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月イチ歌舞伎6月「喜撰/棒しばり」

月イチ歌舞伎の6月「喜撰/棒しばり」を観劇しました。

二本立てで77分という短さですが、
あっという間に感じないほど見応えのある舞台でした。

「棒しばり」
狂言が元になった松羽目物。
酒好きの太郎冠者と治郎冠者、
主人が、家を留守にする間酒を飲まれるのを心配して、
太郎冠者の両手を後手に、治郎冠者の両手は棒に縛って出掛けます。
それでも二人は苦心して協力しながら蔵の酒を飲みます。
次第に酔っぱらって舞に興ずるうちに主人が帰ってきて…。

初演時、六世尾上菊五郎と七世坂東三津五郎が大当りをとったという演目を、
それぞれの孫、曾孫にあたる勘三郎さんと三津五郎さんの二人が勤めています。
プライベートでも仲が良かったというお二人の息の合った楽しい演目でした。
途中何度も声を出して笑ってしまいました。

今はお二人とも鬼籍に入られてしまい、
もう二度と生で観られないのが何とも残念で悲しいです。
2004年4月歌舞伎座にて上演。

「喜撰(きせん)」
桜が満開の京都が舞台。
高僧の喜撰法師が、祇園の茶くみ女に心を奪われて口説きますが、
あっさり降られてしまい、
お迎えに来た弟子たちと賑やかに踊り、庵に帰っていくという名作舞踊。

舞踊の名手、坂東流家元の
三津五郎さんの素晴らしい踊りをひたすら堪能できます。
七世坂東三津五郎の当たり役ということで、
祖父、父、そして三津五郎さん自身も襲名公演で踊った演目で、
坂東家の芸なのだそう。

小僧さんたちの顔ぶれが豪華で、
松也さん、巳之助さん、壱太郎さん、新悟さん、右近さん、
といった私でも知っている若手俳優さんたちの、
さらに若いときの姿を垣間見ることができて嬉しかったです。
2013年6月歌舞伎座にて上演。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2020年06月25日 17:08