ほし太の日向ぼっこ
久しぶりの「治作」♪

久しぶりに「治作」さんに行ってきました。
おせち料理をいただいて以来だから、
こんなに長く行けなかったのは初めてじゃないのかな~。
久しぶりでも、いつもと変わらない、
アットホームな居心地のよい空間です。
雰囲気はアットホームでも、
お料理の味はハイレベル。
この日のテーマは、春とちょっぴり夏を先取りでした。
突き出しは「若狭の若布」.
3月にとれたもので、
4月になるとこの品質ではなくなってしまうそう。
貴重な春の味覚です。
次が、蒸したもち米に稚鮎をのせたご飯。
そして、鰹・平貝・鯵・あおりイカのお造り。
(鰹の皮は軽く塩をして炙ってありました)
写真は、
九条葱とホタルイカの酢味噌がけ。
鯖のこ。
カマスのお寿司。
木の芽田楽豆腐。
いつも楽しみな「八寸」ですが、
一つ一つ手をかけた季節の味わいです。

これもいつも楽しみな椀物。
今宵は、蓬豆腐(これは胡麻豆腐に蓬を練りこんでありました。)、
蕗、くちこ(なまこの卵巣を干した珍味)、木の芽をのせて…。
これだけで春の味わい満点です。
多彩な味の重奏が、吸い物の出汁でさらに引き立ちます。
ここで定番の胡麻豆腐。
椀物も胡麻豆腐だから、出すのは控えようかと思っていたと言われましたが、
やっぱりこれは外せません。
お願いして出してもらいました。
焼き物は「鰆の西京味噌」「アマダイの若狭焼き」、
そして「赤ムツの煮付け」を三人それぞれ頼みました。
炊き合わせは「アマダイの酒蒸し」。
お酒と塩だけのシンプルな味付けで、
お魚は新鮮なものでないと酒蒸しにはつかえないそう。
蕪とスナックエンドウが甘くて、汁はとてもいい出汁が出ていました。
ここで大人気の「お素麺」
久しぶりに食べて、
「ああ、私はこれが食べたかったんだ~」と思いました。
毎日でも食べたい咽ごしのよさです。
最後はデザート
「本わらび粉のわらび餅」
ぷるんぷるんでした。
「治作」さんのお料理は、
食べるといつも幸せな気分になります。
これでまたしばらく頑張れちゃう♪
【ほし太の日向ぼっこ】
猿橋

手作り酵素を作りに相模湖に行った帰り道、
山梨県大月市にある「日本三奇橋」の一つ「猿橋」に寄りました。
20号線を車で走ると、
この「猿橋」という看板をよく見ました。
一度は寄ってこの目で見てみたいとずっと思っていましたが、
なかなか寄る機会がなく、
念願かなって初めて見ることができました。
書いてあった説明によると、
推古帝のころ(600年頃)この地に橋を作るという記述があるそうで、
1486年には史実にもはっきりとでているとのこと。
江戸時代には甲州街道の要衝として、
9回の架け替えと、10数回の修理が行なわれたのだとか。

昭和9年に「新猿橋」ができて、
交通の要所としての役目は終えました。
現在の橋は昭和58年に着工、59年8月に完成した橋。
1851年の出来計帳に基づいてかけられているそうで、
江戸時代を通してこのままの形状と規模だったということです。
木造のとっても美しい橋でした。
追伸
昨日5月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。今月は、ホシキラリ丸干し芋です。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
毎月お届けの「今月の干し芋」の直接ページはこちら
今月の干し芋
【ほし太の日向ぼっこ】
春の酵素(その2)

酵素とは、
あらゆる生物の体内でつくられるたんぱく質の一種。
食べ物の消化と吸収を助け、
体内で起こる化学反応をスムーズに行なうための触媒として、
全ての生命活動に関わるもの。
体内の酵素は、年をとるにつれて減っていき、
環境汚染や食品添加物、農薬、ストレスなどによっても減るそうです。
積極的に酵素を取り入れることが現代人の健康維持に必要なこととして、
最近では、塩こうじや酒かすのブームなどもおきていますね。
けれど、酵素は熱に弱いため50~60度で働かなくなるため、
「生の食品」と、「発酵食品」を食べることが酵素を取り入れる方法です。
ここで手作り酵素の出番。
手作り酵素は、今から30年ほど前、
北海道帯広市の河村先生という方が考案したそうです。
今回作ったのは春の野草で作る「春の酵素」
3月末~6月始めに作り、飲む時期は「春から秋まで」

江戸時代に建てられた立派なお宅のお庭で酵素作りをしました。
材料は、
〇春の野草の新芽10キロ(自分たちで採取します)
〇手作り酵素の元「海の精」(昆布の酵素、海の成分)…
これは出来上がった後に足します。
〇発酵助成剤「ケルプα」
〇白砂糖11キロ
道具、
漬物樽(40リットル)、包丁、まな板、大きいザル、量り。
事前に準備しておけば、
当日の仕込みはそれほどたいへんじゃなかったです。

仕込みのあとは、お楽しみの昼食会。
手作りのオープンサンドをみんなで食べました。
美味しかった~。
【ほし太の日向ぼっこ】
春の酵素づくり(その1)

去年の5月、義兄のお茶畑で毎年恒例のお茶摘みに兄弟姉妹が集まった時、
義兄の友人の小椋さんから手作りの酵素を戴きました。
「来年は自分たちで作りたいね~」と話が盛り上がり、
ついに今日決行となりました!!
朝の4時半に、芝川を出発。
まだ日の出前の富士山を眺めながら、河口湖まで…。
河口湖から中央道にのり相模湖へ。
途中、談合坂SAで持参したおにぎりの朝食を食べ7時前に相模湖に到着。

相模湖まで行ったのは、義兄の妹さんの家が相模湖にあり、
近所は野草の宝庫だということで、
さっそく近くの山へ春の野草を摘みにでかけました。
目標は野草100種類の新芽一人10キロです。

20分ほど摘んで次の場所へ移動。
なるべくたくさんの種類の野草を摘むためには、
色々場所を変えたほうがよいということでした。

次の場所は、妹さんの勤め先の歯科医院の先生のご自宅のお庭です。
江戸時代から続く旧家の広大なお庭で、
たくさん摘ませていただきました。
もう一箇所、先生の所有するほかの場所へも行って摘みました。

ヨモギ、タンポポ、スギナ、イタドリ、レンゲ、クローバー、クコの葉、フキ、ナヅナ、
ドクダミ、ツクシ、スイバ、ユキノシタ、カラスノエンドウ、栗、アオキ、ホトケノザ、
タケノコ、ササ、ワラビ、etc
名前のわからない草花をたくさん摘みました。

摘んだ野草は、流水できれいに洗い、
重さを量って10キロづつきれいな袋に入れます。

8人で目標70キロ!!のところ、86キロほどになりました。
まずは大成功。

ここからは仕込みです。
40リットルの樽のなかに、
野草を1キロくらいづつ3~5センチくらいに刻んで入れ、
野草1キロにつき、白砂糖1キロを入れて混ぜる。
それを10回繰り返し、
最後に白砂糖1キロを蓋をするようにかぶせて、
その上から「ケルプ」という発酵助成剤をふりかけて終了。

これから毎日一回手でよくかき混ぜます。
一日たった状態。
かなり汁がでてきました。
これから3週間~4週間おいて汁を濾したら酵素が出来上がります。
【ほし太の日向ぼっこ】
コドモノクニ名作選 春 Vol2 アシェット婦人画報社

しばらく前に図書館でVol1を借りてきて、
大正から昭和の時代に、こんなに豪華な、
そしてレベルの高い子供用雑誌があったことに驚きました。
「欲しいな~」と思っていたら、
Vol2が、生活クラブの『本の花束』に載ってきて…。
そうなんです!!
二日前に書いた、キャラコブックスと同じ月でした。
キャラコブックスが2000円。
そしてこのコドモノクニが、な、なんと4500円!!
どっちにしようか迷いに迷って…。
でもどちらも欲しくてついに買ってしまいました。

当然のことながら、図書館ではオマケまで見ることができません。
購入して初めて見て、触ることが出来る感激♪
この号は、王様クレィヨンとぬり絵の本、着せ替え人形。
私が子どもの頃にはまだ、こんな着せ替え人形がありました。

春がテーマのページはまさに今のこの時期にぴったりです。
迷ったけど、結局買ってよかった♪
満足満足♪♪
【ほし太の日向ぼっこ】
お店のポップ

干し芋の卸部門がひまになってきたので、
事務員さんが、手作りでお店のポップを描いてくれています。
カラーのサインペンとクレヨン、色画用紙にダンボールなど、
身近な材料を使って上手に作ってくれました。

お米のところには、配達の車の形でアピール♪

もとは子供服のショップ店員さんだったというだけあって、
見ていて楽しいポップを色々と描いてくれます。
【ほし太の日向ぼっこ】
キャラコブックス ターシャ・テューダー

生活クラブで月に一度入ってくる『本の花束』に掲載されていた、
このターシャの絵本に一目ぼれし、
注文したものが昨日届きました。
1938年に刊行された処女作「パンプキン・ムーンシャイン」と、
「がちょうのアレキサンダー」「こぶたのドーカス・ポーカス」の
3冊セットの手のひらサイズ絵本。
初版の復刻版ということと、
訳者が所蔵していた原本を解体し、印刷用原稿としたため、
紙がセピア色に変色したところまでも再現されていました。
当時は木綿の布で装丁されていたというのでキャラコブックスと
呼ばれるのだそう。
流石に復刻版は紙の装丁ですが、
名残の水玉模様はそのまま再現されました。
温かみのある絵がなんともいえずいい雰囲気です。
二千円という金額は、安いものではないけれど、
買ってよかったです。
大切にしたい絵本です。
【ほし太の日向ぼっこ】
母の日干し芋セット♪

最近、「母親に干し芋を送りました。」というお話をよく聞きます。
ご自分は食べたことがなくても、
「お母さんからのリクエストで選びました」とも…。
そして殆どの方が「とても喜ばれました」とおっしゃって下さいます。
そこで、もっとたくさんの方の親孝行に役立ちたいと思い、
「母の日干し芋セット」を作りました。
昨年は震災直後でそれどころではなく、
二年ぶりの復活です。
干し芋の種類も、
前回同様タツマオリジナルの「大判干し芋」です。
これは平干し芋と丸干し芋のいいとこ取りの、
とっても甘くて柔らかく美味しい干し芋です。
しかも玉豊、いずみ、玉乙女と主要3品種が入っています。
大判干し芋は、
干し芋名人の澤畑たかおさんに頼んで作ってもらい、
「大判」という名前もたかおさんが名づけたという、
まさに干し芋を楽しむための干し芋です。
ぜひ日ごろお世話になっているお母さんに、
感謝の言葉と共に贈ってみてください。
喜ばれること間違いなしです♪
追伸
昨日は「穀雨」でした。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「穀雨」の直接ページはこちら
穀雨
【ほし太の日向ぼっこ】
「困っている人」 大野 更紗さん ポプラ社

こんなに明るい闘病記を読んだのは初めてです。
そしてこんなにも深刻な、
命に関わる話なのに、
当事者として、
自分自身を客観的に、
時にはユーモアをまじえて表現してくれていることに、
読み手は救われます。
誰だって命の危険に晒されたら、
取り乱し、自分自身を保つことさえ難しいと思います。
自分だって、いつ難病に侵されてもおかしくない、
その時自分ならどうするだろうと、
思わずにはいられませんでした。
今、何不自由なく普通に暮らせていることに
感謝せずにはいられなくなる本です。
【ほし太の日向ぼっこ】
虹

昨日は、午前中が晴れ、
そして午後から雷をともなった雨が降ったと思ったら、
夕方はまた陽がさして、
なんと久しぶりに虹がかかりました。
「空気中の水滴がプリズムの役目をして、
太陽の光が分解されて見える」ということは知っているけど、
雨上がりの空に虹がかかると、
それだけでとっても嬉しい気持ちになります。
だから誰かに教えたくなります。
この虹も、
配達途中のスタッフからのメールで知りました。
ついでに大好きな「over the rainbow」の歌を思い出し、
鼻歌で歌いたくなりました。
【ほし太の日向ぼっこ】