お味噌の仕込み
先週1週間近くかけて仕込んでいた手作り味噌を
11日に坂ノ上に行って作ってきました。
前段階として朝、
昨年仕込んだお味噌をすべて取り出しタッパーに移しました。
量が多いので結構手間です。
坂ノ上到着。
抜けるような青空の下、
外で作業します。
まずは塩きり。
最後てっぺんにふる塩をよけて、
残りは麹とよく混ぜ合わせておきます。
塩の分量は、乾燥大豆と麹をあわせた重さの22%で計算します。
家で今朝まで煮ていた大豆の煮汁を切って、
うすに入れて杵でつぶします。
今年はがんばって柔らかくなるまで煮ました。
毎年この作業を町田さんに手伝って貰い助かってます。
つぶした大豆を塩きりした麹と混ぜ合わせます。
よく混ぜながら、残った大豆の粒をつぶしたりします。
麹と大豆が混ざったら、
お団子を作ります。
人によって大きさも様々。
この作業も手伝ってもらいました。
なるべくたくさんの人にやってもらうと、
さらに美味しいお味噌になるような気がします。
出来上がったお団子を、
カメに次々投げ込んでいきます。
これも楽しい作業です。
全部投げ入れたら、
ゲンコツで空気が入らないように押し込んでいき、
最後平らにします。
最初によけておいた塩をふります。
上に晒しをかぶせ、周りはねじったさらしを置きます。
上に板を置き重石をのせます。
晒しと板は洗わないで味噌がしみこんだ物をそのまま使います。
これを一年間熟成させて出来上がり。
美味しいお味噌になりますように。
今年も無事に仕込が終わりホッとしました。
作業が終わる頃、山からチラチラと雪が降ってきました。
晴れているのに気温が低いからでしょうか、
すぐにとけてしまうけど、大粒のきれいな雪でした。