2018年12月
あわやDV
![](http://hoshiimojiten.com/blog/wp-content/uploads/2018/12/IMG_0621-300x300.jpg)
昨日のこと、アシュと一緒に出勤の際、
抱き上げて車から事務所に連れて行こうとした瞬間。
事務所前の道路を大きなトラックが通過したのか、
はたまた自転車でメール便を配達のお姉さまに驚いたのか、
突然アシュが大パニックに陥りました。
なんと私の胸の中で大ジャンプし事務所に駆け込み。
残された私の首と胸と腕にはその爪あとがくっきりと残りました。
暖かい日だったことも災いし服装は長袖のTシャツ一枚。
しかも胸元もUの字に大きく開いていました。
![](http://hoshiimojiten.com/blog/wp-content/uploads/2018/12/IMG_0622-225x300.jpg)
しばらくは血が止まらず、
服につかないようティッシュと消毒液で抑えていなければなりませんでした。
その痛いことといったら…。
今まで旦那様が好きでアシュと遊んで爪を引っ掛けられるのを横目で見ていた私。
まさか自分がこんなことになるとは…。
冬だし、年齢的にも傷の治りが遅くなったと感じるきょうこのごろ、
きれいに治るのはいつになることやら。
アシュは、その後しばらく懲役30分の箱詰めの刑にしたけど、
自力で脱獄してきました。
【猫とお昼寝】
缶ビール用の竹かご
![](http://hoshiimojiten.com/blog/wp-content/uploads/2018/12/IMG_0611-300x300.jpg)
先日、ちょっとしたお礼にプレミアム缶ビールを差し上げたYさんから、
こんな素敵なプレゼントを戴きました。
なんと、缶ビール用の竹かごです。
Yさんは、竹かご作りを河口湖町勝山スズ竹伝統工芸センター(通称ざる学校)
で習得しました。
先日会った時も「明日は河口湖に竹を採りに行く」と話していました。
今回戴いたかごの竹も青々としているので、
その時に採ってきた竹で編んでくれたのだと思います。
私もちょっとだけYさんから習ったことがありますが、
採ってきた竹を裂いて、同じ太さにするのは本当に手間がかかります。
材料ができるまでも大変、その後編むのも大変な労力です。
![](http://hoshiimojiten.com/blog/wp-content/uploads/2018/12/IMG_0612-300x300.jpg)
缶ビールを入れるとこうなります。
先日のビールの缶を中に入れて編んだと話していたので、
サイズが本当にピッタリです。
思いがけないプレゼントで嬉しいやら、申し訳ないやら。
さらにプレミアムなビールをお礼に差し上げなければと、
ちょっと下心アリでまた思いました。
【きらくな寝床】
SPAC演劇「歯車」 演出:多田淳之介
![](http://hoshiimojiten.com/blog/wp-content/uploads/2018/12/歯車-212x300.jpg)
劇団SPACによる芥川龍之介原作の『歯車』を観劇しました。
演出の多田淳之介氏は、東京デスロックを主宰され
埼玉の富士見市民文化会館の芸術監督も務めています。
今回の演出は、SPACの芸術総監督 宮城さんからの依頼だということでした。
歯車は芥川の死後発表された最晩年の作品で、劇中には芥川本人らしき作家が登場します。
ある男が、知人の結婚披露宴に出席するため上京。
一緒に乗り合わせたタクシーの中、散髪屋からレインコートを着た幽霊の話を聞きます。
その後行く先々でレインコートを見かけるようになり、
次々と不快感や不安、死への恐怖に苛まれ、
ひどい頭痛とともに視界の半分に歯車が現れ回り続ける中、
ホテルの一室で執筆活動を続ける「僕」。
舞台上は大きな斜めの板が左右に組み合わされ、
それだけでも主人公の不安感が伝わります。
前半「僕」自身は登場せず、セリフのみが後方から聞こえて来ました。
後半は登場するものの、大音量の音の洪水が右から左から流れ、
まるで主人公の頭の中にいるような気分になりました。
何でもない日常風景の中に、
恐ろしいものや、不快なものを見出してしまう恐怖。
アフタートークでも話題になりましたが、
芸術家が自身の創作過程において様々な要素を削ぎ落としていくと、
神経はそれだけ鋭く顕になる。
そこに生きづらさが生じてくる。
全く私は凡人でよかったと思いました。
【ほし太の日向ぼっこ】
今年初のすっぽん鍋
![](http://hoshiimojiten.com/blog/wp-content/uploads/2018/12/IMG_0594-300x300.jpg)
久しぶりに家族そろって日本料理「治作」さんへ食事に行ってきました。
12月に入りお店はとても忙しそうでした。
板前の満さんが「今日はもう少し寒くなると思って用意しました」と、
「煮鮑と大根のあんかけ」から始まりました。
![](http://hoshiimojiten.com/blog/wp-content/uploads/2018/12/IMG_0595-300x300.jpg)
飯蒸しは、蛤と腐乳、牡蠣の辛煮、からすみのどれがいいか聞かれましたが、
全員蛤と腐乳にしました。
一口二口で終わってしまうのでシェアしないで各自食べたいものを選んだ結果です。
先代の時からの、この腐乳ごはんがかなり好きです。
![](http://hoshiimojiten.com/blog/wp-content/uploads/2018/12/IMG_0596-300x300.jpg)
お造りは、金目鯛の炙り、赤貝、平目、赤いか、鮪のトロ。
鮪以外は塩で戴きます。
お魚の甘みが際立ってとっても美味しかったです。
![](http://hoshiimojiten.com/blog/wp-content/uploads/2018/12/IMG_0597-300x225.jpg)
目でも楽しい八寸は、
白和え(何の白和えだったか忘れてしまいました)
春菊のナッツ和え、バイ貝、クワイのチップ、
蕪の菊花、鰆の炙り寿司、アンキモ、いくらの醤油漬け。
どれも甲乙つけがたく美味し~いけど、
鰆のお寿司が特に好き!
![](http://hoshiimojiten.com/blog/wp-content/uploads/2018/12/IMG_0598-300x300.jpg)
本当はここですっぽん鍋になるところを、
お椀は外せない!とのわがままな要望で作っていただきました。
白菜のすり流しに、鱈の白子の炙りが入っていました。
すごく立派な白子でした。
白菜のすり流しも絶品です。
もちろん治作さんの自信作、胡麻豆腐もいただきました。
![](http://hoshiimojiten.com/blog/wp-content/uploads/2018/12/IMG_0599-225x300.jpg)
ずっと食べたかった、すっぽん鍋。
グラグラ煮え立った土鍋で一人分づつ出てきます。
唇がヌメヌメするくらいコラーゲンたっぷりのお出汁は最後の一滴まで飲み干します。
![](http://hoshiimojiten.com/blog/wp-content/uploads/2018/12/IMG_0600-300x300.jpg)
ご飯は、もちろんすっぽん雑炊。
ここにも小さく切ったすっぽんがたっぷり!
玉子でとじて葱と、しば漬けの箸休めも嬉しいです。
![](http://hoshiimojiten.com/blog/wp-content/uploads/2018/12/IMG_0601-300x300.jpg)
最後はフルーツいっぱいの白ワインゼリー寄せ。
苺の紅ほっぺが甘くて、シャインマスカット、巨峰、ブルーベリー、
グレープフルーツとが、爽やかに食事を締めくくってくれました。
ありきたりの一言ですが、今回もとっても美味しかったです。
、
【ほし太の日向ぼっこ】
大豆の収穫
![](http://hoshiimojiten.com/blog/wp-content/uploads/2018/12/IMG_0606-300x300.jpg)
先週いいお天気が続き、
約一週間天日に干した大豆がカラカラに乾きました。
田んぼで干していたら、さやがパチパチはぜて、
下にかけた不織布に豆が落ちるまでおくのですが、
我が家のベランダに干してあったので、
水曜日の夜、雨がポツポツ降ってきたタイミングで取り込み、
段ボール箱に入れておきました。
さやから豆を取り出すのは人手がいるので、
娘が帰省したタイミングで手伝ってもらいました。
けっこうさやがたくさんついていて、
中から小ぶりながら緑色のいいお豆が出てきます。
一日ではとても全部やりきれません。
今のところ3分の一くらいやったでしょうか?
出てきた大豆は見たところ300gはありそうです。
全部やったら1キロ以上になりそうな手ごたえです。
このお豆でお味噌が仕込めるかなぁ。
【ほし太の日向ぼっこ】
今年最初の花
![](http://hoshiimojiten.com/blog/wp-content/uploads/2018/12/IMG_0592-300x300.jpg)
我が家の乙女椿の花が咲きました。
今年初めてです。
父が植えた木です。
父は実がなる木が好きで、
柿の木が2本、甘夏の木、スモモの木、ブドウの木がありますが、
この椿は食べられる実がなるわけじゃないのに、
かなり古くから家にありました。
八重の椿で色がピンクのとっても可愛い花が咲くので、
父のイメージとは全く違うけど、
案外こういう可愛い花の木が好きだったのかな。
親子でも知らない一面がけっこうあることを、
父が亡くなってから知ることも多いです。
もっと生きている時にたくさん話を聞いておけば良かった…。
【ほし太の日向ぼっこ】