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柳家小三治一門会

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24日、静岡グランシップで開催された、
「柳家小三治 一門会」に行って来ました。

真打4人が登場するという何とも豪華な会。

トップバッターは今年3月真打に昇進したばかりという、
柳家小八師匠が登場。

ドジな泥棒が親方に連れられて追いはぎをするため、
脅し文句を口移しで教わるが…という「鈴ヶ森」。

初めて聴いた噺でしたが、
江戸弁の滑らかな口調が上手でとても面白かったです。

次は、柳家はん治師匠。
小三治師匠の三番目のお弟子さんなんだそう。

与太郎がそろそろ結婚したいと大家さんに頼み、
紹介されたのがある大店のお嬢さん。
器量もよく、財産もあるが、夜中に首が伸びてしまうという病をもっていた。
という「ろくろ首」という演目。

はん治師匠は、
落ち着いた雰囲気のいかにも落語家らしい風貌で、
安定した面白さでした。

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中入りをはさんで、
後半は、まず柳家三三師匠が登場。
めくりを見た時、人気落語家の登場にまさかと思いました。

まくらは、最近話題の元プロ棋士加藤一二三さんと、
三三が似ていて間違われるというところから、
前半以上に会場は笑いの渦になりました。

演目は「橋場の雪」
居眠りを起こされた若旦那。
妻に夢の内容をきかれ
後家さんに誘惑されそうになったことを話すが、
それに嫉妬し泣き出した嫁の声を聞き付け、父親がやってきて…。

という登場人物の演じ分けがとても難しい演目でしたが、
さすがの三三師匠、上手かったです。

トリは「待ってました、たっぷりと!」と会場から声がかかりました。
柳家小三治師匠の登場。

実は先月頚椎の手術をしたばかりということで、
病気の話から入り、演目は「千早ぶる」。

知ったかぶりの男が百人一首の中の歌の意味を聞かれ、
千早という花魁に振られた竜田川という関取が
故郷に帰り豆腐屋になるというでたらめを話して聞かせます。

まくらでは、話の次ぎ目に詰まるところもありましたが、
落語に入ると全くそんなことはなく、
さすがの大真打の姿にこちらまで嬉しく心から楽しめました。

とても贅沢な会でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2017年10月25日 13:42