ほし太の日向ぼっこ
カジュアル・ベイカンシー Ⅱ J.K.ローリング

Ⅰを読み終わって、
後半は何か救いがあるのだろうとつい考えてしまったけれど、
そういった劇的なものは何もなく、
暗い気持ちがしばし続いてしまいました。
“ラストに、ある種の救い(カタルシス)を読み取れるかどうかで、
この本の評価が分かれる”
と書いていた人がいたけれど、確かにそうかもしれません。
人生は映画や小説とは違ってこういうことなんだよね。
人は与えられた環境の中でしか生きていけないのだから…。
でもこれはどこか遠い国の、
自分とは関係のない人々の話、とは思えなかった。
特定の登場人物に自分を重ねることはできなかったけど、
色々な人の色々な思い(時にはダークな気持ちも)は、
自分の中にもあることを読みながら感じました。
【ほし太の日向ぼっこ】
プラムの花が咲きました。

20年以上前に父親と行った植木市で買ったプラムの苗。
それから毎年、春には色い花を咲かせ、
夏には赤い実をつける立派な木に成長しました。
隣にアパートができて駐車場となり、
木が大きくなりすぎてしまったので、
父が枝をかなり切ってしまい、殆ど丸坊主のようになってしまって、
ここ何年かは実もならずに寂しい気持ちでいました。
今年も、なかなか花が咲かなかったけれど、
ここ数日の暖かさで蕾がふくらみ、今朝は花が開き始めました。
今年は実がつくかな…。
楽しみです。
【ほし太の日向ぼっこ】
「ZOOEY」発売記念ライブ

佐野元春の新作「ZOOEY」の発売日とお誕生日の3月13日、
恵比寿にあるライブハウス「LIQUIDROOM」で記念ライブがあり、
新作のZOOEYを聴きこんで臨みました。
最初は、COYOTE BANDメンバー、
渡辺シュンスケ、カーリージラフ、深沼元昭
三人のバンド活動でのオリジナルの演奏を2曲づつ。
それぞれ魅力あるボーカルと演奏でした。
途中佐野元春が内緒でパーカッションに参加するという嬉しいハプニングも…。
そして待ちに待った新作「ZOOEY」から、
世界は慈悲を待っている、虹をつかむ人、ポーラスタア、
スーパー・ナチュラル・ウーマン、ビートニクス、La Vita e Bella
とまったく曲調が違う、6曲のライブパフォーマンス。
いくつになってもカッコいいです。
ここで1部が終了。
2部はトークイベントで、
佐野元春とCOYOTE BAND全員の楽しい話と、
参加者代表の質問コーナーがあり、
さすがmofa限定イベントだけあって、
レベルの高い、コアな質問や、裏話が飛び出てきて楽しい時間を過ごせました。
大阪や名古屋など、遠くから駆けつけたファンもいて、
みんなでお祝いムードが盛り上がりました。

【ほし太の日向ぼっこ】
土筆(つくし)

お米の配達から帰ってきたスタッフがつくしをとってきました。
小学校の近くのお宅で、毎年沢山とれるそうですが、
今年は少ないと言っていました。
寒いからでしょうか?
彼女は毎年楽しみに、佃煮にしたりオムレツにして食べるのだと言っていました。
少し調べたら、
スギナにくっついて出てくる事から「付く子」
袴の所でついでいる様に見える事から「継く子」となったそう。
また、伸びきる前は先端まで「袴」に覆われており、
その形状が「筆」に似ていることから「土筆」
という字を当てられるようになったんだとか。
春の代名詞のような存在だけあってもちろん春の季語です。
【ほし太の日向ぼっこ】
カジュアル・ベイカンシー Ⅰ J.K.ローリング

世界で4億冊以上売れた“ハリー・ポッター”シリーズの作者、
J.K.ローリングがシリーズ完結後5年たってようやく出した新刊。
読む前からこれはファンタジーではないこと、
いじめや貧困、育児放棄、ドラッグなど、
現代社会に潜むダークな部分が書かれた小説という前情報があって、
気分がのらず読み始めるのに時間がかかりました。
先に読み終わった娘からも
「登場人物が多くて読みにくい。共感できる人も誰もいない」
という話を聞き、ようやく返却期限ぎりぎりに読み終わりました。
確かに登場人物は多かったけど、人物相関図が付録についていたので
それを見ながら、最初に丁寧に関係を覚えるとけっこう物語に集中できました。
バリー・フェアブラザーという、一地方議員の死から、
彼に係わるさまざまな立場の人々の思惑が重なり合っていくところ、
登場人物の視点により物語が次々に変わっていくのが面白かったです。
最近読んだ「桐島部活やめるってよ」や湊かなえさんの小説を思い出しました。
J.K.ローリングは、ハリー・ポッターを発表する前、
生活保護を受けながらカフェで執筆していたと読んだことがあるので、
この話は、作者の実体験に基づくのかもしれないと想像しながら、
この先どのように決着するのか、次巻が楽しみです。
【ほし太の日向ぼっこ】
寒緋さくら

このところの暖かさで、会社の近くの桜が満開になりました。
今まで避寒桜と呼んでいたら、
近頃は彼岸桜と区別するために“寒避桜”と呼ぶのだそう。
ソメイヨシノの前に満開になる、ソメイヨシノよりも濃いピンク色のこの花は、
山の上のほうにあってもよく目だって
春の訪れを感じる花の一つです。
【ほし太の日向ぼっこ】
俺のフレンチ(Table Taku)

またまた東京へいったついでに、
先日驚きのコスパだった俺のイタリアンに続き、俺のフレンチへ行ってきました。
本当は銀座店に行く予定だったけど、
一足先に並んでくれた娘から、
銀座店のほうは長蛇の列だったからこちらに並んだと連絡があり、
行くと私たちの前に4組が並んでいました。
午後5時くらいから並び始め30分ほどで店内へ…。
このお店は、ジャズの生演奏があるのでミュージックチャージがついていましたが、
テーブルに着いたときには殆ど演奏が終わりかけの頃だったので少し残念。
ネットには各店それぞれにメニューが違うとありました。
ここはフレンチといっても、創作メニューっぽい感じ。

飲み物と共にきたのは、お通し“自家製オリーブのオイル漬け”(300円×3)
これは“ほろほろ鳥のガランティーヌ”(580円)
中にフォアグラとごぼう、里芋がまいてありました。

“鴨コンフィとクリームチーズ塩キャベツの春巻き”(580円)
揚げて温かいので、鴨の味をより強く感じます。

“生ウニのエスプーマ~オマール海老とキャビアのジュレ”(1280円)
中で層になっているのでスプーンですくって食べます。
ウニの味とオマール海老・キャビアのジュレがいいアクセントとなったお洒落な料理。

“帆立貝とポルチーニ茸のキャベツ包み”(780円)
大きくて厚い帆立が何枚も入っていました。
ソースはトマトと柚子ということでちょっと和風っぽいメニューです。

“淡路産玉葱のグラタン”(380円)
びっくりするほど玉葱だけの甘さが際立つグラタン。
安いです!!

“マスカルポーネアイスのアフォガート”(300円)
アイスに熱々のエスプレッソコーヒーをかけて、
エスプレッソの苦味とアイスの甘味が絶妙です。

周りのテーブル殆どが頼んでいました。
“エスプレッソと栗のプリン”(450円)
容器が変わっていて栗の味が楽しめるプリンでした。
飲み物はエビスビール2杯、白と赤のグラスワイン、ミモザ
を頼んで3人でお腹がいっぱいになり10000円弱。
やっぱりコスパがいいですね~。
楽しめました。
【ほし太の日向ぼっこ】
FOODEX JAPAN 2013

毎年必ず行っているアジア最大の食品見本市、
“FOODEX JAPAN 2013”の最終日に行ってきました。
今年は国内1000社、海外1300社、67カ国の国と地域の出展参加があり、
いつもより海外ブースが広く取られていることが印象的でした。
毎年何か象徴的なブームというものがあるのですが、
今年はそういうものがあまりなかったように感じました。
県別のブースでは、
勢いがある県とそうでない県との差もはっきりとしていました。
初めて見るもの、口にするもの、新商品やアイディア商品…。
5時間ほど歩き回ってかなり疲れましたが、
多くの勢いがある企業の努力を、
実際に見て体験でき、よい刺激を受けました。
【ほし太の日向ぼっこ】
つるし飾り

お米のお客様から、手作りのつるし飾りを戴きました。
沢山の小さな“さるぼぼ”が吊るされています。
さるぼぼの顔は、なんと“ふうせんかずら”の種なんです。
ふうせんかずらの種には、ハート型の白い部分があって、
それを顔に見立ててあります。
スタッフの1人が昨年グリーンカーテンで作った、
ふうせんかずらの種を差し上げたので、
お返しにこんなに素敵な飾りを作って下さいました。

【ほし太の日向ぼっこ】
妻と罰 土屋賢治著 文芸春秋

最近ハマっている、笑う哲学者“土屋賢治”氏の本。
考えさせない! アドバイスがない! 意味がない!
という3拍子そろった本。
今月特定保険検診があり、
健康保険センターでの長い待ち時間中に読んでいました。
どこで名前を呼ばれても続きが気にならない、
思わず顔がにやけてしまう面白さで、
もし私の表情をずっと観ている人がいたら
きっと体の検診じゃなくて脳の検査をしたほうがいいと思ったかも…。
楽しい本です♪
【ほし太の日向ぼっこ】