2023年10月
紅マサリ厚切り干し芋
毎年販売している干し芋セットの中で、
私がイチオシなのが「干し芋大判セットです」
原料の選別から加工まで、
全て自社で作っている他には無い干し芋が厚切り干し芋です。
通常の干し芋よりも厚く切るので、
乾くまでには通常の2倍以上の時間、天日に干して仕上げます。
食べ応えのある大きさ、もっちりとした食感に、完熟した甘さが、
何とも言えず美味しい干し芋です。
サツマイモの種類は、いずみ、玉乙女、紅はるか、紅マサリの4品種。
今日は紅マサリの厚切りの写真を撮影しましたが、
厚みと言い、照り、艶、色、どこを見ても美味しそうでした。
【ほし太の日向ぼっこ】
東静岡アート&スポーツ/ヒロバ 企画展『遠い空。近い空』
東静岡アート&スポーツ/ヒロバで開催中の企画展
『遠い空。近い空』を鑑賞してきました。
丹羽勝次さんと丹羽奈々さんという親子アーティストによる二人展です。
こちらは勝次氏による作品『地に立つ』です。
きれいな色で塗られた大きな箱。
ヒロバには黄色の箱も青い箱もあります。
勝次さんの詩です。
遠い空の下に、シェルターが建つ。
シェルターに寝床の温もりはあるか。
近い空の下に、シェルターが建つ。
世界の友は言う。
核の弾頭より、花がいいと。
遠い空。近い空。
どこまでも、どこまでも。
いつまでも、いつまでも。
遠い空。近い空。 (2023年9月)
この箱はシェルターなのでしょうか。
勝次さんは1931年生まれとのこと。
父にも母にも重なります。
勝次さんの平和への願いがこめられていました。
こちらは奈々氏の作品。
長い布には青、黄色、赤を主体とした鮮やかな線が描かれ、
風になびくとどこまでもその線が流れていくようでとてもきれいでした。
奈々さんの詩です。
ヒロバ
ヒロバはあった。
流れる水が渇きを癒し
地の恵みが飢えを満たす。
野の花が風に揺れる。
同じ空の下、
何が起きているのだろう。
子どもたちはどこに行くのだろう。
花は、鳥は、太陽は、どこに行くのだろう。 (2023年9月)
このヒロバには子供たちの遊ぶ姿があり、笑い声が響いています。
何もない空間の贅沢さを、空の広さを感じられる場所。
そんな貴重な空間がこれからも
このままであってほしいと強く願います。
昨日もイスラエルとガザ地区で起きた悲しいニュースが流れました。
世界はどこに向かっていくのでしょう。
【ほし太の日向ぼっこ】
文楽 2023年10月地方公演
10月8日に静岡グランシップで上演された文楽を観劇しました。
文楽協会が毎年10月と3月に全国各地を巡演していて、
毎年楽しみにしています
今回も昼夜通し券を購入しました。
昼の部は文楽三大名作の一つ「義経千本桜」の三段目、
椎の木の段とすしやの段です。
義経千本桜は歌舞伎にもうつされ、
昨年菊之助さん主演の通し上演を観劇したので物語の筋は知っていました。
それを人形と浄瑠璃、三味線でどう描かれるのかが楽しみでした。
人間国宝の桐竹勘十郎さんのいがみの権太は、
前半は粗野な悪党ぶりが板につき、
後半は改心した権太の心情を巧みな人形の動きで豊かに表現されていました。
同じく人間国宝鶴澤清治さんの三味線もききごたえ十分でした。
夜の部は世話物の「桂川連理柵」から、
帯屋の段と道行朧の桂川。
この演目は初めてでしたが解説をして下さった豊竹芳穂大夫さんから、
既婚者のアラフォー中年男性が隣に住む女子中学生に手を出し、
妊娠させたあげくに二人で心中するというお話だとざっくり説明がありました。
全くどうしようもない話ですが、
主人公の妻の健気さや、継母とその連れ子の意地の悪さが、
浄瑠璃と三味線の語りで軽快に表現されていて見ごたえがあり面白かったです。
静岡ではなかなか目にする機会のない文楽ですが、
こうした機会にまた足を運んで観劇したいです。
夜の部の幕前には、人形遣いによるミニレクチャーや、
日本茶インストラクターによる呈茶サービもあり、
合わせて一日とても楽しめました。
【ほし太の日向ぼっこ】
手創り市 ARTS&CRAFT SIZUOKA
10月7日と8日に開催されたARTS&CRAFT SIZUOKAに行ってきました。
静岡県護国神社境内9つのエリアに分かれ、
今回は「旅のお供に」がテーマとなっていて、
全部で134店の個性豊かなお店が出ていました。
陶器、ガラス、木工製品、籠、アクセサリー、衣類、植物、時計、食品など、
様々なジャンルに分かれていて、
一軒一軒見ていくだけでも大変ですが見ごたえがありました。
こちらは、東京から参加の「LA PAUSE」さんの欧風菓子のセット。
ヨーロッパのスパイスが効いた焼き菓子ということです。
「あまり普段目にすることはないヨーロッパの郷土菓子のおいしさを
知っていただきたく、なるべく安価で毎日たのしめる、そんなお菓子を。」
をコンセプトに、すべてのお菓子の副原料の仕込みから焼成まで
一人ですべて責任をもって行っているのだそう。
とても楽しみです。
高知県から来て下さったという「ポワリエショコラ」さん。
どれも美しくて迷ってしまいました。
秋を意味する“ロートンヌ”という名がついたマンディアンを購入しました。
マンディアンは、フランスで考案されたチョコレート菓子の一種で、
チョコレートを薄く延ばした生地の上に、
ドライフルーツやナッツなどをトッピングしたもの。
こちらは周りをブロンズチョコレートでコーティングしたガトーショコラ。
ピスタチオの風味とゲランドの塩がいいアクセントになっていました。
静岡ではなかなか手に入らない珍しいお菓子が買えて大満足です。
他にも美味しそうな食べ物がたくさんあったので、
次回はお昼ご飯を食べずに行きたいと思います。
【ほし太の日向ぼっこ】
ハロウィンメガネ
百円ショップのセリアの犬猫用のメガネが、
ハロウィンバージョンになっていて可愛いので買ってみました。
以前、姪が買ってくれた黒ぶちメガネが全く似合わなかったアシュくん。
可愛いハロウィンメガネでも、
オジサン感が出てしまいお世辞にも似合うとは言えません。
そもそも被り物も洋服も大嫌いなアシュくん。
一瞬でとってしまうので、
お気に入りのバウンサーにいるリラックス気分の時に再度チャレンジ。
今度もすぐに取りたがりましたが、
その時の手の動きがちょっといい感じです。
【猫とお昼寝】
落花生
事務所近くにある野菜の無人販売所に、
生落花生が一袋200円でおいてありました。
ここにはゴーヤ、茄子、オクラ、ポポー、空心菜など、
となりの畑で収穫された野菜がほとんど一品100円で販売していて、
いつもお弁当作りにとても役立っています。
野菜全般の値段が高騰しているので今夏も大変お世話になりました。
そして秋の訪れとともに今年初物の落花生を購入。
さっそく茹でて夜の晩酌のお供に頂きました。
少ないようですが二日にわたって楽しめました。
美味しかったです。
【ほし太の日向ぼっこ】
自然農の田んぼ2023 田んぼ見学可&昼食会
田んぼ見学会の後は、一品持ち寄りの昼食会です。
手前からフルーツポンチとマッシュルールとバジルソースのパスタ、
我が家持参の、車麩のカツと高野豆腐と椎茸、万願寺唐辛子の炊き合わせ、
木綿豆腐の梅酢漬けと、切り干し大根とキュウリのサラダ、
畑で採れた葉っぱのサラダと、ジャガイモとラッキョウの味噌和え。
米粉、米飴、米油を使った三種類のパン。
二種類のジャガイモのソテーと大豆とおからのから揚げ。
こちらもお豆腐トッピングは柴漬けと天かす、
大豆の甘辛揚げ。
玄米ご飯のおむすび、ひよこ豆と赤米入り、
オクラ。
野菜のパイとキュウリの塩漬け
手作りカゴと秋の草花。
皆さんそれぞれに工夫を凝らした美味しい料理が並びました。
お腹もいっぱいになりとても幸せです。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ2023 田んぼ見学会&昼食会
10月1日に自然農の田んぼ見学会がありました。
昨年から行っていて稲刈り前にそれぞれの田んぼを皆で見て回ります。
いろいろな気づきや来年に向けて栽培のヒントを貰える有意義な会です。
最初にこの会をまとめてくれている地元の友人の田んぼを観ました。
多品種の稲がカラフルな穂をなびかせ育つ田んぼはとても美しかったです。
中でも、5年ほどかけて選別を繰り返して育てたという黒米は、
地元の気候と土にあっているようです。
名前のない品種なので「奥藁大黒」と名付けたそうです。
他にも、あさひ、赤米の紅ロマン、緑米などが植えられていました。
順番に田んぼを回ってそれぞれのお話を聞きました。
この田んぼは、直播きと田植えのスケジュール調整、
そして草の管理を失敗してしまい、稲が草に負けてしまったそうです。
他の田んぼでもそうですが今年はツユクサが多く見られました。
一見可愛らしい花を咲かせるツユクサですが、
踏み倒したくらいではすぐに起き上がってきます。
また、大きく育つとけっこうやっかいです。
この田んぼは、今年は忙しく田んぼに割く時間がなかなかとれなかったそうです。
また、鳥に食べられてしまったか、蒔いた時期がよくなかったのか、
直まきした籾がほとんど発芽しなかったので、
家でプランターに蒔いた種からできた苗と、
田んぼにばらまくようにして作った苗床で出来た苗を田んぼ全体に植えたそうです。
小さな苗も植えたので育つか心配だったと話していましたが、
分決は少ないながらもちゃんと稲が育っていました。
我が家の田んぼです。
水が止まってからは一度も草取りしていないので、
大きな草がたくさんはえてしまいました。
今年の反省としては、籾まきの時期が早すぎたことと、
蒔いた後に保湿と保温をしっかりしなかったので、
発芽率がとても悪く発芽じたいも遅かったことです。
来年は籾を蒔くときにただ土に置いていくのではなく、
根のところを少し差し込むようにしてみようかと思いました。
(他の人の話を聞いて)
条間(稲と稲の間)30㎝、畝間45㎝ときっちり測って稲を植え、
一週間に一度は草刈りや手入れに訪れたという田んぼは、
やはり稲の育ちもよく安定しています。
全部で10面の田んぼを見て回り話を聞きました。
いつもは自分の田んぼとしか向き合うことはないので、
一年に一度のこの機会はとても貴重で勉強になりました。
お天気にも恵まれて気持ちの良い一日でした。
【きらくな寝床】
こんなになるまで・・・
アボカドの種はきれいに洗ってから水栽培すると、
かなりの確率で芽を出すので捨てられなくなりました。
水栽培はコンビニのアイスコーヒーのカップと蓋を使います。
最初は種に亀裂が入り根っこが出ます。
根がある程度伸びたら今度は芽が出て茎と葉が出ます。
根っこがカップの中でモシャモシャになるほど水栽培している時もあるし、
早めに植木鉢に植えることもあります。
写真のアボカドくんは、
忙しくてなかなか鉢に植え替えてあげることができなくて、
流し台の横に置いていたら(水を毎日換えるので)
光を求めてか茎がぐんぐん伸びてのっぽさんになってしまいました。
こんなになるまでほおっておいてごめんね。
今日、もう一つのアボカド(こっちもけっこう伸びてる)と一緒に鉢に植えました。
今まで水が潤沢にあったところからまわりが土になったからか、
しばらくすると先端が萎れてきていましたが、
水をたくさんかけておいたら夕方には元通りになっていたので一安心。
こちらは、今年の春ごろ鉢に植え替えたアボカドくん。
土になじめず枯れてしまうことも多いけれど、
この子は元気に育っています。
後ろにはまだ水栽培中で鉢植えを控えているアボカドくんもいます。
(流し台のところにも予備軍が数個います)
そろそろ里親探しが必要です。
【ほし太の日向ぼっこ】
紫蘇の実
自然農の田んぼの仲間から紫蘇の実をいただきました。
さっそく夜なべ仕事開始です。
まずは枝から実だけを取ります。
茎についているのと反対側にしごくと実がぽろぽろと取れました。
二人で1時間ほど作業して、
取れた実は65gでした。
水できれいに洗ってから沸騰したお湯でさっと茹でます。
キッチンペーパーで水気を拭き取ってから10%(6.5g)の塩をまぶします。
ジッパー付きの袋に平らに入れて冷蔵庫で1日置きます。
出来上がったらおむすびに混ぜたりと、
色々美味しく使いたいです。
【ほし太の日向ぼっこ】