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ご存じ、白猫ざむらい かたやま和華 著 集英社文庫

かたやま和華さん作の集英社文庫「猫の手や繁盛記シリーズ」6作目、
「ご存じ、白猫ざむらい」を読みました。
もともと1作目の「猫の手、貸します」をタイトルに惹かれて買ったのは私ですが、
忙しさにかまけて読んでおらず、
娘が先に読んだら気にいって大人買いしました。
読んだら本当に面白くて、このところずっと読んでいました。
毎年のように新作が出ていたのに2019年6月の本作が今のところ最新でした。

旗本の跡取り息子である宗太郎、
ある晩酒に酔って猫又を尻に敷いてしまい祟りで白猫姿にされてしまいます。
百の善行を積むまでは人に戻れないということで、
長屋住まいでよろず請負家業「猫の手屋」を営んでいます。
ある日銭湯で、旗本の父親とばったり遭遇。
そこで板の間稼ぎという詐欺事件が起こり・・・。

宗太郎の父親のイメージがあの遠山の金さんのようで、
2人が協力して事件を解決する様子も楽しかったです。
子を想う親の気持ち、
四角四面だった宗太郎が
長屋暮らしで次第に角が取れて丸くなっていく様子も、
とてもほのぼのしていて楽しく読めました。
新刊が早く出ないかなぁ。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2021年06月10日 14:39