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2010年12月

今月のもでらあとライブ♪

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ついこの前「もでらあと」のことを書いたばかりの気がするのに、
もう1ヶ月たってしまいました。
その調子で一年も早くて、
友人が出演する今年最後、12回目の「もでらあとライブ」でした。

今夜は久々のフルート1本とピアノ。
一部は「ロンドンデリー」から始まり、
その後は、浜松の作曲家 伊藤 康秀さんの曲を数曲演奏。

その中でも「木星のファンタジー」はかなり好きな曲♪
管楽器のための「古典組曲」もよかったです。
綺麗な旋律が多いのに、
演奏はかなり難しいらしく、
けっこう演奏者泣かせな作曲家さんらしいです。

その次が、フランスの作曲家 イベールの「間奏曲」。
風がびゅうびゅう吹いているような、周りをぐるぐる取り巻いているような
そんな感じから始まる面白い曲でした。

一部の最後は、プッチーニのオペラ トスカから「歌に生き、恋に生き」。
この曲は、よくソプラノ歌手が引退のときに好んで歌うそう。
絶叫型の曲でした。

二部に入ると、
「You Raise Me Up」から♪
この曲はいつ聴いても癒されます。

そしてこの夜最大の大曲、約10分の「カルメン幻想曲」!
良く知っているお馴染みのメロディも繰り返し出てきて、聴き応え充分で満足しました。

そして、雰囲気はがらりと変わってここからはクリスマスソング♪

カッチーニの「アベマリア」は、実はカッチーニが作曲したのではなく、
1970年代に作曲され、90年代までは知られていなかったというびっくりな話を聞いてから、
改めてこの曲を聴いたのだけれど、やっぱりこの曲は綺麗で幻想的です。

クリスマスのムードが盛り上がったところで、
ヘンデルの「荒野のはてに」
アダンの「オー・ホーリー・ナイト」
ここでまた、伊藤 康秀さんの「クリスマスソング・メドレー」
最後は初めて聴く編曲の「サイレント・ナイト」でした。

今年も一年音楽で癒されたので、
来年も変わらず楽しみにしたいと思います。

「もでらあと」は今年でなんと35周年を迎えたそう!
長いあいだ音楽を聴く場を提供してくださって本当に感謝です!!

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2010年12月11日 07:47

章姫

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この前、「とちおとめ」を戴いたと思ったら、
今度は母の友人から「章姫」を戴きました。

そう、この時期の苺はとっても高いので、
自分ではなかなか買えませんが、
戴くととっても嬉しいものです。

この「章姫」、もともと静岡で作られていた、
「ワンダー」という酸味の強い細長い苺と、
「女峰」という甘みの強い品種をかけあわせてできた人気の品種です。

静岡には、最近国宝に認定された久能山東照宮の海側の斜面で、
「石垣いちご」の栽培が有名です。
ここは、観光いちご園が軒を並べていて、
シーズン中には渋滞がおこるほどの人気の場所です。
それも昔は「ワンダー」だったので、
ミルクをつけて食べたものです。
最近はほとんど「章姫」なので、ミルクはいらなくなりました。

苺は最近12月、1月が旬になってしまい、
この時期の苺が一番美味しいので、
苺刈りもお正月から始まります。
お天気がいい日に、
海を眺めながら甘くて美味しい苺をお腹一杯食べられる幸せは
なかなか他では味わえません。
「ああ、久しぶりに苺刈りに行きたくなりました」

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2010年12月10日 08:32

静岡おでん

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最近B級グルメで人気になった「静岡おでん」
私も「静岡おでんの会」の立ち上げの時、
会のメンバーとして「静岡おでんマップ」を作るために
あちらこちらの店をたくさん取材してきました。

でも、どこのB級グルメもそうだと思うけれど、
もともとはその土地のどこの家庭でも普通に作られていたもの。

今でも、各家庭の味がそれぞれあって同じ「静岡おでん」とはいえ、
個性は様々です。

我が家はやっぱり主人の母が作ってくれる「おでん」が一番大好き!
母は、牛すじと、鶏の皮、モツで出汁をとるので、
かなり濃厚なスープのなかで練り物や、大根、じゃがいも、蒟蒻、たまごなどを煮ます。
これは後をひく美味しさで、
お正月は、「おせち」より「おでん」が一番人気です。

写真のおでんは、
母のおでんではなく、ときどきご馳走になる
元の職場の同僚が作ってくれたもの。

彼女のおでんは牛すじとかつおの出汁なので、
母のよりはかなりあっさりとして、こちらもかなり美味しく後をひきます。

作る人によって個性はさまざまですが、
静岡おでんの5個条というのがあります。
①黒はんぺんが入っている。
②黒いスープ(牛すじの出汁なので、色ほどしょっぱくないのです)
③竹串にささっている(家庭ではモツしかさしていない場合もあります)
④青海苔、だし粉をかける。
⑤駄菓子屋にある。

特に⑤は、最近少なくなりましたが
子供の頃には小銭を握りしめて駄菓子やに走っていったものです。
会計は串の数なので、そこで算数の勉強にもなりました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2010年12月09日 08:13

とちおとめ

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栃木のお客様から、
お土産に「とちおとめ」を戴きました。

この「とちおとめ」、
日本一たくさん作られている苺ということは知っていたのですが、
静岡には「章姫」という苺があり、
殆ど地元で売っている苺は「章姫」なので、
「とちおとめ」は初めて食べました。

まず形が「章姫」とはずいぶんちがうなぁと思いました。
「章姫」は上がふくらんでいて下がほっそりとした、
いかにも苺という形なんだけど、
「とちおとめ」は、
下のほうもふっくらして平べったい印象があります。
短い足が二本でているような形もあり、
なんとなくユーモラスな感じでした。

それが「とちおとめ」の一般的な形なのか、
たまたま戴いた苺がそうだっただけなのかはわかりません。

食べてみると、
やっぱり日本一は伊達じゃないなーと思わせる、
甘みとそして苺らしい酸味もあり、
とっても美味しい苺でした。

「おとめ」とか、「姫」の名前がしっくりくるというのは
やっぱり見た目の華やかさからですね。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2010年12月08日 07:05

花緑の夢空間(その2)

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落語はもちろん大満足でしたが、
お楽しみは始まる前と後にもあります。

まず紅葉山庭園は茶室なので、
はじめに呈茶のサービスがあります。

抹茶は「安倍の花」という本山のお茶。
お菓子は季節にあった「姫つばき」でした。
抹茶の大好きな娘に飲ませてあげたいくらい
目で楽しみ、舌で味わい、とっても美味しかったです。
お茶碗には富士山の絵がありました。

前に中国からのお客様をここにお連れした時に
とっても喜ばれたのを思い出しました。

そして落語が終わった後、
花緑師匠が、買ったCDやDVD、手ぬぐいにサインをしてくれます。
それも一人一人丁寧に名前入りで♪
去年は私の名前だったので、今年は娘の名前を書いていだきました。
きっと娘も喜ぶだろうと思います。

【きらくな寝床】

日時:2010年12月07日 07:27

花緑の夢空間

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毎年12月に、
静岡市の駿府公園の中にある紅葉山庭園の茶室で、
「柳家 花緑師匠」の落語会があります。

これはかなり人気の会で、
往復はがきで申し込みをするのだけれど
ここ何年かは当たったことがありません。
けれど一人二枚まで申し込みできるので、
くじ運のいい友人が、昨年も今年も当ててくれました♪

会場は茶室なのでそれほど広くなく、凝ったつくりの和室です。
しかも贅沢なことに、マイクを使わない肉声で花緑師匠の噺が聴けます。
お庭には綺麗な紅葉が見ごろで、落語を聴くのには最高の場所♪

席順は振込み順なので、これもまた、友人がいち早く振り込みしてくれて
最前列という、なんともはや至れり尽くせりの夜でした。

噺はというと、さすがは花緑師匠。
ほっぺたが痛くなるくらい笑って、笑って、笑って…。
最近こんなに笑ったことってなかったなぁ♪

落語は大人が楽しむ、洒落た芸能だと実感しました。

演目は
前座さんが「真田小僧」
花緑師匠が「高砂や」「厩火事」でした。
でも落語に入る前の話もすごく面白くて、二時間があっという間でした。

友人には本当に感謝!感謝!です。

【きらくな寝床】

日時:2010年12月06日 07:20

安納芋の干しいも♪

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今月の「定期宅配干し芋」のおまけ干しいもは
「安納芋の干しいも」です。

安納芋は、今一番人気のさつまいもです。
焼き芋にすると、黄金色に輝いてほくほくとした
まさに「さつまいも」っていうお芋なんですが、

それを干し芋にするのはかなり大変でした。

干しいも名人の「たかおさん」にも断られ、
他、何人かの農家さんにも「もう持ってくるな!」と言われたとか…。

現在は自社で安納芋を作り、
干し芋にも加工していますが、
なかなか大きく育たないので大変です。
加工も、
かたまりで身割れする性質から、かなり苦戦します。

それでも加工を続けるのは、
やっぱり安納芋のよさがあるから♪

現在販売するまでには量が確保できませんが、
定期のお客様だけには召し上がっていただこうと
今年もまた苦労しながら作ります。

安納芋について詳しくはこちら
干し芋のタツマhttp://www.tatuma.co.jp/

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2010年12月05日 08:29

お店の看板(その後)

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先週の土曜日に父親と一緒に作った看板、
実際にお店に持っていったらこうなりました。

ただそれだけなのですが、
ちゃんと塗装して、ポップを貼ったら
あまりにも大きさがピッタリだったので
また紹介したくなりました。

ポップの内容は、
片面が年末恒例の「干し芋福袋」

もう片面が、
石川県にある日本酒の蔵元、菊姫の新酒
「にごり」と「山廃純米 生原酒 無濾過」
お正月用の「樽酒」のお勧め。

「はくばく」のラーメンセット
と盛りだくさんです。

自画自賛ですが、
なかなかいい看板が出来上がりました♪

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2010年12月04日 09:51

「ソウル・ボーイへの伝言」

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佐野 元春 30周年アニバーサリー・ツアー
全国クラブ・サーキット ツアーin 清水 SOUND SHOWER ark

まさかまさか、佐野元春さんが
地元の清水に来てくれるなんて♪
それもライブハウスに!

会場に入ってビックリ!
舞台がすごーく近いんです。

今までで一番近くの、手を伸ばせば届きそうな距離で
元春さんの姿を見、声が聴けました
もうそれだけで充分なんだけど、
さすがライブハウス、
本当にたくさんの曲を演奏してくれました。
オールスタンディングはこうなると最高です。

誰かがこの夜の感想を、
「音楽は時を超えて更に輝く!」と書いていたけれど、
まさにその言葉がぴったりでした。
30年前の元春さんも格好よかったけど、
30年後の今のほうがもっともっと素敵です。

そして最近の歌詞は、かなり哲学的!
聴いていて深いなぁと思います。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2010年12月03日 09:35

セラフィーヌの庭

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20世紀初頭のフランスの田舎町に実在した「素朴派」の画家、
セラフィーヌ・ルイ(1864-1942)の半生を描いた映画。

貧しく身寄りもない彼女は、家政婦をしながら日々の暮らしを送っている。
深い信仰心を持つ彼女は、神からの啓示を受けて絵を描きはじめたのだという。

誰かに絵を習ったわけでもなく、
自然の草や土、動物の血から絵の具をつくり、
花や草、木、果物の絵を描き出す。

彼女の描く絵は、美しいけれど
見る者を不安にさせる狂気のようなものが感じられ、
それはやがて心を病んでいく彼女の運命をも予感させる

田舎の貧しい家政婦だった彼女が
ドイツ人の画商ウーデに出会い画家となり、
名声を得るはずだったその一歩手前で時代の渦に翻弄され、
悲劇的な最期へとむかう様子をカメラは淡々と描きだす。

セラフィーヌを演じた女優さんは、
まさに彼女そのものになりきっていたように思いました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2010年12月02日 09:31