2012年06月
こんちぇるてっくなお寺の夕べ
4月に但沼の東壽院というお寺でライブを開催した、
「トラディショナル・サウンド」さんの企画したライブにまた行ってきました。
今回は静岡市葵区の「顕光院」というお寺で、
トイピアノとキーボード、メゾソプラノ、チェロのクラシック音楽と、
劇団SPACの俳優「奥野 晃士」さんによる動読。
初めて聴くのが、トイピアノによる演奏。
子供向けのおもちゃと思いきや、
音程の狂いも生じない大変しっかりとした作りのもので、
トイピアノを使って演奏する、プロのピアニストが世界中に何人もいるらしい。
今回のトイピアノは静岡県浜松市にある㈱河合楽器による制作のもの。
トルコ行進曲や、オリジナルの「粒/流」など、
可愛らしい音色と響きが、おとぎの国の音楽のようでした。
今開催中の「ふじの国世界演劇祭」にちなんで、
グリーグ作曲「ペールギュント」より『ソルヴェイグの歌』や、
奥野さんによる「恋はロミオとジュリエット」の動読など、
今回も3時間もの長丁場による盛りだくさんな内容でした。
ピアノ:須藤 英子さん
メゾソプラノ:山本 彩子さん
チェロ:森谷 佳奈さん
三人ともに東京芸術大学音楽部の同級生ということで、
レベルの高い演奏でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
丸形庇付ポスト
子どもの頃は、ポストといえばこの形でした。
けれどいつからかポストは四角になり、
この丸い形は身近で見かけることはなくなってしまいました。
ところが静岡市清水区興津の旧道沿いでは、
まだこのポストが現役で働いています。
お客様のところにお米を配達するとき、
いつもこのポストが目印です。
今まで気づかなかったのですが、
説明書きの看板がついていました。
それによると、
郵便ポストが登場するのは明治4年。
最初は木製で「書状集箱」と言われていたそうです。
この丸型庇付ポストは、
明治45年(1912年)から設置されたそうで、
郵便物が雨に濡れないよう差出口に雨よけの庇をつけ、
盗難防止のために内側に弁をつけたというもの。
愛知県の豊川稲荷神社の境内に設置されているものと同じく
現存する国内最古のものだそうです。
いつまでも現役で頑張って欲しいものです。
【ほし太の日向ぼっこ】
山椒の実♪
先月の終わり、地元のスーパー静鉄ストアで試食販売を行なったとき。
干し芋コーナーの後ろに地元の農家さんの野菜コーナーがあり、
この「山椒の実」と「ちりめん山椒」の作り方のレシピが置いてありました。
なんたって「ちりめん山椒」は私の大好物。
「自分で作れるのなら作りたい!!」
と、早速購入。
以下はその時もらったレシピ参照します。
まずは下処理。
房から山椒の実を取り、熱湯で3~5分茹で、水にさらす。
(辛味の好みで3~12時間)
私は夜茹でて、朝まで水にさらしておきました。
ここまでしておくと冷凍保存できるのだそう。
ここから「ちりめん山椒」の作り方です。
材料… 山椒の実(下処理済のもの) 大さじ4(25gくらい)
ちりめんじゃこ 200g 酒 カップ1 醤油 大さじ4 みりん 大さじ2
砂糖 大さじ1(お好みで)
①ちりめんじゃこをさっと湯通しする。
②鍋に、酒と醤油、砂糖を半量入れて煮立たせ、
ちりめんじゃこと山椒を入れて煮詰め、
煮汁が半分くらいになったら
残りの醤油・みりん・砂糖を入れてさらに弱火で煮詰める。
これでかなり美味しいちりめん山椒が出来上がります。
大変なのは、実を房からはずす時だけで後は簡単♪
一回作って家族に好評だったので今回は二回目です。
【ほし太の日向ぼっこ】
女子会
久しぶりに高校の同級生6人で集まりました。
この「女子会」という言葉、
最近よく聞くようになりましたね~。
自分たちで女子というのは気恥ずかしいけど、
この「会」がつくとすんなり言えるのはなぜかしら?
久しぶりなので話が尽きません。
つい食べるのも忘れておしゃべりばかりになりがちですが、
そこはみんな主婦、
最後にはすっかり綺麗にたいらげました。
お豆腐やお野菜中心のヘルシーなお料理で美味しかった~♪
ヘルシー&美味しいは最重要ポイントです。
毎回お店を手配してくれる友人に感謝感謝。
二時間の飲み放題つきコースなのに、
二時間過ぎてオーダーストップ後も話が盛り上がり、
結局3時間以上もたっていました。
よく追い出されなかったものです。
「おばさんパワー恐るべし」とお店の人に思われたかも。
でも当人たちはいたって乙女な気持ちでいるのですが…。
【ほし太の日向ぼっこ】
壁はりのお手伝い♪
木楽名会の仲間のご両親が、
仲間宅の隣に家を建てることになり、
その内装に、彼自身が自分で木を製材し、
木の壁を貼ることにしました。
そこで微力ながら木楽名会のメンバーもお手伝いすることに。
上手な人は、壁を打ちつけていき、
私は出来上がった壁に蜜蝋ワックスを塗る仕事をしました。
蜜蝋を塗ると、
木の模様が浮き出てきて、色がとっても綺麗になります。
(写真の右側、上半分が塗った部分)
玄関、リビング、和室、洋間、トイレ、それぞれに一部ですが、
木の板が貼られます。
聞いたら15本の杉と檜を製材して、
壁貼りの材料を作ったとのこと。
ビニールのクロスは汚れにくくて便利かもしれないけど、
この手作りの木の壁はもっと心安らぐものがあります。
ご両親のことも良く知っているので、
この家で仲良く楽しく、
心穏やかに過ごされることを想像しながら、
心をこめて塗りました。
我が家も、いつかこんな風にできたらいいな~♪
【きらくな寝床】
自然農の田んぼの苗
籾まきしてから一ヶ月ちょっと、
稲の苗がこんなに成長していました。
草もほとんどなく、
理想的な苗床です。
でもこれはおそらく今年だけ。
去年までは一般栽培だったので、
除草剤も化学肥料も使っていたから、
草の種が田んぼになかったのでしょう。
おそらく来年以降は草のオンパレードとなるはず。
茨城の有機さつまいもの畑もそうでした。
だから来年以降が我慢のとき。
でも今年はこの分では16日の田植えで、
1本植えの充分な大きさの苗に育っていることでしょう。
【きらくな寝床】
劇団SPAC「ペール・ギュント」
2回目の鑑賞です。
前回観た時に、演劇ってこんなに楽しくて、
そして奥が深いものなんだ~と、とても感動したので、
今回は旦那様と姉も誘いました。
日本の幕末の頃に書かれた話ということだったので、
てっきり日本の作家さんの作品と思い込んでいたら、
作者は、ノルウェイの作家「イプセン」でした。
とても日本的に感じたのは、
もちろん日本人である、宮城 聡さんの演出ということと、
観ている私が日本人であることと深く関わるのだと思います。
この物語は、まさに個人と国家の、アイデンティティの話。
作中にトロルの言葉として、
「トロルよ己自身であれ」とありましたが、
私は果たして「私自身なのか?」とふと考えずにはいられませんでした。
一幕の最後は胸がジーンとし、
最終章では、かなり重い気分になってしまいました。
けれどペール・ギュントが、
もう一度白いドレスを纏って人生をやり直すとしたら、
次はどんな道を歩むのか。
最後の音楽が鳴り止んだ時、
不思議と浄化された気持ちにもなりました。
たくさんの人に観てもらいたいと思う、
本当に本当に素敵な舞台です。
武石さんはじめ、
SPAC劇団員さんの魂がこもった迫力ある演技がとても素晴らしかったです。
【ほし太の日向ぼっこ】
満寿一 DE はしご酒
いつもは県内の酒蔵数件で行なう「はしご酒」というイベント。
今回は今年1月12日に亡くなった満寿一酒造の杜氏、
「増井 浩二」さんを偲んで『満寿一』だけのはしご酒でした。
静岡の地酒は全国に名を知られた蔵が数多くあります。
その中でこの「満寿一酒造」は、
比較的地味な存在でしたが、
今回数件のお店をはしご酒して、
この満寿一の本醸造、純米、大吟醸と三種類のお酒を飲みました。
聞くと、造りは志太流、酵母は静岡酵母、米は焼津産五百万石と、
オール静岡産というこだわりの蔵だったそうです。
優しさの中に一本芯が通ったようなしっかりとしたお酒でした。
本当に惜しい杜氏さんを亡くしてしまったという気持ちですが、
静岡にこの「満寿一」という酒があったことを、
今夜飲んだ一人ひとりが忘れずにいる間は、
満寿一は存在し続けるのだと思います。
そんな記憶に残るお酒でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
「みんなでいただきます試食会」生活クラブ静岡
わが家では食材を生活クラブで共同購入しています。
生活クラブは、
組合員が運営していくという考え方のため、
順番に役員となって様々な活動に携わります。
今年は私も役員の順番がまわり、
色々なことを学習しているところです。
昨日は、静岡支部の消費委員が中心となって、
「みんなでいただきます試食会」を開催しました。
生活クラブは安全な牛乳を飲みたいということから始まったそうで、
その牛乳について学習し、
生活クラブの食材を実際に試食してもらうという主旨で行ないました。
役員がメニューを考え、準備し、調理して臨んだ結果、
予想を上回る50名ほどの参加者が集まり、
盛況な会となりました。
終了後のアンケートでは「牛乳について知ることが出来てよかった」
「試食したメニューが美味しかった」などの
嬉しい言葉をたくさんいただきました。
好評だったレシピはまた消費ニュースなどに載せていきたいです。
試食のメニュー
★サバ缶ご飯★人参のミルクピラフ★煮豚★塩豚(しおぶた)
★骨付き鶏肉のトマト煮★ピクルス
餃子・シュウマイ・ポークウインナー・キムチ・牛乳・みかんジュース
素精糖カステラ・フルーツゼリー・森のコーヒー・ブルンジ紅茶など…。
料理は早々になくなり、
役員の食べる分が無くなるという嬉しい誤算もありました。
まだ慣れないので不手際も多い会でしたが、
まずまずの結果となりました。
これで少しでも利用の増加や新規加入に結びつくといいのですが…。
追伸
昨日6月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。今月のお宝ほしいもは、“ほしいも小判”です。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
毎月お届けの「今月のお宝ほしいも」の直接ページはこちら
今月のお宝ほしいも
【ほし太の日向ぼっこ】
中国茶♪
先日、携帯の機種変更待ちの間、
友人と二人で中国茶の茶店に入りました。
めったにない経験なので、
烏龍茶の中の王様といわれる、
岩茶大紅袍(がんちゃたいこうほう)を飲んでみることに…。
原木となる樹齢300年を越す4本の茶樹からとれる茶葉は、
20g250万円もの値段がついたという伝説があるとか。
それが、950円!これは高いのか安いのか…。
でも調べたら、銀座にあるお店では1580円で出てました。
静岡だから少し安いのかな~。
写真のようなセットで登場。
簡単なドライフルーツのお茶菓子つき。
まずはお店の人に、入れ方を実演してもらいました。
茶葉を急須にいれて熱湯を注ぎ、
すぐにお湯を捨てます。
二回目はお湯を入れたら2分ほど蒸らして、
まずは細長い器に入れてから、
丸い茶碗に移して、あいた器で香りを楽しみます。
金木犀のような香りがして、
これぞ烏龍茶!!とっても美味しかったです。
沸騰したお湯を土瓶ごとおいてくれるので
友人と二人で十煎以上堪能して、
カフェよりもお得だと思いました。
ちなみに友人は、
プーアール茶の35年もの
「易武野生プーアール」というお茶をセレクト。
樹齢千年は下らないという野生の茶樹の葉を35年ねかせたというもの。
こちらも950円。
説明を読むと安いような気がしてきます。
このお茶、箪笥の奥のような香りがずーと続く強烈なお茶でした。
興味のある方は是非一度行ってみると面白いですよ♪
静岡市葵区呉服町2丁目3-5 2F
中国茶館 フーチャ (tel 054-252-8655)
【きらくな寝床】