ほし太の日向ぼっこ
「困っている人」 大野 更紗さん ポプラ社

こんなに明るい闘病記を読んだのは初めてです。
そしてこんなにも深刻な、
命に関わる話なのに、
当事者として、
自分自身を客観的に、
時にはユーモアをまじえて表現してくれていることに、
読み手は救われます。
誰だって命の危険に晒されたら、
取り乱し、自分自身を保つことさえ難しいと思います。
自分だって、いつ難病に侵されてもおかしくない、
その時自分ならどうするだろうと、
思わずにはいられませんでした。
今、何不自由なく普通に暮らせていることに
感謝せずにはいられなくなる本です。
【ほし太の日向ぼっこ】
虹

昨日は、午前中が晴れ、
そして午後から雷をともなった雨が降ったと思ったら、
夕方はまた陽がさして、
なんと久しぶりに虹がかかりました。
「空気中の水滴がプリズムの役目をして、
太陽の光が分解されて見える」ということは知っているけど、
雨上がりの空に虹がかかると、
それだけでとっても嬉しい気持ちになります。
だから誰かに教えたくなります。
この虹も、
配達途中のスタッフからのメールで知りました。
ついでに大好きな「over the rainbow」の歌を思い出し、
鼻歌で歌いたくなりました。
【ほし太の日向ぼっこ】
筍掘り

先日みんなで整備した竹林で、
日曜日、待ちに待った筍掘りをしました。
前日の情報では1本出ているという話でしたが、
筍を見つけるのが上手な仲間が次々と発見!!
4人で20本ほど掘れました。
そのうち17本掘りあげた、筍大好きな山口さん。
(流石です!!)
私は30分くらいかけてやっと1本掘り出しました。
2,3本づつみんなで分けてもらい家路に。

やっとのことで自分ひとりで掘った筍なので、
ちょっとアート風に記念撮影。

掘りたてをすぐに茹でて、
固い方を一口大に切ってごま油で炒め、
オイスターソースで味付けした後木の芽を散らして…。
シンプルだけど、
治作の親方に教わった飛び切り美味しい筍料理です。
【ほし太の日向ぼっこ】
今月のもでらあとライブ♪

4月11日水曜日今月の「もでらあとクラシックライブ」は、
久しぶりにフルートソロでした。
まず1曲目は
メンデルスゾーン作曲の「歌の翼に」を、
シュテックメストがフルートのために編曲した、
「歌の翼による幻想曲」。
フルート名曲30選には必ず入るという人気の曲だそう。
綺麗な旋律です。
2曲目は
ビゼー作曲「アルルの女のメヌエット」。
これもよく聴く美しいメロディで、
この曲を吹きたくてフルートを習う人も多いとか。
3曲目は、
ブルック作曲「オルフェウスとエウリディーチェ」のバレエ音楽より、
「精霊の踊り」の中からメヌエット。
繰り返し出てくる、もの悲しいフレーズが私も大好きですが、
そのため、著名なフルーティストなどが亡くなった時の
追悼コンサートなどで演奏されることも多いということでした。
4曲目が
フォーレ作曲「シシリアーノ」。
これはときどき鼻歌でもでてしまうくらい大好きな曲です。
原曲はチェロのための曲だったそう。
5曲目は、
本日のお客様が楽譜持ち込みでリクエストしたんだそう。
ベーム作曲のタイトルは忘れましたが、美しい曲でした。
1部最後は、
ヴィヴァルディ作曲「四季」より「春」。
この季節には聴きたくなる定番中の定番ですね。
2部はピアノソロから、
リスト作曲「愛の夢」
春の夜にふさわしい幻想的な曲。
今夜が「もでらあと」デビューの佐渡千春さんの演奏でした。
2曲目はフルートソロ、
バッハ作曲「無伴奏ソナタ」第一楽章
厳粛な気持ちになります。
3曲目は、
メルマーク作曲「ロマンス」
この曲は、演奏者がつい最近出会ったそう。
他の人の演奏を聴いて、自分も演奏したくなったんだって。
確かに美しい素敵な曲でした。
4曲目は、
この夜一番の大曲。
1部でも出た、ベーム作曲「グランド・ポロネーズ」。
様々なフルートの演奏テクニックが聴けて、
曲としてもかなりの聴き応えがありました。
ここまで、かなりの気力と体力を要したと思います。
残り3曲は、
ヘンリー・マンシーニ作曲の
「クレイジー・ワールド」
「スピーディ・ゴンザレス」
最後はメドレーで「酒と薔薇の日々、シャレード、ムーンリバー」
とてもいい選曲で楽しい2時間でした。
ピアノ:佐渡 千春 さん
フルート:佐藤 充一 さん
【ほし太の日向ぼっこ】
若布と蓮根の塩こうじ炒め

昨日、お昼に友人宅に寄ったら、
「若布のオリーブオイル炒め」というのを作ってくれました。
「テレビで見た!」と言ってましたが、
戻した若布を、ざく切りにしてオリーブオイルで炒めてから、
塩で味付けするだけという簡単メニュー。
それが中々美味しかったので、
さっそく今日のお弁当に応用してみました。
若布と蓮根をオリーブオイルで炒めてから、
塩こうじとブラックペッパーで味付け。
簡単におかずが1品出来て助かりました♪
【ほし太の日向ぼっこ】
ほしキラリ 干し芋

噂には聞いていましたが初めて本物を見ました。
新しい品種のサツマイモ「ほしキラリ」の干し芋です。
ほしキラリは、干し芋用としてつくられた品種です。
まずはその見た目、
玉豊やいずみと違い、レモン色でとっても綺麗です。
これまでは、「玉乙女が一番サツマイモらしい風味がある」
と思っていましたが、
ほしキラリは、玉乙女よりもっとサツマイモの味がしました。
農家さんが干し芋に加工するのもやりやすい、
というのでこれからもっと広まっていくかもしれません。
【ほし太の日向ぼっこ】
前衛漫画劇「帰ってきた日本」

4月8日(日)15時~静岡芸術劇場で、
鈴木忠志さん演出の「帰ってきた日本」を観劇しました。
劇団SPAC(静岡芸術劇場)の前総監督だった鈴木忠志さんの演劇は、
過去にも何回か観たことがありますが、
この「帰ってきた日本」はなかでもかなり面白かったです。
長谷川伸さんの原作、「瞼の母」と「沓掛時次郎」という
昭和初期の作品を現代によみがえらせ、
「前衛漫画劇」というタイトルどおり
滑稽で風刺のきいたお芝居に仕上げていました。
終演後に鈴木監督が、
「失われた世界を今の人たちにわかるように翻訳し、
見せるのが自分たちの仕事」というようなお話をされていましたが、
なるほどと思いました。
ヤクザの渡世人の名前を国に置き換えただけで、
「台詞は一つもいじっていない」ということでしたが、
そのまま世界情勢を表しているようで奥が深かったです。
【ほし太の日向ぼっこ】
浜松産セルリ

4月1日の朝7時半から、
静岡第一テレビの「静岡歩記」という番組で、
浜松のセルリが紹介されました。
浜松のセルリは、長野県に次ぐ2大産地だそうで、
まさに今が旬のお野菜。
その松本農園は、小中学校のときの同級生がお嫁に行ったうち。
なので「写るよ~」と事前にメールをもらっていました。
同級生の贔屓目なしに、番組自体も面白く、
とにかく観ているとセルリがとっても食べたくなり、
早速送ってもらいました。
「何本送る?」と聞かれ、「三本!」と頼んだんだけど、
なにしろ1本(株)に10本以上ついています。
1本は姉に買ってもらい、1本は知り合いに、
そして1本はウチ。
というわけでしばらくセルリ料理が続きます。
ちなみに今日のお弁当は、
セルリの肉巻き、セルリともやし、しめじのカレー炒め。
セルリの葉と茎を使った浅漬け。
でも、なんといっても一番簡単なのは、
味噌とマヨネーズを混ぜたものをそのままつけて食べることかな~。
【ほし太の日向ぼっこ】
お鍋の焦げつき

会社で昼休みに持参した味噌汁を飲もうと
ガスで温めていたら、取引先から電話が入り、
そのまますっかり忘れてしまいました。
昼休憩を終えたスタッフが帰ってきて「なんか焦げ臭いですよ!!」
と言われて思い出したときにはすっかり手遅れに…。
そうしたら他のスタッフが、
「重曹をいれて煮ると結構落ちますよ」
と教えてくれました。

さっそく家に帰って、
重曹を大さじ1杯くらい入れて沸騰するまで煮てから
スチールたわしでこすったら、
そんなに力を入れなくてもこんなに綺麗に落ちてびっくり!!

さらにメラミンスポンジでこすったら、
ピカピカになりました。
こんなに楽に焦げが落とせたのは初めてです。
【ほし太の日向ぼっこ】
楽士達のOTONONIWA音楽祭

4月4日、静岡市清水区の但沼(ただぬま)というところにある、
東壽院(とうじゅいん)というお寺で開かれたコンサートに行ってきました。
主催がトラディショナル・サウンド、
後援が静岡県舞台芸術センターSPACということで、
SPACの俳優「奥野晃士さん」もゲスト出演されました。
東壽院は、国道から少し奥に入ったところにあるため
今まで知らずにいましたが、
本堂の柱や、天井の梁も太くてとても立派なお寺でした。
一部は、「即興という方法で、様々なミュージシャンとの演奏を実現し、
自己のフォルクロールを探求するユニット『Ky』(チラシより抜粋)」プラス、
コートジボアールから来日した、バシール・サノゴさんとのユニット。
仲野麻紀さん、サックス、メタルクラリネット、ヴォーカル担当
フランス人のヤン・ピタールさん、、バリトンギター、ウード(撥弦楽器)。
バシール・サノゴさん、カメレンゴニ(西アフリカ、ワスレ地方で使われる撥弦楽器)、ヴォーカル。
という国際色豊かなメンバー。
演奏は殆どがオリジナル曲で、
初めて聴いたけれど、どこか懐かしく、
美しいメロディの中には、水のせせらぎや雨の音、風の音、
大地に生きる様々なもの達の声が聴こえるような気がしました。
二部は、奥野晃士さんの朗読による音楽劇からスタート。
夢枕 獏さん原作の「陰陽師 月琴姫」の物語。
流石圧巻の読みで、物語りにぐいぐいと引き込まれました。
Kyメンバーの演奏が、さらに臨場感を加えます。
最後の曲は、昨年「夢枕獏さんが陰陽師を朗読するという会」があり、
その時に作った「陰陽師のテーマソング」ということでした。
音楽劇の後も演奏が続き、
エリック・サティの曲や、
宮城県の民謡「大漁うたいこみ」をジャズ&Ky風のアレンジで聴かせるなど、
3時間近くにも及ぶ演奏を充分堪能しました。
追伸
昨日4月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。今月はいずみ四切り干し芋です。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
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【ほし太の日向ぼっこ】