ジャボチカバという果物をご存じですか?
見た目は大粒のブドウのようですが、
ライチに似た香りで、糖度は16~18度もあるといいます。
南米に自生している木で、
30日~40日程度で実がなるため一年を通じて収穫が可能なんだそう。
そのジャボチカバを栽培している珍しい農園が、
静岡市駿河区丸子にあります。
3月21日の日曜日、その西川農園さんを訪ねました。
ジャボチカバの摘み取り体験が500円でできます。
最初に試食をさせて戴きました。
左側の少し小粒な方がボリビア産、右側がブラジル産のジャボチカバ。
ボリビア産は少し酸味があり、ブラジル産は甘みが強かったです。
皮の部分にポリフェノールがたくさん含まれているので、
カシスのような味わいもありとっても美味しいです。
西川農園さんでは、
温室に両方のジャボチカバの木が約120本植えられています。
あいにくの雨でしたが、温室内なので快適です。
さっそく専用のカップを受け取り、摘み取り体験をしました。
ジャボチカバは、幹に直接花が咲き実がなる珍しい植物。
下から上までびっしりと実がなっていますが、
この日はボリビア産の方がよく熟しているということで、
ボリビア産の木が植えられている左側のゾーンを中心に、
美味しそうな黒々とした実を探します。
実を優しくつまんでひねるようにして摘み取ります。
カップには10粒ほどの実が入りました。
摘み取り体験のあとは、
農園カフェでジャボチカバを使った手作りスイーツや飲み物を戴きました。
こちらは数量限定のランチプレート(税込み1400円)
自家製のジャボチカバ パンを使ったサンドイッチ、
たっぷりの野菜サラダ、イカのアヒージョ、椎茸のソテー、
スープ、ドリンク、デザートがついてとっても豪華で美味しいプレートでした。
ランチプレートは残り1つだったので、
カフェメニューも頼んでみました。
ジャボチカバチーズケーキ、ジャボチカバジェラート、
甘夏ジンジャーエール。
どれも本当に美味しかったです。
ジャボチカバジュースは、ランチプレートのドリンクとして選びました。
ジャボチカバ100%のストレートジュースで、
甘みと酸味のバランスがよくとってもさわやか。
朝、農園で収穫されたというパイナップルをサービスで出して下さいました。
静岡産のパイナップルなんて、すごく貴重です。
こちらもとっても美味しかったです。
他にもコーヒーの木があり実が沢山なっていました。
コーヒーの実は焙煎体験に使われるのだそう。
入り口横にはお洒落なキッチンカーがあります。
手作りパンやお菓子なども販売しています。
苗の販売コーナーもありました。
実は一昨年、
姪が友人と訪れた時に摘み取ってきたジャボチカバの実を食べさせてもらい、
その時の種を蒔いたら芽が出て、
我が家でもジャボチカバの苗が2本育っています。
そんなご縁もあり、一度訪れたいと思っていた西川農園さんですが、
想像以上に楽しいひとときでした。
今度は友人を誘ってランチプレートを予約してまた来たいです。
【ほし太の日向ぼっこ】