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ほし太の日向ぼっこ

アイデア商品

この間帰省した娘が持って来てくれたこの商品。
前から話を聞いていたのですが、
使ってみたら、びっくりするほどよかったです。
排水溝のカゴなしでごみをキャッチしてくれるという、
その名もずばり『バスケットいらず』といいます。

実は今年になってから、排水溝のカゴを従来の物から、
浅いタイプに変えたばかりでした。
それも今までよりだいぶ楽になったと思っていたのに、
さらにさらに、今度はカゴ自体を無くすなんて、
いったい誰が考えたのでしょう。

特にぬか漬けにした野菜を洗うと、
ネットの中に糠がたまりすぐに詰まってしまっていたのですが、
これに変えたら、一回外して中身を捨ててまたつけてと、
一連の動作がすごく楽になりネットの節約にもなりそうです。

リング状のところを排水溝に合わせてはさみで切るだけなので、
けっこういろんなタイプの排水溝に合わせられます。
価格も200円くらいというのも驚きです。
みんなに教えてあげようっと!

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年11月04日 13:23

やどりぎ寄席

11月1日20時からの、
やどりぎ寄席に行ってきました。

やどりぎ座は、2018年9月静岡市葵区人宿町にオープンした小さな劇場。
劇団渡辺が運営しています。
落語ができる演劇人に声をかけ今回第2回目が実現しました。

本日初高座という
友遊亭 鯉太さんの「時そば」は、
初めてとは思えないほど落ち着いていて、
江戸弁もリズミカルでとても上手でした。

そして、友人の駒家瓢箪さんによる「老婆の休日」。
上方落語 桂文珍作の創作落語で、
高齢者が集う病院の待合室で繰り広げられる会話が、
高齢者あるあるでよく出来た噺です。
夏に聴いた「一分茶番」も上手でしたが、
今回もまくらから会場を盛り上げ、とっても面白かったです。

そしてトリは、
三方一両損
講釈種『大岡政談』を落語化したもので、
普段はミュージカルを得意としているという
山田清顕さんだけあって、とってもいいお声でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年11月03日 14:39

インビクタス 負けざる者たち 監督:クリント・イーストウッド

前から見たいと思っていた映画『インビクタス 負けざる者たち』が、
ラグビーワールドカップ開催を記念して地上波で放送されたので、
録画しておいたのですが、ぜひともワールドカップ決勝までには、
と思っていたのを、ようやく観ることができました。

この映画は、南アフリカ共和国の大統領に就任したネルソン・マンデラ氏と、
95年に自国開催されたラグビーワールドカップ出場の、
南アフリカのラグビーチーム、
スプリングボクスのキャプテンとの交流を軸に、
黒人と白人の対立をラグビーによって融和させた実話に基づく物語です。

マンデラ氏は政治犯として27年間も投獄されていました。
黒人は長い間アパルトヘイトによって迫害されていたため、
黒人であるマンデラ氏が大統領になったことにより、
白人の官僚たちは首にされることを覚悟していましたが、
マンデラ氏はそれをしません。
スプリングボクスも、白人たちのシンボルであったため、
新しいユニフォームに変えるなどの意見が出ますが、
あえてそれもしません。

マンデラ氏は憎しみに対して、憎しみで返すことは負の連鎖となってしまい
何も解決しないことをよく知っていました。
長い獄中生活を支えたのは、
「私が我が運命の支配者、私が我が魂の指揮官なのだ」
という詩でした。
この言葉の中に全てが集約されていました。

ラグビーの試合シーンも、
今回のワールドカップによって、
覚えたことのおかげで楽しく観戦できました。

今晩の南アフリカ対イングランドの決勝も楽しみです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年11月02日 14:36

ニューヨークパーフェクトチーズ

東京のお土産に戴いた「ニューヨークパーフェクトチーズ」
というお菓子。
私は初めて知ったのですが旦那様は知っていて、
「いつも混んでいるし、夕方は売り切れているので買ったことはない」
と言っていました。

調べてみたら2017年に東京駅にオープンしたお店だそうで、
もう2年もたつのに知らなかったなぁ。
箱がちょっとお洒落でシールのボタンに紐を巻き付けて止める形でした。
中のリーフレットには、
『ゴーダチーズが香るラングドシャで、
クリームとチーズチョコレートを包みました。』と書いてあります。
商品の制作に係わった3名の方の説明もあり、
ニューヨーク、日本、フランスの著名なシェフの監修とのこと。

繊細なラングドシャの食感にチーズが香り、
塩気と甘さがマッチしてとっても美味しかったです。

今度東京駅に行ったら私も誰かに買ってきてあげたくなりました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年10月31日 15:35

満開です。

ある日突然、どこからともなく香りがただよってきて、
探すと、あちこちで金木犀の花を見つけることができます。

昨日は田んぼに向かう道すがら、
あちらこちらのお家の庭で黄色の可愛い花を見かけました。
今日はツインメッセの前の並木が満開でした。
ホンの数日の楽しみです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年10月28日 17:51

映画 『ジョーカー』監督:トッド・フィリップス

最近のアメコミ原作の映画はあまり観たい気にはならないけれど、
バットマンはただのスーパーヒーローじゃなくて、
暗くて悲しみを秘めた人間臭いダークヒーローなので、
妙に共感してしまうところがあります。

ジョーカーはバットマンの宿敵です。
狂人で悪のシンボルとして憎むべき存在でした。
そのジョーカーが如何にしてジョーカーとなったのか、
考えたら、最初から悪人として生まれてくる訳はないのに、
この社会が絶対悪を生み出してしまった。
そう思うと本当に恐怖を感じます。

ゴッサムシティは、今のアメリカ社会であり、
世界中どこにでもあるようにも思います。
もちろん日本にも。
経済格差と切り捨てられた社会保障、いたましい幼児虐待。
その社会の歪みに挟まれてしまった、
無力な存在を救うにはどうすればよかったのでしょう。

けしてもう一度観たくはないけれど、
こういう映画を観ることも必要なことかもしれません。
ジョーカー役のホアキン・フェニックスは、
アーサーの、痛み、悲しみ、寂しさ、戸惑い、
憎しみ、怒りを全身で表現していました。
切なかったです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年10月27日 16:57

ビールつくり体験 その3

午前中の作業が終了し楽しみにしていた、
横浜工場内にあるレストランで昼食です。
ここは一般の人も訪れるようで、席は満席でした。
朝選んでおいたハンバーグステーキはビーフ100%でお勧めのようですが、
レストランのメニューには載っていませんでした。
ビールつくり体験の生徒専用メニューなんですね。
他にはカレーや鮭のムニエルも選べました。
ご飯も普通盛りと大盛があり、パンも結構大きかったです。
スープとデザートの抹茶ムースも付き、コーヒーはセルフで飲めます。
一般のお客さんは、ジンギスカンを焼きながらおいしいビールを飲んでいますが、
ビールつくり体験の生徒はお昼にビールは飲めません。
午後も作業があるからです。
代わりにノンアルコールビールの『零一』を飲みました。

午後の時間が始まる前に工場の敷地内を散歩してみました。
これは、キリンの子会社であるSVBのレストラン。
今回はこのSBVメンバーズのイベントとして、
ビールつくり体験教室に参加しました。

午後の最初は工場見学から、
ガイド付きでさらにビールつくりについて学びます。
待合室には、写真を撮ってビールのミニカートン箱が作れたり、
マイビールのレシピが作れたりと、楽しい仕掛けがありました。

作業に戻って、まずはホップを添加した苦い麦汁を試飲。
これも班によって味の違いを体験しました。
今回は全員IPAタイプのビールですが、
普段は上面発酵、下面発酵、
黒ビール、赤いビール様々あって飲み比べると全然違うのだそう。

麦汁の量と糖度を計り、
目標の糖度にするために添加する水の量を決め調整します。


調整し終わった麦汁を鍋の中で勢いよくかき回し、
真ん中に不溶物を集めて清澄な麦汁を冷やしながら取り出します。

目標の数値まで麦汁を発酵タンクに取り出したら
ここに酵母を添加して私たちのできる作業は終了です。
顕微鏡で酵母が活動している様子も見せてもらいました。

この後は6週間じっくり熟成させてから、
出来上がったビールを一本一本瓶詰めし、
ラベルを貼って自宅まで届けてくれます。

最初の部屋に戻って、みんなで和気あいあいとキリン一番搾りを試飲しました。
そして一日一緒に作業してくれたインストラクターから、
名前と班全員の写真入り認定証をいただき本日の全日程が終了。

とても貴重で楽しい体験でした。
ビール好きの人にはかなりお勧めです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年10月26日 13:56

ビールつくり体験 その2

麦芽を煮て糖に変えている間、
いろいろなレクチャーをしていただきました。
先ずは麦の話。

麦茶や食用にする麦は六条大麦といって麦の穂が六列になっているそうで、
ビールにするのは二条大麦で穂は二列なんだそう。

写真でいうと手前の折れているのが六条大麦で、
ピンと立っているのが二条大麦です。

収穫した麦に水分を与えて発芽させ、
根っこを切り取って乾燥させたものがビールの原料となる
麦芽なんだそう。

もう一つ、ビールのテイストに影響を与えるのが麦芽の焙煎度合い。
温度と焙煎時間によって同じ麦芽でも全く違った味わいになるのを、
実際に一粒づつ試食させてもらいました。
60°~80°の焙煎でピルスナー麦芽、
120°~160°でクリスタル麦芽、
160°~220°でカラメル麦芽、
220°~230°でブラック麦芽となります。
最後のブラック麦芽はまるでコーヒーのような味わいでした。

ここで最初の麦芽の配合表を思い出すと、
欧州・北米・豪州産のピルスナー麦芽を同量づつと、
クリスタル麦芽を5%ほど加えたものがIPAテイストとなるのかな。

時間をかけて煮た麦汁のデンプンが糖に変わったことを、
試薬を使って確認してから、
出来上がった麦汁を濾過機に投入します。
濾過器の中では穀皮をフィルターとして利用し、
清澄な麦汁を取り出します。
これは工場の中の巨大なポット内でも同じように行われているそうです。

ここでA班からF班までの出来上がった麦汁をみんなで飲み比べしました。

同じ材料、同じ時間、同じように麦汁を煮たのに、
それぞれ味わいが微妙に違っているのに驚きました。
かき混ぜ方や温度の上げ方で糖化に差が出るのだそう。
もちろん、みんな自分たちが作った麦汁が一番おいしいと言っていました。

そして午前中最後の作業は、
みんなでホップを投入する「ホップ添加式!」
その前にはいろいろなホップの説明と香りの体験もあります。
おいしいビールになるようにみんなで麦汁にホップを投入します。

午前中の作業はここまでとなります。

つづく

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年10月25日 10:51

渦 妹背山女庭訓 魂結び 大島真寿美 著 文藝春秋

2019年上半期直木賞を受賞した、
大島真寿美さん著『渦 妹背山女庭訓 魂結び』を読みました。

大島真須美さんの本といえば、
『ピエタ』が今でも心に残っています。
ピエタを読んだのは、ちょうど東日本大震災の直後でした。
日本中が傷つき、無力感を感じていた中、
この本にどれだけ救われたことでしょう。
それ以来大島さんはかなり好きな作家さんです。

『渦 妹背山女庭訓(いもせやまおんなていきん) 魂結び』は、
江戸時代に実在した浄瑠璃作家、近松半二を中心に、
同じく浄瑠璃作家、太夫、人形遣い達の、
そして何より人形浄瑠璃を取り巻く物語です。
今年は歌舞伎や文楽を鑑賞する機会があり、
とても思い入れがあったので、
この物語世界に遊ぶことはとても楽しかったです。

半二が活躍した江戸時代は、
人形浄瑠璃の小屋も歌舞伎の小屋もたくさんあり、
大衆芸能として庶民に根付いていました。
登場人物も、出てくる演目も実在のものということですが、
彼らを生き生きと動かしているのは大島さんのペンです。
半二が筆で描く詞章も物語も、操り浄瑠璃の演目も、
半二が書いているのか、大島さんが書いているのか、
全て渦の中にもともとあったものなのか…。

現代まで脈々と続いている日本の伝統芸能は、
多くの先人たちのおかげで、
当時のままではないにしても、時代に合わせ変化しながら、
今でも私たちが鑑賞できることは、
とてもありがたいことなのだと感じました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年10月24日 17:15

スーパー歌舞伎 ヤマトタケル

今月のシネマ歌舞伎は一番楽しみにしていた、
スーパー歌舞伎のヤマトタケル。
2012年6月に上演され、二代目市川猿翁、四代目市川猿之助、、
九代目市川中車、五代目市川團子の同時襲名でも話題になりました。

哲学者 梅原猛が、三代目市川猿之助のために書き下ろした
神話世界のヤマトタケルの半生の物語は、
昭和61年から上演されていたそうで、
チケットは高額の上、入手も困難と聞いていました。
今から20年以上前に知り合いが観劇すると聞いて、
羨ましく思ったことを今でも覚えています。
それが映画館で鑑賞できるなんて、本当にありがたいです。

上演に先駆けて猿之助と中車の口上もあり、
始まる前からワクワクしました。

ヤマトの国の皇子小碓命(おうすのみこと:猿之助)は、
兄大碓命(おおうすのみこと:猿之助二役)の謀反をいさめているうちに、
誤って兄を殺してしまいます。
兄をかばって本当のことを話さなかったため、
父である帝の怒りを買い熊襲の征伐にたった一人で行かされます。
父の許しを得るため、策を講じて熊襲を退治しヤマトタケルと名のり、
無事に大和の国に帰ると、
またしても父から東国蝦夷の征伐に行かされます。
次々と試練が襲い掛かりますが、無事に蝦夷を倒し伊勢まで戻ってくると、
さらに伊吹山の荒ぶる神の退治までいいつけられ、
傷ついたヤマトタケルは、大和に帰る途中の能煩野で、
故郷を懐かしむ歌を残して力尽きます。

早変わり、立ち回り、姫たちとのロマンス、悲劇、アクロバティックな動き、宙乗り、
衣装の豪華さと、見どころだらけですが、
何よりも猿之助の熱演に胸をうたれました。

父と息子の物語は、そのまま猿翁と中車の関係性とリンクして、
フィナーレにもまた感動しました。

途中休憩が2回入り、上演時間だけでも220分という長丁場ですが、
まったく長さを感じないで、最初から最後まで目が離せない舞台でした。
素晴らしかったです。
みんなにお勧めしたいのに、上演期間が7日間という短さなので、
鑑賞できた人は幸せだと思います。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年10月23日 17:24