秋晴れのいいお天気が続いています。
自然農の田んぼは仲間も全員稲刈りが終わり、
あちらこちらの田んぼの稲架に稲がかかっています。
我が家の田んぼは稲刈りしてから約3週間たちました。
そろそろちょうどよく乾いてきたので、
仕事が忙しくなる前に急いで脱穀をしました。
毎年わが家が脱穀一番のりなので、
足踏み脱穀機(通称ガーコン)と唐蓑を、
保管場所から田んぼに運び出すところから始めます。
ビニールシートを広げた上に脱穀機をのせて、
脱穀したもみ米が飛び散らないよう、
周りを覆うための骨組みを取り付けてから
シーツで覆って準備完了です。
脱穀ができる状態にするまでがけっこう時間がかかります。
脱穀機を足で踏みながら回転させます。
稲架から稲を外して束ねた藁をほどき、
一握りづつ稲先を脱穀機の突起にあてて脱粒させます。
脱穀し終えたもみ米には、
藁やゴミや、粒の入っていないもみなどが混ざっているので、
唐蓑にかけてきれいにします。
手で中の羽を回転させて風を起こします。
そこに上から少しづつもみ米を落としていくと、
軽いわらなどを後ろに飛ばします。
手前にいいもみ米が、
その後ろは軽いもみ米とゴミが混ざったもみ米が落ちる仕組みです。
一回ではなかなかきれいにならないので、
何回もかけます。
ようやくきれいなもみ米になりました。
重さを量ったら4.73㎏しかありません。
今までで一番少なかったです。
【きらくな寝床】