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ミュージカル『レ・ミゼラブル』

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徳川家康公四百年祭の記念事業として、
9月17日から24日まで、静岡市清水区にあるマリナートで開催中の、
ミュージカル『レ・ミゼラブル』を観劇してきました。

マリナートは少しこじんまりとしたホールでしたが、
オーケストラの生演奏での上演は流石に迫力がありました。

セットも次々に早変わりし、
舞台転換もとてもスムーズに物語に入り込めました。

何よりも役者さんたちの歌声が素晴らしかったです。

レ・ミゼラブルの原作はかなり長いですが、
それを3時間に凝縮しているので、
やはり原作は知っていた方がいいと思いました。

ジャン・バルジャンとジャベール、
コゼットとエポニール、
社会の底辺に生きる娼婦たちと、
自分たちの力で社会を変えようと理想を夢見る学生たち、
それぞれの登場人物を対比させつつ、
心情もクローズアップされていて、
その人物の生き方そのものを見せてもらったような濃い3時間でした。

挿入歌はかなり有名です。
その同じメロディを違うキャラクターが、
まったく違う場面で歌ったりするところも大変印象的でした。

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ロングランなので、キャストも日替わりで変わります。
他の日を観ていないので比較はできませんが、
今回のキャストはかなりいいと思いました。

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原作を昔「ああ無情」というタイトルで読んだことがありますが、
とてもうまく付けた邦題だと思います。
強欲な宿屋の夫婦、テルナディエ夫妻は最後まで生き延び、
裕福になってしまうところはとても不条理ですが、
物語の終わりがいつもハッピーエンドではない
ということも真実味がありますね。

【ほし太の日向ぼっこ】

秋の味覚

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娘たち夫婦が帰ってきたので一緒に葵区昭和町にある、
日本料理治作さんへ行ってきました。

最近は治作に行くために帰って来ると言ってもいいくらい、
二人とも気に入っています(もちろん私たち夫婦もですが)

そして9月のこの時期一番のお楽しみは、
名残の鱧と松茸の土瓶蒸し。

特にこの日はとてもいい松茸が入ったと親方が見せてくれました。
期待に胸が高鳴ります。

いったいこの土瓶蒸しという料理は誰が考えたのでしょう?
このためだけにしか使わない専用の土瓶まであるのも贅沢な話です。

出てきた土瓶蒸しは、
まず蓋を開けてその香りを楽しみます。
そしてお出汁の味を楽しむためにお猪口に汁をとって飲みます。
その後は具をお猪口にとって食べ、スダチを絞り、
汁を飲み…の繰り返しで、
嗅覚と味覚と食感すべてが渾然となり、あっという間に完食。

娘が「この写真は待ち受けにしたい」と言っていたほど、
しばらくはこの記憶で幸せな気持ちになれそうです。

お造りも、八寸も、焼き物も、秋を感じるメニューをたくさん堪能しました。
心残りは栗蒸し羊羹がまだだったことくらい。
これは来月の楽しみになりました。

【ほし太の日向ぼっこ】

初物

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お盆のころからスーパーに並び始める青いみかん。
静岡では南伊豆の西浦みかんが極早生としてよくみかけます。
まだ酸っぱそうだなぁと思い買ってはいなかったけど、
スタッフから、
ご近所の無人販売に100円で出ていたと一個もらいました。

それがなんとも甘くて美味しかったので、
思わず「また出てたら買って来て」と頼みました。

興味が沸いて少し調べたら、
西浦のミカン栽培は江戸時代から行われていたようで、
伊豆沖で難破した九州の漁船を助けたお礼に、
船内にあったみかん数個を譲り受け、
そこから苗木を増やしたとありました。

この話どこかで聞いたことがあります。
そう、干し芋と全く同じです。
干し芋は静岡の御前崎というところが発祥の地ですが、
やはり九州から来た船が難破して
助けたためにお礼にサツマイモを伝えてもらったという歴史があります。

静岡は海に面しているので、
いたるところで難破船を助けて、
お礼に色んなものを伝えてもらっているんですね。

【ほし太の日向ぼっこ】

柿の種アソート

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友人の後藤ちゃんから新潟のお土産に頂いた、
レリヒさんの柿の種アソート。

パッケージが可愛くて開けるのが勿体なく、
なかなか食べることができませんでした。

娘たちが里帰りしたのでようやく開封。

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するとさらに中から小袋が出てきて、
ミニレリヒさんがいっぱい。
カレー味と南蛮海老味の二種類。
どちらも美味しかったです。

アジカル(株)という会社が出していましたが、
亀田製菓のグループ企業の様です。

これ近くに売ってたら誰かに買ってあげたいくらい可愛いです。

ちなみにレリヒさんは、
新潟県に日本で初めてスキーを伝えた実在の人物にちなんだゆるきゃら。
ウコン色(黄色)の衣装を着ているため、
なんとなくカレー味との相性がいいようですね。

【ブライス大好き】

うちのケミコさん。

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我が家の長寿猫ケミコさんは御年16歳。
人間でいうと90歳くらいになるそう。

近頃少し頭がボケ気味で、
めっきり毛づくろいもしなくなってしまい、
自慢の三毛柄が薄汚い色になっていました。
前は白毛が多くて綺麗な猫ちゃんと言われたのに…。

そこでまだ気温が高い今ならと、
洗ってあげることにしました。

バケツにお風呂の残り湯を入れ、
猫用の薬用シャンプーで二度洗い。
何度も脱走しそうになるところを押さえつけ、
こちらが汗だくになりながら洗ったところ、
きれいな毛並を取り戻しました。
ドライヤーで濡れた毛を乾かすのは、
前ほど嫌がらずにおとなしくしていました。
ただ、写真を撮るのは難しくこんなピンボケになってしまいました。

この綺麗さがどこまで持つのか心配です。

【ほし太の日向ぼっこ】

農園の野菜

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有機農園でとれた野菜が届きました。
立派なかぼちゃと名前のわからない葉っぱとオクラ。
オクラは、紫色のと緑のが二種類。

まずオクラはさっとゆでて薄切りにし、おかかで和えました。
紫色のオクラは、紫色のインゲンと同じように
茹でたら色が抜けてしまい普通のオクラのようになってしまいましたが
味は変わらないので美味しく戴きました。

困ったのは葉っぱの方。
どうやって食べていいのかさっぱりわかりません。
私の持論としては、
たいていのものは天ぷらか漬物にすれば美味しいのですが、
時間的に天ぷらは無理で、漬物にするような素材ではない…。
ということで、仕方がないので茹でておひたしにしてみました。

少し苦味がありますが大変美味しく食べられました。
ツルムラサキにも似ている気がしましたが、
一体なんだったのでしょうか?
今度ちゃんと聞いてみなければ…。

【ほし太の日向ぼっこ】

思いもかけない…

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仕事で東京へ行った帰りに、
東名高速道路上で車がパンクしてしまいました。

緊急電話でNEXCO中日本のハイウェイパトロールへ連絡すると、
とても優しく応対してくれて、すぐに現場へ向かうと言ってくれました。
パンクが車道側と言うと、
到着するまでは何もせず、
ガードレールの外へ避難しているようにとのこと。

15分ほどで到着すると、
すぐに三角コーンを設置してくれ、
JAFが到着するまで安全確保のために付き添ってくれました。

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まず最初にJAFの後方支援車が到着。
その後レッカー車も来ましたが、
車を見て、その場で修理することになりました。

高速道路上でのパンク修理は命がけです…。
後方支援車が、車を右側の車線に誘導する中での作業でした。

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これはハイウェイパトロールの方が貸してくれた、
反射板の付いたベスト。
人数分持ってきてくれました。

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修理が終わったらこの袋に入れて返します。
また回収にきてくれるんだろうね。

普段は何事もなく利用している高速道路ですが、
こういう方々に守られて、
安心して走行できることを実感しました。

お世話になったみなさん、本当にありがとうございました。

【ほし太の日向ぼっこ】

紫野 和久傳

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先日日経新聞の土曜版に、
お取り寄せしたいお菓子で西の一番だった、
和久傳さんの 『れんこん菓子 西湖』と、
『ささのか菓子 希水』を、
主人が買ってきてくれました。

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箱を開けると笹の葉のいい香りがします。
れんこんのでんぷんと、
和三盆糖で作られた繊細なお菓子。
つるっとしたのどごしが何とも言えず上品でした。

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希水の方は、西湖より少し甘めでした。
笹を、りんごとともに圧搾して取り出した水と、
オオバコから作られているのだそう。
(写真は西湖)

いつか和久傳さんの料亭でお食事がしてみたいです。

【ほし太の日向ぼっこ】

ポポー

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去年初めてその存在を知り、
食べてとっても美味しかったので、
会社でも話をしていたら配達のスタッフが
無人販売で買って来てくれました。

見た目から「アケビガキ」とも呼ばれるようですが、
正式な和名は「ポーポー」というんだって。
なんと明治時代には日本に伝わっていたみたい。

皮の部分に強力な殺虫成分が含まれているそうで、
無農薬栽培ができるため、
庭木として一時人気があったようですが
今はすたれてしまっているのだとか。
だから、時々無人販売に出るくらいしか見かけないんだね。

香りが南国フルーツのように甘く、
バナナとマンゴーとパパイヤを足したような味でとっても美味しいです。

【ほし太の日向ぼっこ】

いつも彼らはどこかに 小川 洋子 著

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ここの所、何故かミステリー小説ばかり読んでいたので、
久しぶりに小川洋子さんの本を読み始めたときすぐに、
「ああやっぱり小川さんはいいなぁ」と感じました。

このせかいのどこかにひっそりと存在する動物をモチーフに、
その動物とともに暮らすささやかな人間の思いを描く短編小説。

ディープインパクトが凱旋門賞へ出馬する際、
ストレス軽減のために一緒に同行させた帯同馬。

小さな村のシンボルになっている看板のうさぎと、
その看板の管理をする青年。

動物園の中の小さな店で働く女性と、
美しいティアーズラインを持つチーターの話。

小さなガラス瓶の中に亡き人の縁の品を入れ、
その人の代わりに旅をする女性。

など、どのお話も少しだけ非現実的でありながら、
まぎれもなく日常をささやかに暮らす人の思いを丁寧に描いています。

一緒にその人の目線で物事を見て、感じて
ささやかな旅に出ているような気持ちになりました。

【ほし太の日向ぼっこ】