ほし太の日向ぼっこ
侍タイムスリッパー 監督 安田淳一

友人から「面白い映画をやっているけど、もうすぐ上演が終わってしまうよ」
と教えてもらい慌てて観に行ってきました。
安田氏は、監督・脚本・撮影・編集・照明など一人で11役以上をこなし、
東映京都撮影所の協力のもと、自主制作でこの映画を作り上げ、
最初は一館上映だったのが評判が評判を呼び全国公開になったのだそう。
「カメラを止めるな」を思い出します。
幕末の京都、会津藩士の高坂新左衛門は密命を受け
長州藩士の山形彦九郎を待ち伏せし刃を交えた瞬間、
雷に打たれ目覚めたのは現代の時代劇撮影所。
最初は戸惑うものの偶然知り合った助監督役の優子や、
寺の住職夫婦に助けられ、
時代劇の切られ役として生きることを決心する新左衛門。
よくあるタイムスリップものですが、
設定を時代劇としたところが面白く、
殺陣や衣装は本格的で、
時代劇を愛している人たちが作った映画というのが伝わってきました。
子どものころ時代劇好きの父親と一緒に
よくテレビの時代劇を観ていました。
久しぶりにその頃の自分を思い出し、
ワクワクしながら観ました。
【ほし太の日向ぼっこ】
繁忙期のお弁当

12月は干し芋の出荷が忙しく、
なかなかお弁当に手をかけていられなくなりました。
苦肉の策として、
炊き込みご飯+汁物にしました。
今日の炊き込みご飯は沖縄じゅーしー風。
豚肉、人参、ちくわ、ひじき、大豆を胡麻油で甘辛く炒めてから、
醤油と酒を入れて一緒に炊き込みます。
具材は前の日の夜に準備して、
後は事務所に行ってから炊きます。

これだけでなるべく栄養が取れるよう、
汁ものは野菜をたっぷり入れます。
大根、人参、ごぼう、ジャガイモ、玉ねぎ、えのき、油揚げ、太葱を
たっぷりのカツオの圧削りでとった出汁で煮ます。
最後に自家製の味噌と丸干し芋を入れて完成。
スタッフ12~3人分なので量もたくさん作ります。
寒い時季なので温かい汁ものは喜んでもらえます。
【ほし太の日向ぼっこ】
塩鮭 食べ比べ

静鉄ストアで「塩鮭食べ比べ」という商品を発見。
秋鮭、紅鮭、銀鮭が半切れ×3枚づつ入っていました。
そういえば塩鮭はよく買いますが、
それぞれを食べ比べたことはなかったなぁと思い、
面白いので購入しました。
それぞれの違いを調べたら、
日本近海で多く獲れる鮭は「白鮭」で、
秋鮭は、その白鮭が産卵の時期である9月~11月に
生まれた川に戻ってきた時に獲れた鮭のこと。
卵のために栄養や体脂肪分が使われているので、
脂のりが控えめでさっぱりした味わいが特徴なんだそう。
紅鮭は主にロシア産やカナダ産が多く、
産卵の時期になると体色が赤くなり、
程よい脂のりと旨みが強くコクのある味わいで、
スモークサーモンに加工されることも多いそう。
銀鮭は成長が早く養殖もおこなわれていることから、
流通量が多い鮭で4~6月ごろが旬の時期。
脂のりがよく実がふっくらとしているのが特徴でコクもあるそう。

一切れずつ焼いてみました。
左から秋鮭、紅鮭、銀鮭です。
焼く前も小さめでしたが焼くとさらに小ぶりに…。
お弁当にはちょうどいいサイズになりました。
旦那様のお弁当にしたので後で味の違いを聞いてみたいです。
同じ鮭でもいろいろな種類と味の違いがあることを再認識しました。
【ほし太の日向ぼっこ】
十二月大歌舞伎 歌舞伎座

歌舞伎座で開催中の「十二月大歌舞伎」を観劇しました。
今月は3部制となっていて、
一部は原作絵本の発刊30周年記念の「あらしのよるに」
獅童さんと菊之助さんが演じます。
二部は河竹黙阿弥作の「加賀鳶(かがとび)」と舞踊の「鷺娘」
加賀鳶は松緑さん主演で鷺娘は七之助さんです。
三部は中村屋のお家芸の舞踊「舞鶴雪月花(ぶかくせつげっか)」と、
泉鏡花作「天守物語」でした。
天守物語は玉三郎さんと團子さんの共演でおそらく一番人気。
どれも面白そうですが、日程と時間の関係で2部を観ることにしました。
加賀鳶は初めて見る演目ですが、
序幕の花道上にずらりと並んだ加賀鳶たちの七五調の台詞は圧巻でした。
道玄の悪役っぷりとちょっとコミカルな場面とが緩急あって面白かったです。
鷺娘は、以前シネマ歌舞伎で玉三郎さんが踊るのを観て
とても感動したことをよく覚えています。
鷺が扮した娘という役なので、ところどころ鷺っぽい振り付けがあったり、
見た目は優美ですが身体能力が高くないとできないであろう反りや、
女形の見せ場のくどきなど見所が満載で、
七之助さんもとても綺麗で素晴らしかったです。
二階席だったので後見さんの仕事も見えて大変さがよくわかりました。
【ほし太の日向ぼっこ】
パネトーネ

パネトーネはクリスマスシーズンに食べられる、
イタリア・ミラノの伝統菓子です。
バターや卵をたっぷり使った生地に、
パネトーネ種という天然酵母を加えて発酵させ、
ドライフルーツをラム酒に漬けたものを練りこんで焼き上げます。
いつも行く静鉄ストアにも出ていたので買ってみました。

パネトーネ種はイタリアの北部・コモ地方で
100年以上も受け継がれる天然酵母のこと。
初乳を飲んだあとの子牛の腸内物質から取り出された菌と
小麦を合わせて作られる自然種で、
1gにつき1億個以上の乳酸菌が生息しているという貴重な酵母なんだそう。
このパンがパネトーネ種を使って焼かれたかはわかりませんが、
甘くてふわふわのリッチな生地に大粒のレーズンが入って
とっても美味しかったです。
【ほし太の日向ぼっこ】
猫語の教科書 原作:ポール・ギャリコ 作画:沙嶋カタナ

原作は20世紀中頃に書かれた、
猫が猫のために書いた人間のしつけ方の教科書で、
それを筆者(ポール・ギャリコ)が翻訳したという本。
コミックでも最初にポール・ギャリコによるまえがきという形で
その経緯が描かれています。
沙嶋カタナさんの素敵な絵が物語をさらに素敵にしていました。
猫を飼っているとよくある仕草が、
なんとみんな人間を意のままにするために計算され、
伝授されたものだったというのには驚きでした。
我が家の愛猫アシュくんもきっとこの本を読んだのね。
【ほし太の日向ぼっこ】
エクレア

昔からシュークリームよりもエクレアが好きでした。
TBs系の番組「サタデープラス」の人気コーナー、
「ひたすら試してランキング」の11月30日はエクレアだったので、
とても興味深くみました。
その時の一位は、銀座コージーコーナーの
「コージープレミアムエクレア 濃厚ショコラ」でした。
コージーコーナーは近くにお店が無いのですぐに購入することはできませんが、
二位がファミマの、
「ラズベリー香る濃厚ショコラエクレール」だったので、
近くのファミマに寄ってみたら運よく買えました。

採点表は、
クリームの味…10点、全体の味…9点、クリームの量…9点、
生地とチョコの味…9点、コスパ…7点
という、味は申し分のない点数でした。
ファミマは、チョコレートにこだわりがあり、
エクアドル産のカカオを使用していて
チョコがとても美味しいそうです。

クリームもたっぷりで、
ラズベリーのトッピングもいいアクセントでした。
コスパが7点とはいえ、
このレベルのスイーツが258円で購入できるってすごいなぁ。
【ほし太の日向ぼっこ】
干し芋加工始めました。

12月1日自社加工場で今年の干し芋加工を始めました。
最初に蒸したのは「ひめあやか」という品種です。

久しぶりの皮むきですが、
体が覚えていてすぐに調子がでてきます。

ひめあやかの名前の由来は、
大きさが小さく、加熱した時の果肉の色が鮮やかなことからだそうで、
確かに小ぶりの芋が多く果肉はきれいな黄色でした。

これも今年初めてのハロウィンスイートというサツマイモ。
かぼちゃのような鮮やかなオレンジ色で、
蒸したときの香りもかぼちゃのようでした。
皮むきすると繊維が多く安納芋と似ています。
もうひとつはからゆたかです。
大きく育ちねっとりした果肉というのが特徴なので、
干し芋の仕上がりを見て来年の作付けが増えるかもしれません。
【ほし太の日向ぼっこ】
塩こしょう

お昼のお弁当作りは時間との戦いです。
調味料はできるだけちゃんとしたものを使いたいけど、
時短になればもっと嬉しい。
ということで普段は生活クラブの
沖縄の海水だけを使った海水塩に、
黒胡椒と白胡椒を粗びきにしてブレンドした
粗びき塩胡椒を使っています。
がカタログにいつも載ってくる訳ではないのでつい注文し忘れてしまい、
このところずっと塩と胡椒を別々にふっていました。
それがなかなか手間なので、
今日思い切って手作りしてみることにしました。
まずは、ごま塩を作る要領で塩をフライパンでから炒りします。

サラサラになったら火を止めて、
生活クラブの粗びき黒胡椒を混ぜて完成!

もともと瓶に詰め替える仕様だったので、
いつも使っている瓶に詰めて出来上がり。
できたてなので胡椒の香りがとても良くて美味しいです。
【ほし太の日向ぼっこ】
白菜のミルフィーユ鍋

最近のお野菜高騰には本当に困ってしまいます。
それでも唯一と言っていいくらいお買い得なのが白菜。
例年よりも高めとは言え、
半玉でも1/4玉でも結構なボリュームなので、
毎日のように鍋料理にしてもいいくらい。
昨日はお弁当の汁ものとして白菜のミルフィーユ鍋を作りました。
白菜の茎と葉とを交互にして間に豚肉を挟んで重ねます、
それを4等分にカットして、
小ぶりの鍋にすき間なくしっかりと並べていきます。
その上から玉ねぎ糀と水を注ぎローリエをのせて火にかけます。
白菜がトロトロになったら出来上がり。
コンソメを使わなくても玉ねぎ糀だけでとっても美味しいです。
汁も具も楽しめて助かります。
【ほし太の日向ぼっこ】