2010年10月
木楽名会(きらくなかい)
一ヶ月ぶりに木工の会に行ってきました。
今日は次の製作に移るまでのつなぎに、
糸鋸でキーホルダー作りと、
この前マクロビオティクのレストランで出てきて気に入った、
ランチョンマット代わりのトレーを製作しました。
自家用車の鍵につけるキーホルダーを色々探してみたけど
気に入ったものがなかったので、木の切れ端で作ることに、
猫とウサギとカメレオン、
薄い杉の板に下絵を描いて電動の糸鋸でくりぬいたのだけれど、
杉は目にそって割れてしまうのでこれは殆ど失敗…。
ちょっと厚めのヒノキを使ってイニシャルのMをくりぬいてみました。
後はひたすらペーパーで滑らかにすればできあがりです。
その作業は家でもできるので、
次はトレー製作、とはいっても
これも手持ちの板に足をつけただけの物。
楠の板はほぼ長方形、
ヒノキはミミつきだったのであえてそのままの形をいかしてみました。
家に帰って早速使ってみましたが、
意外と場所をとるので収納が困るかも!
【きらくな寝床】
石ノ森章太郎記念館
及川さんの農園のすぐ近く、
宮城県登米市中田町が石ノ森章太郎さんの生地だったため、
今では生家近くに記念館があります。
ちょうど石ノ森さんの漫画世代の私たちとしては
一度は寄らないわけにはいきません。
企画展は、「ヒロイン展」でした。
特に009シリーズの原画はとても綺麗で、
立派な芸術作品だと思いました。
トキワ荘時代の逸話をまとめたTV番組も録画放映されていて、
興味深く鑑賞してきました。
思えば子供時代、漫画には色々な知識を与えてもらいました。
その先駆者的存在が、手塚治虫さんであり、
石ノ森章太郎さんだったと思います。
【ほし太の日向ぼっこ】
除草用機械
宮城県で有機米を作っている及川さんは、
とても頭のいい方です。
宮城では秋に稲刈りをした後、
天日乾燥する農家さんは、棒かけをするのですが、
その棒を立てる穴を開けるのは大変です。
昨年伺った時に、田植え機を改良して
穴あけ用の機械を作った話を聞きました。
今年は、除草の機械でした。
もともと有機栽培は除草がかなり大変です。
今まで、田植え後に稲と稲の間だけ草が取れる機械がありました。
それを、稲の植わっているところも除草できる
揺動除草機と組み合わせた機械が手作りされていました。
田植え後、しばらくすると稲の根が4~5㎝になり、
遅れて生えてくる雑草の根は3cm以下なので、
その機械で稲の上をひっかける鍵のようなもので
揺らしながら通ると、
みごとに雑草だけが抜けるという仕組みだそうです。
その機械を農業機械メーカーで作ると何百万もするらしいのですが、
及川さんはホームセンターで部品を買ってきて手作りしたので、
数万円でできたそうです。
素人の私が見ても、
たいしたものだと思いました。
他にも農薬を使わずに雑草対策する方法も色々実験されていて、
参考になるお話がたくさん聞けました。
【ほし太の日向ぼっこ】
「農家の嫁の事件簿」 三上亜希子著 小学館
埼玉のサラリーマン家庭に育った著者が、
岩手県の山の中、釜津田の農家に嫁いで9年目の日常を書いた
書き下ろしエッセイ♪
携帯は圏外、最寄のコンビニは片道1時間半。
(本文の途中で片道40分のところにできて便利になったとありました。)
住民の動向は瞬く間に知れ渡る恐るべきローカルネットワーク!
農作業は明確な休みがなく、ご近所付き合いや、嫁の仕事、
逃げ場のない生活に、
読んでいるだけで大変だなあとわかりますが、
それでも、豊かな自然と人との温もりのあるつながり、
そして旬の様々な山の幸に、
都会とはまた違った、豊かな生活が羨ましくも感じます。
筆者も書いていましたが、
地道な生活は、
日々を、常に新鮮に感じ続けるのは難しいもの。
それはどこで生活していようと同じ。
だからこそ、
少しでも日々の中に小さな「新鮮」を感じ続けて行きたいなと思いました。
【ほし太の日向ぼっこ】
「小さいおうち」 中島 京子 文藝春秋
第143回直木賞受賞作品。
普段はそれほど受賞作品を読みたいとは思わないのですが、
今回は、タイトルと装丁にひかれました。
子供が小さい頃に読んで聞かせた絵本「ちいさいおうち」。
最初はその物語とは関係のない話だと思っていたのですが…。
最後に絵本ともリンクしてとても驚きました。
昭和の初期から、太平洋戦争終結までの時代、
東京の山の手にある裕福な家庭に女中奉公に出た、
「タキ」の回想がほとんどの部分を占め、
美しい時子奥様、かわいらしい恭一坊ちゃん、優しい旦那様など
魅力的な登場人物が多く、
当時の時代が生き生きと表現され、空気感まで伝わります。
今まで知っていた戦時中の悲惨な話とは全く違うけれど、
これもまた、実際の当事者たちの真実の姿だと感じられました。
この本、私はとても好きです。
【ほし太の日向ぼっこ】
瑞穂の国
この時期東北を旅すると、
車窓には黄金の田んぼ♪
そして棒かけされた稲が立ち並ぶさま。
本当に日本は瑞穂の国だなあと感じます。
毎年秋には山形と宮城の
有機栽培でお米を作る農家さんを回ります。
稲作は一年に一度、そして毎年違うから。
毎年毎年、
その年の稲の様子と、また今年もよろしくお願いしますと、
お話を聞きに行きます。
この棒がけは、山形県川西町のおきたま産直センターの田んぼ。
まさに稲刈り真っ最中でした。
稲刈り前のほんの少しの合間を縫っての訪問のはずが、
今年の秋は雨が多くて、
稲刈り予定が大幅にずれ込み、
雨の合間の貴重な稲刈り日和にお邪魔してしまいました。
それでも嫌な顔ひとつせず、
二時間近くも貴重なお話が聞けました。
滑川の時も思ったけど、
有機栽培でお米を作るのは本当に大変!
今年も、川西町のお米は絶対安心安全、そして美味しいはず!
と確信できました。
だから、せめて私たちはお預かりした貴重なお米を、
少しでも多くの方に喜んで食べてもらいたいと思います。
【ほし太の日向ぼっこ】
遠刈田温泉(とおがったおんせん)
毎年秋に、山形と宮城のお米の農家さんを訪ねます。
その時の楽しみが温泉に宿泊できること♪
東北には温泉がたくさんあって、
行く度にどこに宿をとろうか悩みます。
今回はネットで探していたら、
源泉かけ流しの温泉で、料理がおいしいという口コミの宿をみつけました。
それも、1泊2食つきで9200円という安さ!
けど、この金額でそんなに期待したらだめだと思っていたのですが…。
夕食の時、
お膳に並びきれない20品目以上の手作りの料理が並びました。
写真にのっていない、
帆立のバター焼きや、ずんだ餅、ご主人が手打ちした10割の更科そば、
ご飯にお味噌汁、どれも本当に美味しかったのです。
ありきたりの宴会料理に飽き飽きの私達夫婦にとって感動ものでした。
温泉も勿論源泉かけ流し♪
安さの秘密は、建物が古いから。
でも、お部屋が小さくてトイレが部屋になくても、
廊下がぎしぎし鳴っても、
隅々まで綺麗にお掃除されていれば全然気になりません
お布団も気持ちよく、ぐっすりと眠れました。
翌朝の朝ごはんも本当に美味しかった♪
それにお土産に焼きたてのクロワッサンまで戴いて…。
お腹は一杯だったけど、あんまり美味しそうで我慢できずに
車の中で食べてしまいました!
今までもう一度来たいと思う宿ってあんまりなかったけど、
ここは来年も絶対来たいと思いました。
宮城に行く時は、絶対お勧めです♪
遠刈田温泉 たまや旅館
0224-34-2316
【ほし太の日向ぼっこ】
棚田
山梨に行く途中で見かけた棚田。
身延線と道路の間の、
ほんの少しのスペースで作られた稲が、
天日干しされていました。
二段だけの棚田で、
一枚の田が、ほんの二坪くらいの広さしかないのに、
大切に育てられた様子が伺えました。
最近は荒れた棚田が目立つようになってきたのに、
こうして今も作られているのを見るのは
やっぱり嬉しいです
【ほし太の日向ぼっこ】
秋のブライス
娘がネットオークションで買った
届いたばかりのブライスの服♪
レレとジェンナが着ると、
ああなんて似合うのかしら…。
このまま秋の草原にお弁当を持ってピクニックに行くみたい♪
「いつもは女王様キャラのジェンナが、こんなに可愛いなんて!」
と言ったら、
娘に「ジェンナはそんなことない!それに女王様じゃなくて王女様だよ」
と怒られました。
でも着る服によって、
全く違う表情を見せるのが、
このブライス達の最大の魅力なんですよね♪
【ブライス大好き】
ショコラショ パリジャン(ジャン=ポール・エヴァン)
毎日の食事はもちろん玄米菜食がいいと思っているけど、
唯一やめられないのが甘いもの。
そして特にチョコレート。
新宿伊勢丹の中にある、
ジャン=ポール・エヴァンの前を通ったら、
期間限定で、
好きな飲み物とマカロンが4つも付いたお得なプランがあり、
惹かれて中に入ってしまいました。
もちろん選ぶのは「ショコラショ パリジャン」
ホットチョコレートのクラシカルな飲み物。
マカロンは大好きだけど、
1人で一度に4つも食べたことはなかったのに、
ショコラショと一緒なんて、
ああホントになんて贅沢で幸せなんでしょう♪
【ほし太の日向ぼっこ】