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ショパン 200年の肖像 静岡市美術館

静岡市美術館で8/1~9/22まで開催中の、
『ショパン200年の肖像』展に行ってきました。
日本とポーランド国交樹立100周年記念の企画でした。
写真は、市美術館でおなじみのラッピングエレベーター。

本展は、ワルシャワの国立フリデリク・ショパン研究所の全面協力の元、
ショパンの音楽だけでなく、生前に制作されたショパンの肖像や、
同時代の絵画、彼の住んでいた街並みの様子、
現代の芸術家たちがショパンにインスピレーションを受けて制作した作品など、
ショパンの人となりと彼の生きた時代を多角的に紹介しています。
ラッピングエレベーターの肖像は、
まさにショパンの生前、1847年にアリ・シェフェールにより描かれたものでした。
ドラクロワが1838年に描いた『フレデリク・ショパンとジョルジュ・サンドの肖像』
(現在は二つに分割され、別々の美術館にある)の復元もとても興味がひかれました。
また、直筆譜や手紙はポーランド国外ではなかなか見ることができないもので、
日本初公開の貴重なものもありました。
ショパンの左手像は、
華奢で細く長い指がまさにイメージそのままでした。

多くの芸術家によるショパンの曲からのイメージで制作された作品は、
音声ガイドで聴ける曲もありましたが、
もっと詳しく知っていたならもっと楽しめたんだろうなぁと思いました。
ちなみに、音声ガイドのナレーションは、
テレビアニメ「ピアノの森」で主人公の母親役を演じる坂本真綾さん。

最後はピアノの森の原画も展示され、
まさにショパンを巡る多角的な企画展でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2020年08月31日 17:34