も少なくて済む!
と考えて、
豚の挽肉に生姜のみじん切りと塩コショウ、
ちょっぴりの醤油とごま油を加えて練ってから
青梗菜の葉っぱの方から巻き始めました。
簡単にできると思いきや、15人分巻くのはなかなか大変でした。
結局お肉が余り19個できました。
夜も食べられるにゃ!
![201711091.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711091.JPG)
できた青梗菜ロールを、
コンソメに玉ねぎとベーコンを入れたスープでコトコト煮ます。
スープとして飲むには足りないのでアンのようにトロミをつけました。
![201711093.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711093.JPG)
今日はもう一品手を掛けたのが、柿とほうれん草の白和え。
豆腐はさっとゆがいて水切りをし、
胡麻はフライパンで香ばしく炒ってからすり鉢で擂ります。
豆腐も入れて擂り、砂糖、塩、醤油で味を調えます。
そこにむいた柿と茹でたほうれん草を加えて和えます。
ここまで作って時間がなくなってきたので、
後はスピード調理できるものをと、
人参しりしりと、蒟蒻と厚揚げの柚子味噌かけを作りました。
蒟蒻は醤油と酒で煮てから、厚揚げはフライパンで香ばしく焼きました。
どちらもいいものだったので美味しかったです。
【ほし太の日向ぼっこ】
エリチリ
![201711080.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711080.JPG)
NHKあさイチという番組できのこ特集があり、
その時に紹介されたレシピが「エリチリ」という料理でした。
見た時からやってみたくて、ようやく今日作ってみました。
エリンギを輪切りにし、かさの部分は回し切りで2等分から4等分。
切ったエリンギに片栗粉をまぶしておきます。
玉ねぎのみじん切り(レシピでは長ネギでした)と、
ニンニク、しょうがのみじん切りをごま油で炒めて、
火が通ったところでエリンギを入れて焼色がつくまで炒めます。
そこに、トマトケチャップ、オイスターソース、豆板醤、酒、醤油、砂糖で味を調えます。
もう少しとろみをつけたければ、さらに水溶き片栗粉でかためます。
お弁当に作ったら、
エリンギを3パック使っても量が足りなさそうだったので、
エノキも一束入れてみました。
なかなかの評判でしたが、最後までエリンギとは気づかない人も。
魚肉ソーセージ?お芋?と言われました。
今日のメニューは、
竹輪の2種揚げ(青海苔&紅しょうが)、エリチリ、
キャベツと人参ツナのコールスローサラダ、サツマイモの甘煮。
合計14名分作りました。
【ほし太の日向ぼっこ】
自然農の田んぼ 2017 稲刈り
![201711070.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711070.JPG)
11月5日、田んぼの稲刈りをしました。
10月は週末毎に雨が降り、
本当ならもう少し早くに稲刈りしたかったところですが、
予定が大幅に遅れてしまいました。
![201711071.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711071.JPG)
あさひと赤米はすっかり葉が黄色くなり、
遅かった黒米も充分稲刈りが出来る状態になっていました。
![201711072.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711072.JPG)
仲間から「今年は豊作だね」と声をかけられるほど、
今年の稲は順調に育ちました。
分けつした本数は平均すると15,6本くらいでした。
(猫のアシュも一緒に田んぼで、虫や鳥を追いかけます)
![201711073.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711073.JPG)
大体3株くらいを一束にしてそれを三束づつ、
右、左、真ん中と重ねておきます。
![201711074.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711074.JPG)
重なった部分を縛ります。
本来なら昨年の稲わらを使いますが、
稲わらがそれほど沢山無いので麻紐を使いました。
(寂しくなると背中に乗ってくるアシュです。
大きくなったのですごく重いです)
![201711075.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711075.JPG)
全部刈りとり、縛り終えたところです。
赤米は2束、黒米は1束、それ以外に背が高い稲と紫の稲が数本ありました。
![201711076.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711076.JPG)
刈った稲は稲架(はさ)にかけます。
隣の田んぼでやっている仲間が、
大きな稲架を作ってくれたので、一緒に掛けさせてもらいました。
![201711077.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711077.JPG)
ここから約3週間天日に干します。
【きらくな寝床】
お玉菜
![201711060.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711060.JPG)
子供のころはよく食べたという記憶がある「お玉菜」。
最近は全く見かけなくなり、
お玉菜は小松菜という呼び名に変わったのかと思っていたら、
田んぼに行く途中に寄った「ふるさと茶屋」で久しぶりに見かけました。
よく見るとやっぱり小松菜とは違う気がします。
調べたら「いちふじ青果」さんのサイトにお玉菜の説明がありました。
「静岡市近郷の独特な葉野菜なのか、他地域ではあまり見かけない野菜です。」
と書かれていました。
そうだったんだね。
夜、一緒に売っていた大粒のなめこと、
家にあった、白菜、厚揚げといっしょに味噌鍋にしました。
柔らかい茎の部分が出汁を吸ってとっても美味しかったです。
また見かけたら絶対に買います。
【ほし太の日向ぼっこ】
収穫
![201711051.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711051.JPG)
父が植えた葡萄の木に沢山の葡萄がなりました。
こんなに沢山実がなったのは初めてです。
父は昔から葡萄を植えるのが好きでした。
小学校まで住んでいた家には葡萄棚を作り、
今の家にも葡萄の木を植えました。
けれど、私は家の葡萄をそんなに食べた記憶がありません。
食べたいと思うほど実がなった覚えがないのです。
それなのに、今年はこんなにたくさんの立派な実がなりました。
何だか不思議です。
父が生きていたらどんなに喜んで自慢したことでしょう。
姪が来て一緒に収穫しました。
全部は採りきれなかったけれど半分づつ分けました。
![201711052.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711052.JPG)
味もけっこうよかったのですが、
そんなに沢山食べられるものでもないので、
果汁を絞ってワインビネガーにすることにしました。
房から一粒づつ実をとり、さっと洗って一日水切りしました。
![201711053.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711053.JPG)
その実を手でひたすらつぶしました。
ミキサーでつぶそうかとも思いましたが、
テレビで大きな桶に入れた葡萄の実を
足で踏んでつぶしているのを見たことがあり、
手でつぶした方がいいのかもと思ったからです。
![201711054.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711054.JPG)
ひたすらつぶしてザルで漉したら、
果汁が1リットルくらいとれました。
そのまま飲んでも美味しいジュースでしたが、
発酵させて美味しいワインビネガーができるといいな。
【ほし太の日向ぼっこ】
アシュのいたずら
![201711040.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711040.JPG)
朝、台所にいたら隣の和室からバリバリっという大きな音が…。
急いで見に行くと障子がビリビリに破けていました。
鳥の影でも写ったのか、虫でもいたのかもしれませんが、
この前留守番していたアシュがいつのまにやら破った障子を、
何とか応急処置したばっかりだったのに、
今度は全部はりかえる位の大きさです。
これにはショックでした。
まったくー。
と思いながら洗濯物を取り出そうとしたら、
あれ?いつもはとっくに終わっているはずの洗濯が、
何故かすすぎの途中で電源が切れてました。
洗濯機壊れちゃったのかな?
と思いながら、すすぎの続きと脱水をかけたら普通に動きました。
これはもしかしたら、
アシュが上に乗って電源切ってしまったのかも。
洗濯機の上に乗っている姿は目撃したことがあります。
飛び乗った時に偶然電源スイッチの上に足が乗って切れたに違いありません。
昨日も旦那様のノートパソコンの上でくつろいでいたアシュが、
勝手に色々なものを起動したり電源を切ってしまったと聞いたばかり。
いたずらばっかりのアシュ。
障子は、あの後も何回も飛びついていたので、
張り替えてもすぐに破られるのは必須でしょう。
これからどうしようかな。
【猫とお昼寝】
森永チョコレート BAKEパクチー
![201711030.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711030.JPG)
スーパーで見かけて、思わず目を疑ったのがこれ、
「森永チョコレート BAKEパクチー」。
なんとチョコレートにパクチーを入れてしまったという商品でした。
昨今のパクチーブームが遂にここまで来たか。
と思いながら、私はパクチーがそんなに好きなわけじゃないから、
普通なら買わないんだけど、
怖いもの見たさの興味の方が勝ってしまい購入。
![201711031.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711031.JPG)
中身はこんなで見た目は普通の焼きチョコ。
恐々口に入れてみると、
一口目でパクチーの風味がばっちり来ました。
ビターなチョコとパクチーが合わないこともない。
スパイスの効いたチョコといえなくもない感じ。
意外な味わいでした。
【ほし太の日向ぼっこ】
大急ぎで…
![201711020.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711020.JPG)
11月1日から全6回で漆塗りのお弁当箱づくりの講座が始まりました。
私たちはそのお手伝いをしますが、
先生から、卵殻のお弁当箱も見本に持ってきて欲しいと言われました。
ずっと前に、鳥獣戯画を卵殻で貼ってみて、
あんまり上手くいかずにほおって置いたままのお弁当箱を、
ここにきて急いで仕上げました。
何年か越しでようやく完成です。
ついでにぬりもの祭りで作ったキーホルダーの一つも磨きました。
磨くのは手が疲れるので一つやるのが精一杯でした。
こういう機会でもないと完成しないのでよかったかも。
【ほし太の日向ぼっこ】
可愛いお客様
![201711010.JPG](http://hoshiimojiten.com/blog/images/upload/201711010.JPG)
昨日10月31日はハロウィン。
渋谷のスクランブル交差点は大変な賑わいとなっていたようです。
が、我が家にもお店にも全く縁のない世界…。
と思っていたら、可愛いお客様が来店。
ご近所のお客様の娘さんが、
可愛いドレスと魔女(悪魔?)の衣装で通りがかりに寄ってくれました。
嬉しかったけど、お菓子用意してなかったごめんね。
来年は準備しておきます。
【ほし太の日向ぼっこ】