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映画『イブ・サンローラン』 監督ジャリル・レスペール

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子どもの時から当たり前に目にしていたYSLのロゴ。
すでに絶対的存在として君臨していたこのブランドが、
これほど若い、天才デザイナーによって作られた事実にまず純粋に驚きました。

またその陰に、公私ともにパートナーだった、
ピエールという人物の支えがあったことも映画を観て初めて知りました。

本作に登場する華やかな衣装は、財団の全面的協力を得ているそうで、
それを目にするだけでも充分楽しめますが、
イブとピエールの性別を超えた愛の物語でもあり、
ピエールがいてもなお孤独だった天才の、
心の内をうかがい知る貴重な映画でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

今年のサツマイモの出来は?

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長砂の有機農園で作った干し芋用のサツマイモ。
毎年、干し芋に加工できない小さなお芋を店頭で販売しています。

このお芋を楽しみにして下さるお客様も多く、
中には自分で干し芋にしてしまう強者も…。

スタッフの一人がそれを上手に焼き芋にしてくれます。
色々な品種があるので、
品種ごとに味見のため焼いてもってきてくれます。

写真は安納芋。
本来、掘ったばかりのサツマイモは、
まだデンプンが糖に変わっていないので、
それほど甘くないはずなのですが、
これはもうびっくりするほど甘くて甘くて!!

これを食べて確信しました。
今年の干し芋はかなり美味しくなります。

もしかすると数年に一度、いや十年一度の当たり年になるかもしれません。

楽しみです。

【ほし太の日向ぼっこ】

田んぼ 脱穀と唐蓑(とうみ)

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11月23日、秋晴れの気持ちの良い一日に、
天日に干していた稲の脱穀と唐蓑をかけに行ってきました。

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脱穀は足踏み脱穀機で行います。
下についているペダルを踏むと真ん中のドラムが回転します。
ドラムに付いている逆V字型の突起に穂先を当てると、
しっかり実の詰まった籾だけ下に落ちます。

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脱穀した籾そのままだと、藁や実が入っていない籾、
草やごみなども混じっているので唐蓑に通します。

上から少しづつ籾米を落とし、そこに羽根を手で回して風を送ります。
そうすると重い籾米は手前の口から出てきて、藁やごみは外に飛ばされます。
未熟米はその次の口から出てきます。

3~4回ほど通すと籾米だけになります。
この籾米は、12月7日にみんなでやる収穫祭の時に籾摺りして玄米にします。

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稲刈りの時はまだ緑だった木が、あちらこちらで綺麗に紅葉していて、
目も楽しめました。

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この日は棚田のある大川地区の収穫祭。
大川中学校の校庭で、各地区の特産物や手作り品、
子どもたちが作ったサツマイモの焼き芋、
『100年そばの会』の手打ちそばの販売や、
大川フラガールズのフラダンスなどの披露があり、
見に行ってきました。
販売物は大半が売り切れでしたが大勢の人でにぎわっていました。

【ほし太の日向ぼっこ】

劇団SPAC公演 『ドン・キホーテ』

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久しぶりにSPACの演劇『ドン・キホーテ』を観ました。
この演劇は、静岡県中高生鑑賞事業の一環のため生徒たちと一緒に鑑賞しました。

セルバンテスが書いた小説『ドン・キホーテ』をちゃんと読んだことはなかったけど、
年老いたロバにまたがり風車に戦いを挑むという場面に象徴された
愚か者の滑稽な物語だという認識しかありませんでした。

今回、三島景太さんのドン・キホーテを観て、
確かに遠い昔の、すでに古臭い騎士道に憧れ、
夢と現実がごっちゃになってしまった困った人なのかもしれないけど、
あんなにも真剣に騎士になりきって、
一途に想い姫を思う彼のことを愚かとは思えませんでした。

愛すべき人であるからこそ、故郷の人たちは彼を連れ戻すために一生懸命だったのでしょう。

彼は鏡の騎士に敗れるけれど、鏡の騎士=自分と考えると複雑な気持ちになりました。

今回のセットは、まず大きな額縁の中に舞台があり、
物語の中にまた物語(人形劇)があったりと、
観ている私たちを物語の世界に引き込む演出が感じられました。

私たちの人生自体物語のようなものかもしれない。
その物語の中で、私は本当に自分自身を演じているのだろうか?
鑑賞後そんなことも考えてしまいました。

【ほし太の日向ぼっこ】

姪のパン

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先日のウインナーのパンもそうだけど、
姪がパン教室に通い出してから色々なパンを貰いました。
中でも私が気に入ったのがこの『ラウゲンブロート』という黒いパン。
ドイツパンで、アルカリ液(重層)と塩水で茹でるとこの黒さになるんだそう。

ほんのり塩味が効いて美味しかったです。

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これはサツマイモのデニッシュ。
茨城のサツマイモを使って上手に作ってくれました。
美味しかったです。

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一番最近のメロンパン。
ノーマルのレモンの風味と抹茶。
やっぱり市販のとは味が違うにゃ。

また作ってね!!。

追伸
11/22は「小雪」です。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「小雪」の直接ページはこちら
小雪

【ほし太の日向ぼっこ】

漆塗り

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最近は古くなった漆製品を塗りなおす方が多くなりました。
かれこれ7~8年使ったメンパ。
フチの漆はすっかりハゲ落ちてしまっています。

周りを全部ペーパーでこすって落とし、
生漆を塗りました。

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ちょっと刷毛目が目立つけどすっかりきれいになりました。
またこれでしばらく使えます。

【ほし太の日向ぼっこ】

ウインナーの使い道

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このところスーパーさんで試食販売をやっているので、
朝の開店を待ってお買い物に来る人が多いのに驚いています。
自分はいつも会社帰りなので私の知らない世界でした。

ところが日曜日に朝父親を送った帰り、ちょうどスーパーに用事があり、
行ってみると、朝いちばん市なるものを開催中で、
中にはウインナーの詰め放大がありました。

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何本入ったかなと数えたら20本。
これで300円は安いです。
とりあえずお弁当に4本くらい使って、
残りはパン作りの得意な姪にあげることにしました。

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そして姪から来たのがこのウインナーのパン。
これを3個もらいました。
わらしべ長者のようです。
朝の開店直後はとってもお得なんですね。
美味しかった~。

【ほし太の日向ぼっこ】

幸せな香り

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娘が買って来てくれました。
一見何かわからないけどこれはリップクリーム。
というより、保湿剤かな?

歯科治療の時に唇が乾燥しないように塗ってあげるんだそう。
ココアバターなのでチョコの香りがして幸せです。

最近乾燥してきたので重宝しています。
会社で紹介したら人気でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

太陽の棘 原田マハ著

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大好きな原田マハさんの新作『太陽の棘』。
6月の誕生日に娘たちにプレゼントしてもらったのに中々読めず、
ようやっと読み終えました。

プロローグは、サンフランシスコの精神科のオフィス。
飾られた絵を見ながら老精神科医は、自信の若き日の体験を思い出します。

結婚を直前に控えた医学部卒業直後の、精神科医エド・ウィルソンは、
太平洋戦争終結後の沖縄に、アメリカ軍兵士の医師として赴任することになります。

沖縄は最後まで抵抗を続けた激戦の地であり、町はみな焦土と化し、
そこに残るアメリカ人兵士たちもまたある意味戦争の犠牲者でした。
心を病み、時に犯罪行為にまで走る兵士たちを救うための激務に耐える唯一の楽しみは、
父にねだって赴任地に送ってもらった真っ赤なポンティアックで、
同僚の友人たちと荒廃の地をドライブすること。

ある日、偶然迷い込んだ場所は「ニシムイ美術村」という芸術家が集まり暮らす村。
そこには、まるでゴッホやゴーギャンを思わせる独自の画風の画家たちが、
アメリカ人兵士が本国に持って帰るための風景画を描いて生計を立て、
互いに助け合いながら創作活動にうちこんでいました。

その若手画家たちとの交流をエドの視線を通して、史実をもとに丁寧に描かれています。

美術に造形が深い原田マハさんだからこその表現で、
彼らの描いている絵の世界がまるで目に見えるように感じられました。

そして沖縄の太陽の輝きと強さ、沖縄人の芸術に対する才能と強さ。
そんな私の知らなかった戦争がまた新たな目線で知ることが出来ました。

悲劇もありましたが、芸術は、国境も、国籍も、人種も飛び越えて人と人をつないでくれる。
そんなことも感じました。

【ほし太の日向ぼっこ】

ちいちい餅

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スタッフが買って来てくれた『ちいちい餅』なるもの。
レモン型の大福餅で中身は上品な甘さのこしあん。

静岡市清水区とその周辺の限られた地域の名物で、
お彼岸のお供えや結婚式の引き出物、お葬式にも欠かせないお菓子なんだとか。
長い間清水に通っているのに初めて食べました。

スタッフ曰く「ちいちい餅」とか「ちゅうちゅう餅」と言うんだそう。
それを聞いてひらめきました。
変わった名前は、見た目がネズミに似ているからじゃないかな?
と思って調べたらビンゴ!
一番有力な説が、ねずみに似ているから鳴き声をとってつけられたとのこと。
美味しかったです。

【ほし太の日向ぼっこ】