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レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想 展

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静岡市美術館開館一周年記念の
『レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想展』に行ってきました。
静岡・東京・福岡をまわる展覧会のトップをきって、
11月3日から開催されています。

日曜日の午後三時半という時間で、
かなりの混雑を覚悟していたのですが、
思っていたよりもゆったりと観賞できました。
作品はどれも400年以上前のものとは思えないほど綺麗。

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ルーブルとロンドン・ナショナルギャラリーにも展示されている、
ダ・ヴィンチと弟子の共同作品とされる「岩窟の聖母」は、
個人蔵のため研究者でもほとんど観る機会がなかったという貴重な1点。

「モナ・リザ」に関する展示もかなりの点数があり、
「もうひとつの未完の『モナ・リザ゙』ではないか」という説もある、
「アイルワースのモナ・リザ」や、
サライという弟子が描いた裸のモナ・リザなど、
興味深い作品がたくさんありました。

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静岡市美術館のチラシは表も裏も、中も豪華です。

静岡展のみの公開という、
サライ(帰属)の『聖母子と聖アンナ』は、
まるでダヴィンチが描いたように美しく、
さすが愛弟子だなあと感心しました。
サライというのは通称で、小悪魔という意味。
盗みや嘘など、この弟子にはダヴィンチ自身かなり手を焼いたようですが、
亡くなるまで30年近くも側につかえ、
死後、遺産の相続をうけるほど愛されてもいたそうです。

他にも『衣紋の習作』など9割が日本初公開という、
貴重で興味深い作品をたくさん観ることができました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2011年11月15日 07:36