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歌舞伎

友人に誘われて歌舞伎の観劇に行ってきました。
以前着物の着付けを習っていた頃に、
着物を着て歌舞伎を見に行くというイベントがあり、
前の歌舞伎座には行ったことがありましたが、
新しくなった歌舞伎座は初めてです。

新幹線とセットになったJR東海ツアーズの歌舞伎ツアーだったので、
よくわかっていなかったのですが、
観劇できるのは八月納涼歌舞伎の第一部のみでした。
演目は、
1、伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)
2、闇梅百物語(やみのうめひゃくものがたり)

第二部は人気の東海道中膝栗毛でしたが、
こちらは残念ながら見ることができませんでした。
それでも11時開演で14時まで
幕間30分を含んで3時間の滞在を堪能できました。

10時頃に歌舞伎座に着くと、
一幕だけをお得な価格で見ることができる、
幕見というチケットを購入するために長蛇の列ができていました。

開場は10時半なので、
それまで地下にある木挽町広場というお土産売り場で、
色々見て回りました。
閉演後はかなり混むそうなので開演前にお土産はゲット!

さらに会場に入ってから座席を確認して、
歌舞伎座の中を色々見て回りました。
友人は毎年見に来ているので歌舞伎座に詳しくて、
ここでしか買えない“めでたい焼き”というのを教えてくれました。

お昼はお弁当が付いていますが、
観劇前に席で鯛焼きを食べました。

鯛焼きは北海道産小豆を上品な甘さに炊いてあり、
中には紅白の白玉が入っています。

歌舞伎座では公演中でなければ、
席での飲食は自由とのこと。
持ち込みもOKなので、売店には色々な物があり、
お隣の席の方は白ワインを飲まれていました。

一の演目後に30分の休憩がありお弁当タイムです。
ロビーでお弁当を引き換えて席で食べました。
ちょっと甘めの味付けです。

観劇の後は6階にある歌舞伎座ギャラリーに行って歌舞伎体験しました。
このチケットもツアーに含まれています。
衣装や小道具、隈取など興味深かったです。

さて肝心の歌舞伎はというと、
『伽羅先代萩』は、仙台藩のお家騒動を元に作られた歌舞伎で、
幼い君主をただ一人守っている政岡という乳母役の七之助が、
武家の女としての勤めとわが子への愛情を見事に表現していました。
中村勘太郎、長三郎という幼い二人も重要な役柄で、
1時間以上の演目を見事に演じきりました。
幸四郎の悪役もさすがの迫力でした。
月イチ歌舞伎のワンピースでファンになった巳之助も見られて嬉しかったです。

『闇梅百物語』は夏に上演される演目だそうで、
色々なお化けが出てきてユーモラスな場面が多くて楽しかったです。
幸四郎の骸骨ダンスも見ものでした。

座席は花道のすぐ横だったので役者さんを真近かで見られて、
衣装の豪華さといい、役者さんの迫力をとても実感できました。

やっぱり生はいいな~。
また行こうっと!
幕見もやってみたいな。

そうそう、音声ガイドも必須アイテムでした。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2019年08月26日 18:10