自然農の田んぼ 2021 始動

4月3日、自然農の田んぼの共同草刈りがありました。
今年初めての作業です。
田んぼは、キツネノボタン、カラスノエンドウ、
クローバーやレンゲなど春の草が生え始めていました。

草刈りをする土手の上に咲いていた二ホンタンポポ。
最近よく見かけるのは外来種の西洋タンポポが多くて、
在来のタンポポは貴重です。
ガクの部分がめくれていないのが特徴です。

こんなに可愛い花なのに可哀想な名前の「オオイヌノフグリ」
実はこちらも外来種で、在来種の「イヌノフグリ」は、
とても小さい花が咲くそうですがオオイヌノフグリに生育地を奪われ、
今ではほとんど見つけることができないそうです。

春の七草で有名な「ホトケノザ」。
この草をずっとそう思っていましたが、
今回ちゃんと調べたら「姫踊子草(ひめおどりこそう)」
というホトケノザとよく似た花でした。

作業は、田んぼを囲っている柵周りの草取りです。
地域の共同作業で除草剤を撒かれてしまう前に、
きれいにしておくのが目的です。

石垣にはえた草もきれいにします。

草刈りを始めてすぐに手袋や腕、足に、
草の種がびっしり付いてしまいました。
チクチクして痛いのでやっかいです。

共同作業は4人で約2時間。
柵の周りがすっきりとしました。
久しぶりの草刈りだったので、
後日けっこうな筋肉痛になりました(笑)


















