ほし太の日向ぼっこ
SHIZUOKAせかい演劇祭2025 マミ・ワタと大きな瓢箪

カメルーン生まれのダンサーで振付師のメルラン・ニヤカムさんによる
ソロパフォーマンスを鑑賞しました。
SPACではおなじみのニヤカムさんですが、
野外劇場でのパフォーマンスは初めて拝見しました。
マミ・ワタは海の女神なのだそうですが、
日本平の山の木々の間から現れたマミ・ワタは、
女神というよりもまるで悪戯好きな日本の妖怪のようでした。
長い髪の女神になったり、
筋肉ムキムキの男性になったりしながら、
時には会場全体を巻き込み八十八夜の歌を歌ったり、
舞台上に子供たちを上げて、
ボディペインティングさせたりと変幻自在のニヤカムさんが
とても楽しそうに舞台を縦横有無人に動きながら大奮闘。
「<不可能>の限りで」の重い気持ちが残っていましたが、
夜の野外劇場でそれを払しょくするような楽しい体験でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
SHIZUOKAせかい演劇祭 〈不可能〉の限りで

フランス・アヴィニョン演劇祭史上初めての外国人ディレクターを務める、
ポルトガル出身のティアゴ・ロドリゲス氏の
演出作品『〈不可能〉の限りで』を観劇しました。
ブログに書く順番が逆になりましたが、
今年の演劇祭で一番最初に観劇したのがこの作品でした。
事前情報は公演30分前のプレトークのみで、
それによると、演出家と俳優が「赤十字国際委員会」と「国境なき医師団」の
メンバーと対話し創作した作品だということでした。
それを4人の俳優が独白という形で演じます。
不可能と呼ばれる紛争地帯と、私たちが暮らす可能の世界を行き来し、
人道支援を行っている人たちが直面する厳しい現実と葛藤は、
想像を絶するもので、実際にその場にいるような生々しさを感じました。
舞台は、天井からテントのようなものがワイヤーで吊り下げられているだけの、
とてもシンプルなセットです。
紛争地帯である山岳地帯を表しているのか、
難民キャンプを表しているようです。
後から途中、出演者がこのワイヤーを上げて徐々に変化させていきます。
テントの中からは一人のパーカッション奏者が現れ、
その音は、爆撃の音の様であり、頭上を飛び交うミサイルの爆音だったり、
時には心臓の鼓動のようなリズムを奏でます。
悲惨な現場を映像として観た訳ではないのに、
かなりリアルに頭の中にはその場の情景が浮かび、
感情が揺さぶられた120分間でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
SHIZUOKAせかい演劇祭 『ラーマーヤナ物語』

毎年ゴールデンウィークに開催され楽しみなせかい演劇祭。
29日は駿府城公園で上演された
SPACの新作劇『ラーマーヤナ物語』を観劇しました。
ラーマーヤナ物語は、
マハーバーラタと並ぶインドの2大叙事詩の一つで、
ラーマー王がさらわれたシーター王妃を魔王の元から取り戻す、
という勧善懲悪の物語。
それをSPACの精鋭30人の俳優さん総がかりで、
盛りだくさんな仕掛けを用いて演じます。
ムーバーとスピーカーに分かれたスタイルはいつも通り。
きらびやかな衣装と俳優自らが演奏する音楽と、
軽トラックが走り、時にはビートルズが流れ、
次々現れる森や山、影絵に花火まで登場し、
俳優たちの動きは歌舞伎や講談、文楽といった日本の伝統芸を感じさせ、
まさにこれぞ、ザ・エンターテイメントといった楽しい舞台でした。
そもそもこの演劇の構想は、
演出家の宮城聡さんが20代のころにインドを訪れ、
何でもない広場に突如としてサーカス団がやってきて、
非日常空間が立ち上がったという経験をもとに作られているそうで、
駿府城公園の広場に作られた舞台は低く、
周りはそのまま囲われることなく通行人や自転車が背景を通り過ぎる中、
古代インドの非日常が浮かび上がっているという、
何とも摩訶不思議な楽しい演劇体験でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
焼きおにぎり

台所を整理したら、
焼きおにぎりの機械を見つけました。
もう何年も使っていなかったので、
試しに事務所に持ってきて
お昼に焼きおにぎりを作ってみることにしました。

余ったご飯にかつお節削りと醤油を混ぜて、
型に入るような小ぶりのおむすびを作りました。
香ばしい香りがしてきたので
開けてみたら上手に焼きおにぎりができていました。
しばらくハマりそうです。
【ほし太の日向ぼっこ】
走る道化、浮かぶ日常 九月 著 祥伝社

雑誌やコラムの書評が好きです。
興味を覚えた本はとりあえず図書館で借りて読んでから、
好きになったら買います。
この本もおそらく書評から興味を持ったのだと思いますが、
どんな経緯で、どのように紹介されていたのか全く覚えていません。
そして、著者の九月さんという芸人さんのことも知りませんでしたが、
読み始めてすぐに目線のユニークさと読みやすさ、
言葉の選び方がとてもいいなぁと感じ、
この人はかなり頭のいい人なんだろうなと思ったら、
やっぱり京都大学修士課程卒業ということで納得。
どの章も良かったのですが特に印象に残ったのは
太宰治ループから逃げろ
聞いたとかじゃないけど、知ってる
不快感早押しクイズ大会
要らない応援を忘れろ
です。
事務所に所属しないピン芸人として、
全国各地で場所を選ばず、
60分から長いと72時間にもおよぶ
コントライブを行っているそうです。
こんな面白い人をいままで知らなかったとは不覚でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
ハイビスカス

友人が挿し木で増やした
ハイビスカスの鉢植えを戴いてから2年が経ちました。
事務所の窓際に置いていますが、
冬の間も次々花を咲かしてみんなを和ませてくれました。
今日も大輪の花が開き、
まだ蕾が七つ、八つ付いています。

スタッフも挿し木で増やしたいというので、
今年出た新しい枝を3本切って浸水させておきました。
すると一週間くらいで根っこらしきものが出て来ました。
スタッフはここで土に植えてみると持ち帰り、
あと2本はまだ様子を見ているところです。
そろそろ親木の鉢も一回り大きいのに植え替えてあげたいので、
ホームセンターに土と鉢を買いに行きたいです。
【ほし太の日向ぼっこ】
日向夏

事務所近くにある野菜の無人販売所に、
最近よく出ている柑橘が「日向夏」と書かれたこれ。
大きさは女性の握りこぶしぐらいなので、
小ぶりの文旦のような見た目です。
そこに食べ方の説明が書いてあり、
「林檎のように皮をむき、
中心に種があるので白いワタごと削ぎ切りにして食べる」
とありました。

さっそく食べてみました。
白いワタは苦みがなくほんのり甘く感じました。
果汁がたっぷりで酸味も甘みもあって爽やかな美味しさでした。
日向夏という柑橘はあまり聞いたことがなかったので調べてみたら、
1820年に宮崎県宮崎市で発見された比較的歴史の古い柑橘で、
来歴はわからないが柚子の血を引いていると考えられているそうです。
3月~5月が旬とのことで、まさに今ですね。
そして静岡では「ニューサマーオレンジ」と呼ばれることが多いとあり、
確かにその名まえは知っていました。
【ほし太の日向ぼっこ】
たまごサンド

よく見るTV番組のサタプラ「ひたすら試してランキング」で
先週扱っていたのはたまごサンドでした。
ランキング一位は、
デイリーヤマザキの「味わいタマゴサンド」でしたが、
見ていたら久しぶりにたまごサンドが食べたくなりました。
そこで家にあったタカキベーカリーの、
石窯ミニフランスパンに、
トマト入りスクランブルエッグを挟んでみました。
パンは先に軽くトーストしたので焼きたてみたいで
とても美味しかったです。
【ほし太の日向ぼっこ】
堅あげポテト 塩わさび味

ネット上で評判がよかった堅あげポテト 塩わさび味
最初はコンビニ限定だったようですが、
イトーヨーカドーでも販売していたので購入してみました。
毎年春限定販売の商品のようです。

堅あげポテトはポテチの中でも食感がしっかりしていて好きです。
塩わさび味は初めてでしたが、
程よい辛みと塩気で美味しかったです。
お酒のつまみにもなりそうです。
【ほし太の日向ぼっこ】
カンロ飴

イトーヨーカドー静岡店に買い物に行ったら、
新商品の棚に並んでいたのがこのカンロ飴でした。
「カンロ飴って私が子供の時からあるけど新商品?」
と不思議に思って購入してみました。
よく見たら袋には復刻版パッケージと書かれています。
裏面には、1955年の発売と書かれていたので、
私が生まれる前からあったことがわかりました。
発売初期のデザインを復刻したパッケージだそうです。

カンロ飴は父が好きだったので、
いつもカンロ飴を見ると父を思い出します。
もちろん私も好きでした。
改めて原材料を見てみると、
砂糖(国内製造)、水飴(国内製造)、醤油、食塩だけ
というシンプルさで、
パッケージも昔と変わらずひねり包装というのがいいです。
黄色と黒の2種類ありますが
味は一緒なのに子供の私は選べるなら黒の方を好んで食べていました。
久しぶりに甘じょっぱいカンロ飴をなめたら
何だか色々なことを思い出しました。
【ほし太の日向ぼっこ】