PAN ネバーランド、夢のはじまり

大人から子供まで誰もが知っている物語「ピーターパン」。
映画PANは、ピーターという一人の少年がピーターパンになる前のお話です。
孤児院で育ったピーターは、
食事がだんだん悪くなることから、
院長が資金を横領していることをつきとめ、
また同時に孤児が売られていることを知るが、
院長の怒りを買い、自分も空飛ぶ海賊船に乗せられ、
ネヴァーランドへと連れて行かれてしまう。
ネヴァーランドは、
恐ろしい海賊の黒ひげが支配し、
奴隷たちに自身の若返りのために必要なピクサムを掘らせている。
ピーターも過酷な労働をさせられるが、
黒ひげに殺されそうになり…。
とここからがピーターがいよいよピーターパンになっていく最大の見せ場。
ストーリー自体は突っ込みどころ満載というか、
なぜ?と思うところは多々ありましたが、
映画ハリーポッターの制作陣が作ったというだけあって、
世界観と映像がとても素晴らしかったです。
ピーター役の、リーヴァイ・ミラー少年が可愛くて、
フック役の、ギャレット・へドランドも格好良かったけれど、
黒ひげ役の、ヒュー・ジャックマンは大好きな役者さんで、
とても怪演でしたが、
どうしても悪役には馴染めなかったです。
ルーニー・マーラーのタイガー・リリーは良かったです。
ピーターパンの物語は誰もが知っているだけに、
このフック船長とピーターが後に宿敵になるなんて、
一体何があったのかと気になってしまうくらい、
今回のピーターパンとフックはいい仲間でした。


























