ほし太の日向ぼっこ
畑仕事の合間に…。

干し芋畑の草取りも今が一番の繁忙期。
暑い日差しに照らされての作業は、
すぐに汗が噴き出てきて、
短い時間でも体力が消耗します。

作業の合間に、
仲良しの隆夫さんのお宅に寄ると、
ちょうどご近所さんが集まってお茶の時間。
海風が芝生の上を吹き抜けて別世界のように涼しく快適です。
隆夫さんが、私たちのために立派なスイカを畑からとって来てくれました。
そのあまりにも見事な形と大きさが、
まるでアート作品のようで、食べるのが勿体ないくらい。

でもすぐに切ってみんなで頂いてしまいました。
隆夫さんのスイカは、市場に出すのではなく、
純粋に畑仕事の合間に食べるために作っているもの。
実生なので、飛び切り瑞々しくて甘いスイカです。
これを食べると疲れも吹き飛んで元気が出ます。
幸せです。
【ほし太の日向ぼっこ】
歳時記

タツマの別サイト「熟成干し芋 達磨庵」では、
毎月の行事にちなんだ歳時記のコーナーがあります。
8月は悩んだ末に、
毎夜あちこちで花火大会が開催されているので、
「花火」にしました。
写真自体は花火とあまり関係がなさそうになってしまいましたが、
(線香花火がほんのちょっぴり写っています)
スタッフが持っている素敵な器を借りて撮影。
真中の透明な急須(に見えるもの)は、
実は冷酒用の酒器なんだそう。
存在感がありますね。
スイカは父親が畑で作ったもの。
干し芋だけだとさみしかったので、
後藤さんから頂いた生のバジルものせてみました。
涼しげな写真に見えたら嬉しいです。
【ほし太の日向ぼっこ】
今日の冷や汁

毎日暑いので、今日もお昼は冷や汁にしました。
ところが、肝心なオクラもみょうがも、大葉もありません。
考えた末に、
ちょうど昨晩義母の家から持って帰ってきた、
ちょっとしおれたモロヘイヤをオクラの代わりにしてみました。
大葉はないとさみしいけど、
塩漬けにしておいた、えごまの葉っぱを使ってみました。
みょうがの代わりにはならないけど、
見ため的にいいかと思い、
父親が畑からとってきたばかりのプチトマトを細かく切って入れてみました。
そうそう絹ごし豆腐もなかったので、
代わりの木綿豆腐を少し小さ目に切りました。
きゅうりを塩でよく揉んで、ショウガのみじん切りと、
炒った胡麻はすり鉢でよく摺って、
冷たくした出し汁で味噌と一緒にのばして具を混ぜました。
意外と何でもイケるものですね。
【ほし太の日向ぼっこ】
巨大なシロウリ

干し芋農家さんから、野菜をいただくことが多いのですが、
夏は特に、大きく育ったきゅうりやシロウリをいただきます。

一本は半分に割って種をとり、
薄くスライスしてから塩で揉んで布巾に包み水分をぎゅっと絞ってから、
酢、醤油、砂糖、ごま油、唐辛子で和えてお弁当に。
残り2本は、キュウリのQちゃんならぬ、
シロウリのQちゃんにしてみました。
きゅうりよりもさらに水分が多いので、
どちらもしっかり水気を絞るのが肝心です。
【ほし太の日向ぼっこ】
銀蒔絵のひっかき

5月から先輩指導の下みんなで始めた「銀蒔絵のひっかき」
前回蒔いた銀粉の上から、いよいよひっかいてみました。
シャープペンシルの先の金属部分で少しずつ輪郭を描きます。
これは広告に出ていた図柄を参考にしたものですが、
みんなが「かささぎだね」と教えてくれました。

こちらは「鳥獣戯画」
有名な相撲のシーン。
この模様が果たしてどうなるのか、
最初は恐々でしたが、
ひっかいているうちにだんだんと楽しくなってきました。

ひっかき終ったら色漆をのせていきます。
鳥獣戯画の方は白黒なので、
透明に近い漆に白い染料の粉を混ぜて白い漆を作ります。
白といっても漆自体が茶色の色がついているので、
だんだんと茶色になりました。
最終的にはアイボリーっぽくなる予定で、
色はこの後も変化していくようです。

カササギは、パーツごとに色漆を作り塗って行きました。
首元だけは、鳥獣戯画で作った白い漆を塗り、
お腹はピンク色、背中は紫、くちばしと木は生漆の茶色を活かそうと思います。
色漆が乾いたら、上から輪郭線にしたい色の漆を塗ります。
鳥獣戯画の方は黒にしたいので呂色漆(黒)を。
カササギはまた白い色漆を作って塗る予定です。
完成まであと一歩。
8月27,28日開催の西部生涯学習センターのお祭りに、
間に合うかどうか…。
【ほし太の日向ぼっこ】
絵本 「このあとどうしちゃおう」 ヨシタケシンスケ著 ブロンズ新社

本が好きなので、新聞や雑誌に載っている書評や、
ラジオで本を紹介するコーナーが好きです。
この絵本も、何かの書評を見たかラジオで聞いたのか、
とにかく興味を持ったので図書館にリクエストを申請しました。
が、人気の絵本らしくなかなか借りることが出来ず、ようやく届きました。
なぜ興味を持ったのかというと、
絵本には珍しい死が題材になっているからです。
1ページ目は「こないだ おじいちゃんが しんじゃった。」
という文章から始まります。
みんなでおじいちゃんの部屋をかたづけていたら、
ベッドの下から「このあと どうしちゃおう」と書かれたノートが出てきます。
ここからが楽しいのですが、
おじいちゃんが想像した、死後の世界や天国や地獄のこと、
こんな神様にいてほしいなど、
思わずクスリと笑ってしまいました。
けれども、このノートを書きながらおじいちゃんが、
本当はどういう気持ちだったのかを考えたり、
自分でも「このあとどうしちゃおう」ノートを作ろうと思うことで、
ぼくが成長していきます。
死を思うことで生を考える。
それは大人とか子供とか関係なく、
人間として必要なことですね。
【ほし太の日向ぼっこ】
姪のパン

久しぶりに姪がパン教室に行ってきて、
作ったパンを貰いました。
オリーブを練り込んで岩塩を振って焼く「オリーブソルト パン」
というのだそう。
生地は強力粉と薄力粉を混ぜてあり、
玉子は入れず、最初の生地に入れるバターは5gだけ。
練った生地を4分割してから、上にハサミで切込みを入れ、
そこに無塩バターを2.5gづつ入れ込んで、岩塩をふるというもの。
シンプルで、ワインに合いそうなパンでした。
こういうレシピを持っていると、
持ち寄りパーティーとかにいいですね。
【ほし太の日向ぼっこ】
この名曲が凄すぎる 百田 尚樹 著

久しぶりにクラシック音楽が聴きたくなりました。
百田さんの、豊富な知識と音楽を愛する気持ちがとてもよく伝わってきました。
付録として、
百田さんがお勧めのレコードから、
抜粋した曲が聴けるのも嬉しいのですが、
ほんのさわりだけなので、
すこし欲求不満に陥ります。
紹介して下さっているレコードは、
いつか全曲通して聴いてみたいなあ。
【ほし太の日向ぼっこ】
珈琲ぜんざい

知らなかったのですが、
世の中に「珈琲ぜんざい」というジャンルの食べ物(飲み物)があるのですね。
よくお世話になっている方から、
お取り寄せしたという「珈琲ぜんざい」を頂きました。

調べたら、名古屋のカフェ文化の中から生まれたもののようです。
今回頂いたのは、珈琲ゼリーの中に甘い小豆が入っています。
珈琲のほろにがと甘い小豆とのコラボが美味しいです。
コメダに行ったことはありませんが、
期間限定でブレンドコーヒーに小豆が入ったものもあったようです。
名古屋発は、有名な小倉あんトーストとか、
あんこの文化があるんですね。
ちなみにこの珈琲ぜんざいは、
秋田のものでしたが…。
【ほし太の日向ぼっこ】
冷や汁

冷や汁の歴史は古く、
鎌倉時代には食べられていたという記録があるそう。
農民が忙しい合間にとる食事として簡単に食べられるため、
僧侶などにより全国に広まったのだとか。
味噌を出しで伸ばし、キュウリやシソや茗荷などを入れて、
ご飯にかけるというのがもっぱらのスタイルで、
宮崎県の郷土食が一番近いものらしいです。

夏の暑い日中に、食欲がないときでも食べられるので、
今回、会社のお昼に作ったらとても喜ばれました。
今回は胡麻をフライパンで炒ってからすり鉢でよく摺り、
味噌と混ぜて冷やした出し汁でのばしました。
きざんだきゅうりと、大葉、茗荷、オクラ、しょうが、
さいの目に切った豆腐を入れて冷たい汁ごと、
炊きたて熱々のご飯にかけました。
野菜もとれるし、一緒にご飯も食べられて一石二鳥です。
【ほし太の日向ぼっこ】