ほし太の日向ぼっこ
ミニシミテ 田中眠 著 講談社
世界的ダンサーで俳優の田中眠さんが
山梨日日新聞に連載中のエッセイを編集した本書。
オドルように文章を書きたいと思った眠さん
2Bの鉛筆でまず初めの一行を書く、
調子が良ければ次へ次へ、
良くなければ鉛筆をいつまでもいじくり廻したり
永いストップモーションに留まる。
オドっている時の心の、感覚の、動きそのままのような文章。
子どもの時の心持のまま大人になり、
農業をしながら世界中でオドっている眠さん。
農業もオドリも、
私が行ったことのない世界、見たことのない景色も、
一緒にオドっているような感覚で体験させてくれました。
【ほし太の日向ぼっこ】
無花果
ちょっと前までは毎日のように無人販売で見かけたイチジクが、
最近はすっかり見かけなくなりました。
もう時季が終わってしまったのかもしれませんが、
探していた理由は9月の歳時記の撮影に使いたいと考えたからです。
あちこち探しても見つからないので、
仕方なく(というのは無人販売の方が新鮮なので)
スーパーで購入しようと思いましたが、
スーパーにもなかったので、
これはいよいよ歳時記には不向きということで諦めました。
その日の夜、
我が家で数少ない外食に訪れるお店の日本料理治作さんで、
イチジクを使ったお料理の中で私が一番美味しいと思っている、
『イチジクのクリームがけ』が出ました。
親方がその時「これが今年最後のイチジクです」とおっしゃっていたので、
ああやっぱりもう終わりなんだと納得しました。
さて今月の歳時記はどうしましょう。
【ほし太の日向ぼっこ】
漆塗り
漆塗りの同好会に入っています。
仲間だった一人は今や立派な伝統校工芸家になり、
仲間の一人は生涯学習センターで
漆塗りの講師ができるくらいの腕がありますが、
私はやっている期間は長いものの、
家ではやっている時間がないため、
月二回の同好会でした漆にさわらないため完成品があまりありませんが、
それでも少しづつ楽しみながら継続しています。
最近は簡単なので拭き漆で仕上げることが多くなっていましたが、
久しぶりにお箸と木製ボールペンに生漆を塗りました。
ミニ木皿は最初漆を塗ったのですが色が濃くなりすぎたため、
やっぱり拭き漆に変更しました。
金継途中のお茶碗は貼り合わせた線を漆で書きました。
本来は金粉を蒔くのが金継ですが、
普段使いのお茶碗だし、
金は高くて買えないので線描きしただけにします。
【ほし太の日向ぼっこ】
漆塗りのお弁当箱
お昼ご飯はいつも作ったおかずを
4分割のお皿に盛りつけているので、
あまりお弁当感はないのですが、
今日は旦那様が出張なので
久しぶりに一人分だけお弁当箱に詰めました。
まずご飯は鯛めし。
先日生活クラブの長崎県産真鯛のカマを
塩こうじに漬けて焼いて食べましたが、
二切れだけとっておいて炊き込みご飯にしました。
お米2合に切昆布を一つまみ、昆布茶と酒、塩少々入れて炊きました。
メインのおかずは梅しそカツ。
ゴーヤちゃんぷるーと切り干し大根、
肉じゃがと茄子の揚げ浸し、
プチトマトと千切りキャベツ。
漆塗りのお弁当箱に詰めるだけで美味しそうに見えます。
【ほし太の日向ぼっこ】
PASCOスペシャルセレクション
日曜日にマークイズ静岡のスーパー「フードウェイ」で見つけた、
パスコスペシャルセレクションというシリーズ。
1995年から販売されていて、
「品質の高いパンを届けたい」という強い想いのもと
原料や製法を見極めて仕上げたPASCOのプレミアムバージョン。
限定店舗のみで販売されているそうで今まで知らなかったのが残念です。
購入したのは『サバラン レーズン』というパン。
サバランはブリオッシュ生地に洋酒シロップをたっぷりしみ込ませ、
生クリームをトッピングしたお菓子で、
もともとサバランが好きというのもありますが、
なかなか販売しているケーキ屋さんが少なく、
さらに200円弱で買えるのはとっても嬉しいです。
PASCOはもともと好きなメーカーでしたが、
さらに好きになりそうです。
【ほし太の日向ぼっこ】
普段通らない道
今週と来週は事務所の駐車場がいっぱいなので、
車を減らす為電車通勤しています。
最寄駅から事務所まで約30分の道のりを楽しみながら歩いています。
「久能寺観音道」と書かれています。
車で通れない道なのでこんな道標があることは全く知りませんでした。
1778年に妙音寺村の若者の寄進によって造立されたと書いてあります。
今から246年前です。
説明がとても興味深いです。
道標のある平川地から有東坂・今泉・船越
矢部・妙音寺・久能寺に至る有度山麓を通る道のことだそう。
久能寺は明治維新で廃寺となり、
その後明治16年(1883)に
山岡鉄舟が再興したため現在は鉄舟寺と呼ばれています。
まさに今からこのルートを通って事務所に向かいます。
楞厳院(りょうごんいん)という立派なお寺の前を通りました。
看板だけはよく見ているので
名前は知っていましたが実際に見たのは初めてです。
建立は室町時代、弘治元年(1555)
開山道白禅師は、野州(群馬県から栃木県)の生まれで、
相州小田原で剃髪、
諸国を遍歴修行したのち武州青梅で認可。
各地を行脚ののち駿河の国へやってきたとかかれています。
今川水軍の武将岡部忠衛貞綱公が道白禅師の徳に深く感銘し帰依、
この地に寺を建立し寄進したのが起こりだそう。
ちなみにその後は甲斐武田氏の駿河侵攻により、
忠衛は武田氏に臣従したそうです。
その時道白禅師はどう思ったのでしょうね。
ひっそりと佇むお寺にも様々な歴史とドラマを感じました。
もう一つ誓願寺という立派なお寺もありましたが、
看板もなくネットにも情報がないので詳細はわかりませんでした。
同名の有名なお寺がいくつもあり、
静岡市駿河区丸子にある誓願寺は、
源頼朝の創建で、大坂冬の陣の発端となった(方広寺鐘銘)事件を、
徳川家康に弁明した豊臣家の家臣、片桐且元のお墓があるそうです。
ここにもドラマがありました。
【ほし太の日向ぼっこ】
傷んだ爪
6月18日に冷蔵庫の野菜室に右手中指の先をはさんで、
その後爪の全体が真っ黒く血豆になり、
皮膚科に行って血を抜いてもらったりしてずっと傷んでいた爪が、
昨日の夕方75日目にポロリととれました。
この一週間は傷んだ爪がぷかぷか浮いた状態で、
とれそうでとれなくて、
何かの拍子で引っ掛けてしまうと痛くて嫌だったのですが、
とれたらとれたで、
まだ爪が半分くらいしかできていないので指先がとても頼りない感じです。
でもよくここまで再生したものです。
人間の体は細部までよくできています。
【ほし太の日向ぼっこ】
トマトジュースで作るつけうどん
夏のお昼に素麺やうどんはさっぱりして食べやすいのですが、
毎回同じだとマンネリなので今日は少し変わりだねを作ってみました。
生活クラブのすくすくカタログで紹介された
トマトジュースでつくるつけうどんです。
うどんは毎年伯父から送っていただく稲庭うどんをゆでました。
つけ汁は、
信州トマトジュース食塩無添加・2缶380㎖と
万能つゆ80㎖、水80㎖をよく混ぜます。
水気を切ったうどんを器に盛り、
茹でトウモロコシとツナ缶、スマートチーズの黒胡椒をちぎってのせ、
作ったつゆをかけ大葉の千切りをトッピング。
(元のレシピでは冷凍ブロッコリーとキャンディチーズでした)
このままでも十分美味しいのですが、
仕上げにオリーブオイルを回しかけ、胡椒をふっていただきました。
ちょっと冷製パスタの様でとっても美味しかったです。
【ほし太の日向ぼっこ】
大好きな消費財
生活クラブで買っている消費財の中で、
お気に入りはたくさんありますが、
この丸喜食品の「厚揚げ」も毎回購入しています。
遺伝子組み換え大豆は不使用、消泡材も不使用で、
国産大豆100%はもちろんのこと油もしつこくなく、
何よりも豆腐そのものの味が濃くて甘くて大好きです。
オーブンで軽く焼いて温めるとさらにおいしさUPです。
【ほし太の日向ぼっこ】
豆苗
買ってきてすぐに使いリサイクルして育てた豆苗が
とてもよく育ちました。
今までで一番育ちがよかったのは、
根っこがまだ元気なうちにリサイクルしたことと、
気温が高かったことからでしょうか。
買った時よりも大きくなったので嬉しいです。
【ほし太の日向ぼっこ】