2024年03月
東静岡アート&スポーツ/ヒロバ
東静岡アート&スポーツ/ヒロバで9日から始まった
五百裸漢現る!を観ました。
伊藤千史さんという美術家/墨汁画家が手掛けたもので、
墨で描かれた男たちがカラフルなのぼり旗や布や箱に描かれて、
いずれもふんどしをまといヒロバと築山の上に置かれています。
鉄道コンテナの中には小さな厚みを持った男たちが、
吊るし雛の様に飾られていました。
大きな箱に描かれた横向きの男は特大サイズでした。
タイトルがまず五百羅漢ではなく五百裸漢というのが面白くて、
この作家さんはどんな方なんだろうと調べてみたら、
「展示の依頼を受けたら、まずは会場の要素を考え、
そこに何かしらのヒントを見出しながら、表現の形を探ります」
というご本人の言葉を見つけました。
東静岡アート&スポーツ/ヒロバで展示をされるアーティストの方は、
多かれ少なかれ、
伊藤さんのように広場の大きさやシチュエーションに合わせた
作品作りをされているのを感じます。
今回の展示もヒロバいっぱいに出現した五百ものふんどし男たちは、
とても力強く、またユーモラスに、気持ちよさそうに風になびいていました。
観ているこちらも自然と笑顔になります。
【ほし太の日向ぼっこ】
ご当地マンホール ガンダム
東静岡駅北口に設置された、
ガンダムのご当地マンホールを観てきました。
富士山と日本平という文字の横に
堂々たるガンダムの姿が描かれていました。
これはバンダイナムコグループが展開する
「ガンダムマンホールプロジェクト」の一環で、
全国の様々な場所に設置されているそうです。
静岡市にはこの他に静岡駅南口のサウスポット静岡北側歩道にも、
模型の世界首都静岡と書かれたガンダムマンホールがあるようです。
これも近いうちに観に行きたいです。
【ほし太の日向ぼっこ】
山椒の芽
毎年冬の間に葉を全部落とす鉢植えの山椒の木に、
新芽が出て来ました。
昨年のブログを見てみたら3月10日に同じことを書いていました。
枯れたように見えた山椒の木ですが、
寒い間はじっと我慢してエネルギーを蓄えていたんだね。
これも全く同じ感想でした(笑)
芝川の義兄の山からもらってきた山椒の苗を鉢植えにして、
かれこれ6~7年は経っているでしょうか。
根が弱いということであまり植え替えはしない方が良いみたいですが、
今年はもう一回り大きな鉢に植え替えてあげてもいいかもしれません。
【ほし太の日向ぼっこ】
芹沢さん家お二階拝見 芹沢銈介美術館
芹沢銈介美術館に併設されている芹沢銈介氏の自宅は、
普段は土日に一階の応接間だけが見学できるのですが、
今回は二日間のみ事前予約制でお二階を拝見することができると、
市の広報誌に情報が載り予約初日に申込みして楽しみにしていました。
もともとは宮城県登米市にあった板倉で、
一階は米や野菜や農器具を収納し
二階は使用人や子供などの宿泊場所として使われていたものだそう。
芹沢氏はこの建物を気に入り東京の蒲田に移築しましたが、
蒲田には本宅があったので寝泊まりはそちらで行い、
この家は客人をもてなしたり、作品作りに利用されていたとのこと。
何度も拝見したことがある一階の応接間。
ここで学芸員の方から詳しい説明を聞きました。
部屋の真ん中には壁がありましたがその壁を取り除き一間にして、
出窓をつけ雪見障子にし、
建具や照明などインテリアのデザインは全てご自分でされたそうです。
壁の色も窓側は白ですが部屋の奥側は深緑となっていて、
置かれている家具も全て芹沢氏の選んだもの。
モダンで落ち着いた雰囲気です。
出入口側に移動した壁にはフックが取り付けられていて、
ここには訪れる方のために作品や収集品を、
自身が選んで飾り付けされていたということで、
そのためには徹夜も惜しまないほどの心配りですが、
来客があまり興味を示さないと不機嫌になってしまったとか。
登米市にあった当時のこの家の写真も見せていただきました。
如何にも農家の蔵という雰囲気の建物が、
これほど素敵になるのはひとえに芹沢氏の審美眼のおかげですね。
いよいよお二階へ、
ドキドキします。
お二階は10帖二間の和室になっていて、
襖には葛布が貼られていて木製の丸い取っ手がついています。
現在開催中の「芹沢銈介の収集 海外篇」に合わせて
収集品がセンス良く飾られていました。
東北地方の藍染めと両方とも酒を入れる器だそう。
右側は家紋入りで主に婚礼に使用したのだとか。
畳に座って窓を見ると窓の手すりと窓枠の桟の位置が、
ぴったり重なるようデザインされているのがわかります。
手すりを触ると柔らかな丸みがあり握りやすくなっていて、
細部まで芹沢氏のこだわりが感じられました。
庭の植木は何本かは実際のものを持ってきて植えたもので、
その他も実際に植えられていた木と同じものを植えているそうです。
門から庭へ延びるアプローチも芹沢氏のデザインしたものでした。
約30分間の見学時間でしたが、
少人数(5名)ずつの訪問だったので、
芹沢氏のこだわりが詰まった素敵な空間を満喫することができました。
【ほし太の日向ぼっこ】
ストーブ時々ちゅうちゅう
愛猫のアシュくんこのところの冬に逆戻りしたような寒さで、
またもやストーブの前が定番の場所になりました。
我が家でエックスと呼んでいるのが、
顔の前で腕をクロスする形。
それの変形の片手エックスで寝ています。
片手を前に伸ばすのもお気に入りのポーズ。
いつもは左手が多いけれど、
今回は右手でした。
事務所のお気に入りの場所は座布団の上。
そこで腕(袖)をくわえてフミフミするのが好き!
これをちゅうちゅと呼んでいます。
顔も背中もお尻も、
ストーブにくっつきそうなくらいの近さで寝ています。
(これはまだ距離がある方)
毛が焦げないか心配になります。
【猫とお昼寝】
手作り味噌
2019年に仕込んだ手作り味噌がまだ一つだけ残っていたので、
それを使い始めました。
自然農の畑で作った在来の豆を使った味噌です。
5年たつのでかなり熟成しています。
もともと在来の豆は緑がかっているので、
出来上がりの色が濃いのですが、
色だけ見るとまるで八丁味噌のようです。
大根と菜の花のお味噌汁を作りました。
赤だしみたいですが味はいつもの我が家の味噌の味です。
【ほし太の日向ぼっこ】
焼き芋
姪が日曜日に「おいもフェスSHIZUOKA2024」に行って、
珍しい焼き芋を買ってきてくれました。
それは紫芋の品種「福紫」でした。
兵庫県の「神戸屋志のもと」
というお店だったそう。
自社農園でも紫芋は作っていますが福紫はありません。
どんな味なのか興味深々でいただきました。
紫芋といえば色はきれいだけど甘みはほとんどなく、
製菓用というイメージでしたが、
福紫はしっかり糖化させてあり甘みがちゃんとありました。
この紫芋なら干し芋にしても美味しいかも。
【ほし太の日向ぼっこ】
静岡おでん祭り
3月1日~3日まで青葉通りで開催されていた
「静岡おでん祭り」に行ってきました。
昨年よりも参加店舗がかなり多くなっていました。
友人と2日(土)の19時に待ち合わせ。
すでにものすごい人の数でした。
全国のおでん屋ゾーンは毎回人気ですが、
今回もやはり長蛇の列なので、
諦めてファミリーゾーンへ行ってみることにしました。
開催時間は21時までですが、
既に売り切れで閉店してしまったお店もかなりありました。
屋台形式でその店に滞在して飲みながら食べるか、
テイクアウトして好きな場所で食べるかでしたが、
席はどこもいっぱいなので
友人ととにかく一軒ずつでも手分けしておでんを買おう!
とようやくテイクアウトできたのが、
駅南酒場餃子研究所の、
おでん気まぐれ5本セットと餃子チーズボールです。
チラシには「出汁は食べ歩きできるよう泡状で提供する」
と書かれていましたが既にそれもなく普通のおでんの出汁でした。
友人が買ってきたのは「ふるはし」というお店の、
4種(昆布・いわし・さば・とびうお)の出汁を使った
おでん盛り合わせと、E-REX豚バラの酒煮でした。
空いているベンチを見つけて座り、
菊姫のワンカップを持参していたので、
ここで乾杯してようやくおでんにありつけました。
友人が温かい白飯をおにぎりにして2個ずつ持ってきてくれたので、
おでんの出汁に入れ汁まで残さずいただきました。
適度にほろ酔いになりお腹もいっぱいになったので、
私たちのおでん祭りはここで終了。
もっと早い時間から参加しないと
お目当てのおでんにはありつけないと悟りました。
【ほし太の日向ぼっこ】
芹沢銈介の収集 海外篇
芹沢銈介美術館は静岡で私の一番好きな場所です。
芹沢銈介氏は、
型絵染の重要無形文化財保持者(人間国宝)としての活動とともに、
世界の工芸品の収集家としても広く知られています。
そのコレクションは6000点以上と言われ、
そのうちの4500点を静岡の芹沢銈介美術館で所蔵し、
氏の作品を展示するとともに、
毎回の企画展ではその収集品の展示もされています。
現在開催中の「芹沢銈介の収集~海外篇」を鑑賞してきました。
収集の特徴は「徹底して自分が好きだと思うもの、よいと思うものだけを集めた」
ということでそれは「もうひとつの創造」と自ら呼んでいたそうです。
ジャンルも時代も国籍も様々な収集品ですが、
芹沢氏の審美眼に触れることができ、
またそのエネルギーに圧倒されました。
【ほし太の日向ぼっこ】
かつお節削りごはん
知り合いの日本料理店に行ったら、
カウンターから見える場所にかつお節削り機が設置されていました。
一月に導入したそうで前回はなかったもの。
それほど大きい訳ではないのに存在感がすごくありました。
聞けば、0.01ミリの厚さから削れるそうです。
途中で削りたての鰹を出してもらいましたが、
かつお節の芳しい香りがたち、
口の中では一瞬で溶けてしまうような繊細な食感でいながら、
その旨みの余韻が長く感じられて
今まで味わったことがないような美味しさでした。
大阪の会社に発注したと聞いたので調べたら、
すぐに有限会社エムズネットヤマキタという会社だとわかりました。
そうそうたるお店がこのかつお節削りを導入しているということも。
〆のご飯にこの削り節ご飯をいただきました。
山形産つや姫の炊き立てご飯のうえに九条ネギとパセリのみじん切りがのり、
その上から極薄のかつお節削りがどっさりとのせられていて、
とても贅沢な味わいでした。
【ほし太の日向ぼっこ】