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方舟 夕木春央 著 講談社

久しぶりにミステリー小説も読みたいと思っていたところ、
ミステリーランキングに数々ランクインしているという
雑誌の書評を読んで興味がわき、
図書館でリクエストして読みました。
この作者さんの作品は初めてです。

大学時代の友人と従兄の7人で山奥にある地下建築を訪れた柊一は、
偶然出会った、道に迷って困っているという家族三人と、
地下建築(地下三階建て)の中で一晩を過ごすことに。
翌日の早朝、地震が発生し扉が岩でふさがれ、
さらに地盤に異変が起こり地下三階から水が流入し
このままではおよそ一週間で地下建築は水没し全員が死ぬ運命となる。
けれど誰か一人が残り岩を地下二階に落とせば脱出は可能。
その役を誰がやるのか・・・。
そんな矢先、殺人が起こり、
その犠牲になる一人は犯人がなるべきであると全員が思う。

物語は柊一の目線で進行し、
推理役となった従兄の翔太朗とともに犯人の手がかりを捜していく。
そのうちに第二、第三の殺人が起こり・・・。

地下建築の閉そく感で読んでいると息苦しく感じ、
全員が怪しい状況で誰にも共感できませんでした。

最後のどんでん返しは予想もつかない結果で伏線も回収され、
謎は全てすっきりはします.
が、読後の気分があまり良くなかったのが残念でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2023年09月01日 17:17