11月23日に静岡科学館るくるで、
大人限定のイベント「オトナ楽しむカガクカン」がありました。
年に4回ほど開催しているようで
前から一度行ってみたいと思っていたところ、
特別講座「お酒の科学 ビール編 味の違いはどこから?」
の抽選に当たり行ってきました。
定員30名に120名以上の応募があり4倍以上の倍率だったそうで、
よく当たったものです。
講師は静岡醸造株式会社 醸造長 折山徹郎氏
第一部はビール造りの科学
科学館らしく顕微鏡で上面発酵と下面発酵の酵母を観たり、
大麦麦芽を割って断面を観たりするのが
学生時代を思い出して楽しかったです。
また2種類のホップペレットの香りの違いを感じたり、
(食べてしまいとても苦い思いをした人もいました)
と体験するのも楽しいです。
ホップペレットです。
乾燥したホップの中心(ルブリン部分)を濃縮したもので
苦みと香りをバランスよく含んでいます。
2種類のホップペレットの香りは全く違いました。
これが大麦麦芽。
ビールに使用するのはニ条大麦という品種。
一度発芽させてから乾燥焙煎して発芽をとめた加工品になるんだそう。
求めるビールによって普通麦芽と特殊麦芽をつかい分けます。
第二部はビールを味わう科学
いよいよお楽しみの醸造家の目線でビールを味わいます。
静岡醸造の「ホップマン・ラガー」「しょんないIPA」「ゆずピルス」
の3種類のビールを飲み、外観、香り、味、後味、好みを記入していきます。
香りは、前香と後香も書きます。
普段はこれほどきちんと味わってビールを飲むことが無いので、
なかなか難しく、また貴重な体験でした。
盛りだくさんな内容の2時間はあっという間でしたが、
普段体験できないことが色々出来てとても楽しかったです。
講座の後は科学館のブースも色々と体験しました。
お酒を飲んでいるので動きのあるものは禁止ということで、
また次回のオトナ楽しむカガクカンで体験したいと思います。
子どもの頃、駿府公園内にあった児童館が好きでした。
そこで案内ロボットとして活躍していたというロボットが、
エレベーター前に展示されていました。
こういうところもいいですね。
【ほし太の日向ぼっこ】