新着記事

カテゴリー

アーカイブ

ほしいも 色の変化

ほしいも統計

日本各地のほしいも

よくあるご質問

ほしいもブログ

ほしいも農家の皆さん





ほしいもブログ

感動

前から行ってみたかった、
焼津にある『茶懐石 温石』さんを訪問しました。
姪が予約してくれてから約5か月、
楽しみに待っていました。
門から飛び石を辿り茶室に向かう小道へと案内されました。
ここは昂った気持ちを静める場所とのこと。
その後履物を脱ぎ
(入り口で手指消毒したので靴には触らないでと言われ)
立派なカウンターのあるお部屋に通されました。

飲み物を選び最初の一品は、
平貝と芽キャベツ、素揚げしたケールの和え物。
平貝はみたこと無いくらい立派でした。
カリカリに揚げたケールが美味しくてびっくりです。
少し苦みが効いて春らしい味わいでした。

次は〆鯖のお寿司。
春菊のお浸しには自家製マスタードのソースがかかっています。
肉厚の鯖はギリギリの締めかたで、
細かい包丁が入り食べやすくとても美味しかったです。
「指でつまんで召し上がれ」とのこと、
指からも美味しさが伝わりました。

蛤とホワイトアスパラのお椀。
蛤は火を通すと固くなるそうで、
見えないところに細かく包丁を入れ食べやすくしています。
ホワイトアスパラは炭火であぶって香ばしくなり、
出汁と木の芽の香りがふくよかで味わい深いです。

地元焼津で今朝獲れた鰆のお刺身。
脂がのっていて塩で食べると最高でした。
地元の有名な魚屋さん「サスエ前田魚店」からの仕入れでしょう。
素晴らしく美味しい鰆でした。

蓮根と太刀魚の揚げ物。
蓮根の香りも太刀魚の香りも生かした調理。
ホクホクした食感があり、
一口づつで食べられる大きさもよかったです。

エボダイと春菊のえこう蒸し(油に変わると書くとの説明有)
ふわふわの身に春菊とわさびを載せて、
黄身醤油と一緒に戴きます。
炭火で焼いた椎茸も後から同じ皿に入れてくださり、
香りも食感も楽しめました。

いよいよメインのお料理でしょうか。
焼いた金目鯛は皮がパリパリで、
実山椒じょうゆとも相性ばっちりで感動的な美味しさでした。

お口直しの一品。
水菜と薄揚げの辛子胡麻和え。
確かに口の中がさっぱりとします。

牛肉とタケノコの炊き合わせ。
しばらく前から炭火で丁寧に焙られていた牛肉が、
まさかの炊き合わせとは驚きました。
地元産の採れたてのタケノコの香り、
牛肉と出汁の組み合わせは獣臭さが全くなく上品な一皿でした。

ここで炊きたて土鍋ご飯が一口ふるまわれ、
その後鰆と菜の花、タケノコの混ぜご飯に仕立てられました。

ご飯と一緒に
香の物とお味噌汁が添えられます。

ここでまだお腹に入るかどうか尋ねられ、
炭火であぶられていたご飯のおこげを
海苔のお出汁と一緒出していただきました。
おこげの香ばしさとお出汁に入れた瞬間のジュッという音も楽しめました。

大きな苺の「紅ほっぺ」と「かおり野」です。
紅ほっぺから食べるのがお勧めとのこと。

最後は「春菊もち」とのこと。
こしあんをその場できれいな緑色のお餅で包みます。
春菊の香りは感じませんでしたが、きれいな緑色は春を感じさせます。

写真撮り忘れましたが、最後はお抹茶で締めくくり。
特別な空間で美味しい和食をゆっくりと堪能した2時間半でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2023年03月21日 13:18