2014年10月
柿
茨城のスタッフが柿を送ってくれました。
その柿があざやかな濃いオレンジ色で、
我が家の柿とはあまりにも違うので並べてみました。
我が家の柿は次郎という品種。
今年は20個ほどなりました。
静岡で生まれた品種だそうで、コリコリとした食感と上品な甘さが特徴。
スタッフの柿は確かめていないけど、
うちのよりも柔らかいので、たぶん富有という一番ポピュラーな柿じゃないかな。
並べてみると濃い色の柿の方が美味しそうに見えますが、
食べ比べると我が家の柿の方が甘みが強かったです。
(柿も見かけによらないですね)
柿に含まれるタンニンという成分が渋味のもとで、
幼いころはみなそのタンニンが可溶性で渋みがあり、
甘柿は、熟すとタンニンが不溶性にかわって渋味を感じなくなるそう。
渋柿も、干し柿やアルコールなどでタンニンを不溶性に変えて甘くするのだそう。
柿は日本原産の果物と言われ、世界でもKAKIという名前で通じるのだとか。
確かに日本の里山に柿はとってもよく似合います。
美味しくて体にもいい柿。
ビタミンCは、レモンや苺にも負けないほど。
昔から『柿が赤くなると医者が青くなる』と言われるほどなんだから、
今秋は、柿をいっぱい食べようと思います。
【ほし太の日向ぼっこ】
シール貼り用クリップ
干し芋の袋に貼ってあるラベルは、一枚一枚私たちが手で貼っています。
シール貼りの時、袋を動かないように超強力なクリップで挟んで、
めくりながら貼っていきます。
最近、もしかしたらそのクリップで挟んだ時に、
袋を傷めてしまうかもしれないと気づき、
100円ショップで手袋を買ってきてはめてみました。
最初は1枚だけでしたが、それでもまだ当たるところがあるかもと、
だんだんと二重、三重に…。
結果出来上がりはこんな感じになりました。
内側には綿の白い手袋をはめたり、巻いたり、
一番外側にはガーデニング用の手袋をはめて完成!!
何だかお人形に靴下をはかせているような感覚になりました。
ガーデニング用の手袋は柄が可愛いので、
これからシール貼りが楽しくなりそうです。
【ほし太の日向ぼっこ】
みおつくし料理帖 『美雪晴れ』『天の梯』 高田 郁 著
暫く続編が出ていないなぁと思っていたら2冊も出ていました。
しかも『天の梯』は最終巻となるということ。
一度に読めるのは嬉しいけど、終わってしまうのはさみしいなあ。
雲外蒼天という言葉は、『雲の上には青空が広がっている、
困難を乗り越え、努力すれば素晴らしいことが待っている、だから絶望してはいけない。」
という意味なんだとか。
雲外蒼天な人生を運命づけられた澪が、
目の前の困難を一つ一つ乗り越えていく姿に勇気づけられました。
『食は人の天なり』の言葉とともに、
澪にはこれからも人を健やかにする料理を作り続けて行ってほしいです。
付録の番付表を見て、それぞれのその後も想像できて嬉しかったです。
長い間楽しませていただきありがとうございました。
【ほし太の日向ぼっこ】
金木犀
花よりも先に香りで気づく金木犀。
今年もいい香りが風にのって届いてきました。
香りは記憶との結びつきが強いのか、
金木犀の香りをかぐと、
高校の文化祭の準備をしていた時の記憶がよみがえります。
写真は静岡市の南部図書館にある金木犀の木。
昨日本を借りに行った時に気づきました。
『静岡 芹沢銈介美術館』の前庭に植わっている58本の金木犀も、
今頃は一斉に花をつけ芳香を放っていることでしょう。
この時期は行きたくてそわそわします。
それでなくても芹沢美術館は、私が市内で一番好きな場所です。
金木犀は雌雄異株の木だということですが、
日本には雄株しかないので結実はしないのだとか。
ちょっと気の毒ですね、どんな実がなるのでしょう?
【ほし太の日向ぼっこ】
漆塗り同好会♪
普段はそれぞれ勝手に好きなものに漆を塗っているのですが、
今回は漆刷毛の補強の仕方を先生に教わろうということになりました。
先生は新宿駅西口広場で15日から開催の『静岡市の特産品東京展示会』に参加されるため
前日にやり方と見本を先輩に託しておいてくださいました。
写真が先生の見本。
始める前の状態。
左から、生漆(きうるし)、糊(上新粉と水を混ぜて火にかけ透明になるまで練ったもの)、漆刷毛。
糊は先輩が作って持ってきてくれました。
糊と生漆を2:1で混ぜて糊漆(のりうるし)を作り、
刷毛にヘラでのばしながら塗って、布を巻き付けます。
糊漆が余ったら上から塗ってもいいし、
乾いてから上に生漆を塗ってもいいそうです。
その時刷毛には絶対につけないよう気をつけること。
自分の刷毛にやってみました。
後は乾かすだけですがやっぱり先生の仕上がりとは比べ物になりませんねぇ。
他の先輩が、金粉や貝をまくときに使う道具を持ってきてくれました。
この方は、夏休みに芸大のワークショップに通って蒔絵を習うくらいの本格派。
わからないことはみんな先輩方に教わっています。
【ほし太の日向ぼっこ】
着物リメイク講座
健康文化交流館「来てこ」主催の『着物リメイク講座』に通い始めました。
全6回でシーズンレスのブラウスを作るというもの。
着付けを習ったので知り合いから古い着物をいただいたり、
母の残した着物があって常から何か活用できないかと思っていたところの講座募集でした。
定員15名のところ35名ほどの応募があったそうでラッキー!!
と思ったのもつかのま…。
一回目は、自己紹介と型紙づくり。
参加されている方はやはり日頃から手仕事を趣味にしているようで、
果たして自分がついていけるか心配になりました。
型紙用の紙に線を引き、前身ごろ、後ろ見ごろを書いていきます。
次回までにこの型紙を完成させていくこと、
作りたい着物をほどいて洗い、アイロンかけをしてくること、
そしてどんなパターンで作りたいかを考えてくることetc…。
しょっぱなからかなりハードルの高い宿題に早くもめげそうになりました。
何とか着物をほどいて(これかなり時間かかりました)
2回目の講座は、パターン決め。
かなり縞のはっきりした柄なのでアクセントに入れる布は黒一色にし、
縞の向きを変えて4枚はぎにすることなどを先生にアドバイスいただきました。
次回までに着物をカットし型どおり接いで、
パターンどおりに縫ってくるようにとまた宿題が…。
継ぎ目は端かがりして縫い目をたおしと、難題が山積みです。
どうやらこの講座は、先生の説明を聞いて作業は家でやってくるというもの。
洋裁経験が皆無の自分が果たして無事完成させることができるのか、
またもや不安になりました。
【ほし太の日向ぼっこ】
毎年楽しみな…。
10月12日(日)、ブラスオルケスタ静岡の第4回定期演奏会に行ってきました。
ブラスオルケスタ静岡(BOS)は、
常任指揮者・音楽監督の星野舞子さんが率いる市民バンドオーケストラです。
毎回じっくり聞かせる第1部、地元の高校生とコラボする第2部、
そして会場を巻き込んで楽しませてくれる第3部という構成。
第1部、
1曲目は、ヴァン・デル・ロースト作 MERCURY(マーキュリー)
演奏会の幕開けにふさわしいコンサート・マーチです。
2曲目は、ジェイムズ・スウェアリンジェンの代表的な作品の一つという
ROMANESQUE(ロマネスク)。
美しい旋律が聴いていて心地よかったです。
3曲目、ビゼーの歌劇『カルメン』による華麗な幻想曲。
フルートソロのために編曲された組曲で、フルートの超絶テクニックを聴かせます。
耳なじみの曲が次々と披露され聴いていて楽しい曲です。
1部最後は 藍色の谷。
作曲者酒井 格氏の自宅近くにあるお気に入りの坂からの景色を表現した曲。
その道を通る時の様々な感情が想い起こされる名曲です。
第2部は、静岡県立科学技術高等学校 吹奏楽部との共演。
映画『アナと雪の女王』の主題歌に始まり、
ジャズのスタンダード『A列車で行こう』、
スタジオ・ジブリのアニメからのメドレー、
THA BOOMの『風になりたい』の4曲。
司会進行も高校生が務め、それぞれソロもあり、
人数も多いのでなかなかの聴き応えでした。
第3部は『バンドのためのゴジラファンタジー』という曲からスタート。
お馴染みのゴジラが格調高くなりました。
2曲目は、アニメ『進撃の巨人』OPテーマ、
このアニメは観たことなかったけれどいい曲でした。
3曲目の前にお馴染みの指揮者体験コーナー。
今年は例年になく立候補者が多く出ました。
中高生の吹奏楽部部員3名が気持ちよさそうに指揮する姿も微笑ましかったです。
指揮体験の曲『ロッキーのテーマ』も、星野さんが振ると全く違った曲に聴こえます。
思い出深い曲なので私自身も嬉しい選曲でした。
4曲目は、ルイ・アームストロングの『WHAT A WONDERFUL WORLD 』
この曲を聴くといつも、本当にこの世界は素敵だなと心から思える名曲です。
最後の締めくくりは杉浦 邦弘氏が編曲した『Fiesta Artro!』
BOSの演奏会で昨年も聴いてとっても楽しかった曲。
杉浦先生もドラムを演奏してくださって相変わらず格好良かったです。
盛り上がります。
アンコールの曲は『宇宙戦艦 ヤマト』
星野さんとBOSのメンバーが作り上げた音楽の世界を堪能できた3時間でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
キッシュのランチ
久しぶりに娘が帰ってきたので一緒にランチに行ってきました。
この前『みてたバル』で美味しかったお店“Cafe & Bistro Patina”さんへ…。
ランチのメニューが何種類かありましたが時間があまりなかったので、
すぐにできそうなキッシュランチを選びました。
キッシュは一日5食限定でした(ラッキー)
キッシュに、スープとサラダとサイドメニュー、パン付きで1000円。
スープはチキンコンソメのベースにごぼう入り。
キッシュってあまり外で食べたことがなかったけど、
自分で作るよりふわふわで美味しかったです♪
ランチにプラス300円でケーキも食べられます。
私はピスタチオムースのタルト。
これ大好きな味です。
テイクアウトもできるそうでその場合は一つ450円でした。
更にプラス200円で飲み物も付けられるので紅茶を選択。
香りのいい美味しい紅茶で満足♪満足♪
娘は焼きイチジクのタルト。
こちらもイチジクの味が濃い美味しいタルトでした。
【ほし太の日向ぼっこ】
久しぶりに堪能しました。
8月、9月と日程が合わず三か月ぶりの「治作」さんです。
例年、夏の終わりと秋の始まりの料理を楽しむのが恒例でしたが、
今年はすっかり秋!
という訳で、まずは銀杏とむかごから始まりました。
翡翠色に輝く銀杏の実はモチモチとして甘い。
むかごはほっこりとしてまさに今しか楽しむことができない味覚です。
続いて煮鮑と大根の炊き合わせ。
鮑を煮た美味しいお出汁をそのまま活かして生姜をたっぷりと効かせてあります。
続いての飯蒸しは、イクラをのせて色鮮やかに。
イクラはそんなに好きじゃないけど、これは美味しいと思いました。
続いてお造り(アカイカ・太刀魚・平目・鮪は赤身とトロ)
台風の影響であまりいい素材が手に入らなかったと親方は話していましたが、
充分なおいしさです。
松茸と蓮根まんじゅうのお椀。
贅沢に松茸が入ってて、いいお出汁。
椀の蓋をとった瞬間の香りが至福です♪
ここで名物胡麻豆腐。
やっぱりこれを食べなくちゃね~。
八寸は、
秋刀魚の酢〆の卯の花和え・カマスの棒寿司・栗の渋皮煮・子持ち鮎の甘露煮・
春菊と菊の花、シメジの酢の物・小茄子の茶せん(中に浜納豆が入っていました)
焼き物は、それぞれ牛ステーキ・鴨・鰆の西京味噌漬けを頼み三人でシェア。
どれも本当に美味しい♪
主人は鴨が特に気に入っていました。
ここで焼き鱧登場。
梅肉と生姜と塩で、香ばしさが立ちます。
海老芋と百合根、鰆の葛あんかけ。
身体が温まります。
松茸ご飯となめこのお味噌汁、柴漬け。
松茸がいっぱいはいって贅沢な炊き込みご飯でした。
娘はおかわりしてました。
最後は栗蒸し羊羹。
まさにこの一か月の間しか食べられない、治作の秋の名物。
栗がごろごろ入って幸せ。
お腹もいっぱい心も満たされました。
【ほし太の日向ぼっこ】
みてたバル その2
みてたバル4軒目は、
前のお店でお隣のテーブルの方が話していた肉団子が美味しいという「小だるま亭」さんへ、
このお店は「はしご酒」という、違うイベントにも参加されていたので名前は知っていましたが、
場所が少し離れていたので今まで行く機会がありませんでした。
階段を上って入ると入口で靴を脱ぎます。
店内は本当の居酒屋さん。
にぎわっていました。
飲み物はビールを選択し、
出てきたメニューに驚きました。
「串カツ・肉団子が2つ・茹で落花生・酒粕のクッキー・キャベツにレタス盛り」
というボリューム。
肉団子は胡椒のきいたお塩をつけて戴きます。
本当に美味しかった~。
そろそろ酔いも回り、お腹もいっぱいになってきたので、
5軒目は「Cafe&Bistro Patina(カフェ&ビストロ パティーナ)さんへ、
自家製フォカッチャのサンドウィッチが残り一つでした。
友人が頼んで一口もらったけど、
カリカリに焼いたフォカッチャにとろけたチーズとサラミがはさまって、
バルサミコがかかった何とも言えない美味しさ♪
私は生の梨ジュースと、チョコレートケーキ。
梨のフレッシュな味と濃厚なチョコにオレンジの風味が効いて大満足でした。
いつもなら5軒で終了のところだけど、
今年は二人で7軒づつ回ろうと(一枚は姉にあげて)3冊買いました。
ということで6軒目にいったのが、
洋風居酒屋の「Hoi(ホイ)」さん。
バルメニューの予定数は終了していましたが、
何とか他のメニューで対応してくれるということで入店。
まだできてから1年未満という新しいお店でした。
店内も可愛いし、メニューもリーズナブルでした。
ここは珍しいダッチコーヒーが置いてあり、
是非とも飲みたかったけど前の人で終了してしまい残念。
ここでも赤ワインを頼みました。
出てきたメニューが、
生ハムのサラダとポテトサラダ、グレープフルーツものっていて量もたっぷり。
美味しくワインが飲めました。
てっきりサラダが二人前だと思ったらもう一品出てきました、
それがトリッパのトマト煮込み。
トリッパを調べたら、牛の第2胃袋のことで日本ではハチの巣と呼ばれているみたい。
本当にハチの巣みたいでした。
熱々でトマトソースがパスタにして食べたいくらいいいお味でした。
このメニュー通常でも500円で食べられるそう。
ダッチコーヒーが300円、カールスバーグも300円で飲めるそうなので
本当にリーズナブルないいお店を見つけました。
今度娘と行ってみたいな!!
ここで22時を過ぎ、だんだんとやっているお店が少なくなってきました。
最後のお店は、場所を移動して新静岡セノバの近くの「Good Old Table」さんへ…。
ここは自家製スモークプレートということで、
燻製玉子・燻製ビーフジャーキ・厚切りベーコンがのっていました。
いささか飲みすぎたのでここではクランベリージュースにしましたが、
燻製料理にはやっぱりビールがよかったな。
今回は一軒ごとのお店で結構まったりと出来たので、
7軒まわっても忙しく感じませんでした。
時間はちょうど24時。
充実した一夜でした。
【ほし太の日向ぼっこ】