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9月のもでらあと ライブ

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9月10日は、3か月ぶりにもでらあとのクラシックライブに行ってきました。
ピアノ、フルート、ヴァイオリン、オーボエ奏者とのジョイントライブです。

第一部は
フルートとピアノで「ティファニーで朝食を」
ヘンリー・マンシーニ作曲の言わずと知れた有名な映画音楽。

ミュージカルレ・ミゼラブルよりミッシェル・シェーンベルグ作曲の
「On my own」とヴァイオリンとのデュエットで「I dreamed a dream」
本来は歌声のところフルートとバイオリンの音色で聴くのもまたよかったです。

ヴァイオリンソロで、フォーレ作曲「子守唄」。
初めて聴きましたが、フォーレらしい旋律が美しい曲でした。

サン・サーンス作曲「死の舞踏」
本来はオーケストラ用の曲をピアノとヴァイオリン用に編曲したそうで、
ピアノがかなり大変な曲でしたが、ヴァイオリンがめちゃくちゃ恰好よくて、
この曲1曲のために聴きにきてもいいなあと思えるほど素晴らしかったです。

続いてディズニー映画 塔の上のラプンツェルから「I see the light」
オーボエとヴァイオリンとのデュエットは珍しいと思うけど、
オーボエの優しい音色とこの曲はよく合います。

次にオーボエのソロで「Once upon a dream」フランク・ウィルドーン作曲
遠い中東の国を思わせる情緒を感じました。

一部最後は、ミュージカル ミス・サイゴンから「I still belive」
演奏前、この曲が歌われる状況を説明してくれて、
その場面を想像しながら聴きました。切ない曲です。

10分ほどの休憩の後第二部へ、
オーボエとオルガンで「アルビノーニのアダージョ」
とてもよく聞く切ない旋律の名曲。
カッチーニのアヴェ・マリアと同じように、
作曲家がアルビノーニではないのにその名前で有名になった曲ということでした。
オルガンの音色と合わせて荘厳さを感じました。

ここからはヴァイオリンソロで3曲。
シャンソンの曲「枯葉」、
最近秋めいてきたと思っていたけどこの曲を聴いて完全に秋になりました。

ティファニーで朝食をで一番有名な「ムーンリバー」、
映画のシーンを思い出します。

モンティ作曲の「チャールダッシュ」。
超絶技巧が間近で見られて心の底からワクワクする曲です。

ヴァイオリンとフルートのデュオで、
ニュー・シネマ・パラダイスからメドレー。
この曲も聴くとあのラストシーンが思い出され、ちょっとうるうるします。

フルートソロ「リベルタンゴ」曲のタイトルは作曲したピアソラの造語で、
リベラルとタンゴをあわせたものなんだそう。
いつ聴いても格好いい曲です。

静岡出身、最近では思い出のマーニーの作曲家としても有名な村松崇継さんの
「EARTH」
この曲もピアノがかなり難しいと思います。
壮大なスケールの名曲です。

最後は全員で、ディズニー映画 アナと雪の女王より「Let It Go」

クラシックから最新の話題の曲まで、盛り沢山な内容で、
実力のある名演奏者が聴かせてくれた夢のような一夜でした。

Fl:佐藤充一 Vn:西川奈穂 Ob:漆畑孝亮 Pf:市川善忠

【ほし太の日向ぼっこ】

ぼうし

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片づけをしていたら、こんな帽子が出てきたので、
父親に「畑仕事の時にかぶったらどう?」と渡したら、
すぐに自分からかぶってみて、
「なんだか爺さんぼったいなあ」だって!

いやだってもう86歳なんだから立派な爺さんでしょうに。
確かにあんまり似合うとは言えなかったけど、
身だしなみに気を使うくらいなら普段の服装なんとかならないのかな~。
なんて突っ込みどころ満載ですが、
結局この帽子は一度もかぶられた形跡はないです。

【ほし太の日向ぼっこ】

石井桃子のことば 新潮社とんぼの本

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偶然図書館で見かけたこの本。
いしいももこさんの名前は、
娘が幼い頃からずっと目にしてきたので懐かしくて手に取りました。

名前の響きからいつまでもお若い方のように感じていましたが、
1907(明治40)年のお生まれと初めて知りました。

クマのプーさんとの出会いから児童文学の世界に入られたこと、
数々の翻訳、著作の全リストもあり、
これも読んだ、あれも読んだ、この本は持っていると、
今更ながらに幅広いお仕事に感服しました。

この本の一ページ目を開くと目に飛び込んでくる自筆の文。

子どもたちよ 子ども時代を
しっかりと たのしんでください。
おとなになってから 老人になってから
あなたを支えてくれるのは
子ども時代の「あなた」です。

私も心の底からそう思います。
娘にもっともっと絵本をたくさん読んであげればよかったと
少し後悔しました。

【ほし太の日向ぼっこ】

漆塗り

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久しぶりに予定の入っていない休日、家でも漆を塗ってみました。
前回一度漆を塗ったアイフォンカバーと、木の器。

本来なら漆を塗る時には一度表面をペーパーで磨いて傷をつけるのですが、
アイフォンカバーはそのまま重ね塗りし、
器だけは600番のペーパーで表面を磨いてから漆を塗っていきました。

一晩たった状態。
アイフォンカバーは、表側の淵がムラだったところがなおって色も濃くなりました。
チョコレートみたいです。
これはここで終了。

器の方は手触りが滑らかになって、光沢が出てきました。
こちらはもう一回重ね塗りします。

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娘に言われて100円ショップで買ってきたカバーにも塗ってみましたが、
漆をはじいてしまうのか、乾いた漆がぼろぼろと取れてしまいました。
残念です。

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もう一つのチャレンジはバッグ。
娘からプレゼントされたお気に入りですが、
最近汚れが目立ってきたので思い切って漆を塗ってみました。
最初だからテレピンで薄めた漆を塗り、元の色より濃くなりました。
生漆を薄めずに塗ってどうなるか、試そうかやめようか思案中です。

【きらくな寝床】

ひやおろし

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9月9日の日本経済新聞29面の特集欄下3分の一のスペースに、
『菊姫から、秋の限定酒「純米 ひやおろし」ご予約受付中』
の広告が掲載されました。

ひやおろしは、
冬の厳寒期に造ったお酒を、蔵内でひと夏越して熟成させ、
秋口にビン詰めして出荷されるお酒のこと。

思い起こせば2011年の夏、菊姫の柳荘司専務さん、
製造部のみなさんと一緒に白山に奉納登山した時お披露目になったお酒です。

菊姫のひやおろしは、
この時期だけ味わえる速醸純米の生詰め原酒で、
ひと夏越したことにより新酒独特の粗さが消え、
酸と旨味のバランスが整い、柔らかく上品な旨味が感じられます。
それを秋上がりという表現で表していて、まさに今飲むのに相応しいお酒です。

菊姫の速醸純米は、多彩な味と旨味のお酒がラインナップされていて、
同じ速醸純米でもこんなに味わいが違うものかと、
常々驚きとともに味わっているのですが、
そこに一番最近加わったのが、この「純米ひやおろし」です。

古来中国では、重陽の節句(旧暦9月9日)に手近な山に登り、
菊酒を呑むことにより厄払いをする「登高」という行事があったのだそう。

まさにその9月9日の当日に広告を掲載した菊姫の粋を感じました。

【ほし太の日向ぼっこ】

豚まん

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娘のところに行ったついでに寄った渋谷の東急デパートで、
『551蓬莱の豚まん』を40分くらい並んで買いました。
大阪で、よくお店の前に行列ができているのを見かけましたが、
東京でもやっぱりすごい人気です。
今回は五日間だけの出店のようです。

ところで私たちは普通「肉まん」と呼びますが、大阪では「豚まん」と呼びます。
その理由は、関東では牛肉を「牛肉」、豚肉を「肉」というけれど、
関西では逆で、牛肉を「肉」、豚肉を「豚」というからなんだそう。

そして常々不思議に思っていた551という名前は電話番号からとった、
ここが一番という意味らしいです。
(並んでいる時に頂いたチラシに漫画付きで創業時の逸話が紹介されていました:写真)

よくある冷凍物の販売ではなく、
その会場で小麦粉を練り、皮を作って蒸しあげて販売しているので、
賞味期限は当日限りということ。
友人にもお土産にしたかったけど、泣く泣く自家用だけ買って帰りました。
帰ってから食べた豚まん、やっぱり美味しかった~♪

追伸
9/8は「白露」でした。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「白露」の直接ページはこちら
白露

【ブライス大好き】

玉蜀黍

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最近気づいたのですが、私はトウモロコシが大好きみたいです。
他人事のようですが、
自分でもまさかこんなに好きだったんだとちょっと驚いています。
とにかく毎日でもトウモロコシが食べたいし、
毎日食べても飽きません。

ちょっと前の話です。
夏休みになるとNHKラジオで「こども電話相談室」が放送されていて、
たまたま聞いた日の質問が、
「家で作ったとうもろこしは、どうして実が全部入っていないのですか?」
というものでした。

その答えが、
とうもろこしのひげは、その一本一本の先で受粉し一粒一粒の実になること、
いい実を作るため、自分の花粉で受粉しないよう、
おしべとめしべは別々に成熟し、下から順に行っていくのだと。
あのたくさんの実すべてが受粉するためには、
沢山のトウモロコシの花粉が必要であって、
家で作るくらいの本数だと全部が受粉できずにまばらになってしまうのだとか。

それを聞いて、
稲も、あのお米になる一粒ごとにめしべが受粉していることを思い出しました。

そのことを考えると、植物はじっとしているけれど
行っていることはとても壮大だなあと感じます。
これからは、もっと有難い気持ちでとうもろこしを食べます。

【ほし太の日向ぼっこ】

自然農の田んぼ(イノシシよけのネット張り)

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最後の草取りから二週間くらいたったころに、
「稲の穂が出ましたよ」と連絡がありました。
それも、一番最初に穂が出たのが我が家の田んぼだったそう。
何しろ田植えしたのも一番早かったからなんでしょうね。

それからまた一週間。
みんなの田んぼも一斉に穂が出そろっていました。

今日はイノシシよけのネット張りの作業です。

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去年使った竹だけでは足りなくなり、
川向こうの竹やぶに竹を取りに行きました。
雨の後なので川の水が増水していて渡るのも大変。

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手わけの作業で、切り出した竹を150センチくらいの長さに切ります。
節のところで切って、片方は土に差しやすいよう斜めにカットします。

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できた竹から田んぼ周りに打ち込んでいきます。
だいたい3メートル間隔くらいです。

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竹の杭にネットの上下を紐で縛っていきます。
一番下には一本ひもを通して、その紐とも縛ります。
杭と杭の真ん中はネットと紐を縛ります。

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ネットを張りの後、鳥よけのテープを張りめぐらしました。
今年はスズメが多いようです。

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ちょうどお昼どきに稲の花が開いて受粉していました。
この時季のよく晴れた、お昼の一時間ほどの間だけ見られます。

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お昼のお弁当は河原に降りて食べました。
風がひんやりとして、とても気持ちがよかったです。

【きらくな寝床】

富岡製糸場のおみやげ

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下の姉にお土産でもらいました。
富岡製糸場は今年一番注目のスポット。
私もいつかは行ってみたいと思っていましたが、
世界遺産になってしまうと混雑するので当分無理でしょうね。

ところで会社でも富岡製糸場のお土産をもらいましたが、
(中身は全然違うもの)
どちらもこのキャラクターがついてて(お富ちゃんでしたか?!)統一感があり、
一目で富岡製糸場のお土産とわかりました。
箱の横には「富岡製糸場の文化遺産としての価値」と、
「富岡製糸場のあらまし」という説明文もありなかなか勉強になります。

地元の富士山や三保の松原も同じように世界遺産だけど、
売っているお土産は何だかバラバラで、
とりあえず富士山が付いていればいいみたいな物が多いと感じます。
ちょっと見習ったほうがいいと思うな~。

追伸
9/5に、9月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。
今月のお宝ほしいもは、“安納芋四切ほしいも”です。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
毎月お届けの「今月のお宝ほしいも」の直接ページはこちら
今月のお宝ほしいも

【ほし太の日向ぼっこ】

漆とアイフォンカバー

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使い始めてまだ4か月しかたっていないのに、
かなり汚れが目立つようになった白いアイフォンカバー。
試しに漆を塗ってみました。

ゴム製のカバーに漆がつくものか心配でしたが、
鹿皮に漆で文様をつけた印伝があるので、もしかしたらイケるかも!
と恐る恐る先生に聞いてみると、
「表面がざらざらしているから付くと思うよ」と言っていただき早速やってみました。

みんなには「チャレンジャーだね」と言われましたが、
やってみたら一晩で乾いてこんな感じになりました。
もう一回くらい塗ってもいいかもしれませんが、満足の出来です。

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作業終了間際、漆刷毛を綺麗にしていたら、
まだ結構漆が出てきたので勿体ないから内側だけでも塗っておこうと塗り始めたら、
当然残りだけなので足りなくなり、それを横で見ていた先生が、
「塗るなら全部塗らないとムラになるよ」と仰るので、
少しづつ漆を出して縫っていたら「まだまだそれのあと5倍くらい」と先生。

私の出し方がまだるっこいのか「貸してごらんと」漆のチューブを手に取られて、
「こうやって後ろから押し出すんだよ」と、
普段けして出さないくらいの量を一気に出されました。

一番初めに木地に塗る時は、漆を木が吸いこむのでかなりの量が必要なこと、
そして内側を全部塗り終えたら、それを布で綺麗に拭き取ります。
そうやって仕上げた木地は丈夫で歪みもちぢみもしなくなるのだそう。
これは塗り師によっても全くやり方が違うそうで、
書いたものもない口伝だということでした。

そのあと同じように外側を、塗りと拭き取りをし、
マンツーマンで教えていただきとてもいい勉強になりました。
(同じ作業をあと3回繰り返すのだとも教えていただきました)

一晩たつとかなり色が濃くなっていました。

【ほし太の日向ぼっこ】