まるでマンドラゴラ?!
長砂の有機農園で育てた野菜が届きました。
この人参「まるで『マンドラゴラ』みたいだね。」
「今にも走って逃げそう」
なんて姪と話しました。
ところでマンドラゴラって出典はどこから?と思い調べたら、
何と!!ナス科マンドラゴラ属の実在の植物でした。
ハリーポッターの中でも魔法植物の授業で登場し、
根が人間のような形状で、
引き抜くときに大きな悲鳴をあげ、
その悲鳴を聞くと死んでしまうとか、
引き抜いたらすぐに捕まえないと走って逃げるという植物でした。
実際、古くから薬草として用いられていたようで、
魔術や錬金術の原料としてもよく登場します。
幻覚、幻聴を伴い、時には死に至る神経毒が根に含まれているようで、
前述のような伝承はそのために付け加えられたのではないかということでした。
見れば見るほどまるで人間みたいなので、
ちょっと食べるのがかわいそうな気になってしまいます。
他にも、紫インゲンと茄子、フェンネル、ピーマン。
紫インゲンは、この前茹でてしまったらすっかり色が抜けて緑色になり、
普通のインゲンになってしまったので、
今回は天ぷらにすることにしました。
天ぷらも揚げた瞬間はまだ紫が残っていましたが、
時間とともにやっぱり緑色に…。
味もインゲンと同じで普通に美味しいんだけど、
色がすっかり抜けてしまってテンションは下がりました。
最後はフェンネル。
生だと香りが強すぎて食べられず、これも天ぷらにしてみました。
結果、食べにくい植物は天ぷらにすればそこそこ食べられることをまた証明できました。
でも、残念ですがわざわざ買ってまで食べたい野菜ではないですねぇ。