きらくな寝床
自然農の田んぼ 苗床草取り
5月8日、一回目の苗床の草取りに行ってきました。
籾蒔きから2週間がたち、苗が成長したため、
町田さんが、ベタ掛けにしてあった不織布を、
持ち上げておいてくれました。
不織布をとると、
けっこう成長した苗が見えましたが、
掛けてあった稲わらをどけると、
草がたくさん生えていました。
特によく似ている、
ヒエと稲の見分けが大変でした。
雑草を抜いてしまうと
たくさんあると思っていた苗がまばらになってしまいました。
この中にもヒエがまだ潜んでいるかもしれません。
もう少し成長するとはっきりします。
自分たちの田んぼは1時間ちょっとで草取りが終了したので、
仲間がやっている広い苗床の草取りを少しだけお手伝いしてきました。
【きらくな寝床】
紫露草
数年前長野県飯田市にある知り合いの山荘にはえていた紫露草。
その時初めて見た紫色の花がとても印象的でした。
いただいて庭に植えたら毎年この時期になると、
知らぬ間にきれいな花をつけてくれます。
家の東側の、あまり日当たりもいいとは言えない場所で、
特別な世話も何もしていないのに、
毎年毎年楽しませてくれるけなげな花です。
調べたらピンク色と紫色の種類があるようです。
我が家の花はどちらかというとピンク色に近いようです。
この花を見るともうすぐ夏、という気がします。
【きらくな寝床】
原木しいたけ
いつも色々とお世話になっているGちゃんが、
とっても大きな原木椎茸を持ってきてくれました。
(大きさがわかるようにガム置いてみました)
この大きな椎茸は、Gちゃんのご両親が井川の方で育てているもの。
毎年戴くのですが、大きな割には瑞々しくて柔らかで、
とれたてなので風味もとってもいいです。
さっそくバター醤油で焼いたらホント美味しかったです。
食べやすく切って焼いたんだけど、
2枚でフライパン一杯になっちゃったのには驚きました。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ 苗床作り2016
4月24日に、田んぼの苗床作りに行ってきました。
二年続けて同じ場所で苗床を作ったので、
少し低くなってしまっていたのが気になり、
今年は去年の場所と少し変えてみました。
まずは、苗床の大きさ プラス 溝の広さだけ草を刈り、
刈った草は除けます。
残った草の根っこを丁寧に取り除きます。
この作業でキレイに取り除くとその後が楽になります。
表面の土を少しだけ削り取り(草の種を除くため)
表面5センチほど耕します。
耕した土を両手でこまかくし、表面を平らにならします。
種もみのベットを作るような感じです。
ここまでできたら、周りに溝を掘ります。
田んぼにはモグラの穴がいたるところにあり、
モグラ対策に少し深めに掘ります。
また草取りなどの作業がしやすいように、
広めに(長靴でまっすぐ立てるくらい)にすると後々楽です。
昨年の収穫時にとっておいた『あさひ』の籾を一粒づつ蒔いていきます。
理想は3cm四方に一粒ですが、
ついつい余らすのが勿体なくて、少し過密気味になってしまいます。
籾を蒔き終ったら、
溝を掘った時に出た深いところの土をふるいでふるって細かくし、
揉が隠れるくらいまで土を被せます。
土を全部かけおわったところです。
土をかけたら、今度は昨年収穫した藁を5cmほどの長さに切って、
保温と、乾燥を防ぐために上から被せていきます。
土が見えなくなるくらいまで、みっちりかけます。
最後に不織布をベタ掛けして終了。
風で飛ばされないよう、上に軽く重しとして竹をのせました。
苗床が小さいので、バッテンになってしまいました。
ここから約1週間で発芽します。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ 共同作業 黒米の播種
熊本県、大分県大地震の被災者の皆様に、
心よりお見舞い申し上げます。
田んぼに向かう途中、
NHKラジオから流れた佐野元春の『約束の橋』。
フルコーラスで流れたので聴き入ってしまいましたが、
その曲を聴いた被災者の方から「元気が出ました」というメールが届いたと、
番組終了間際に読まれました。
メッセージや、音楽、何でもいいので、
被災者の方が少しでも元気が出たらいいなと思いました。
19日、20日の二日間、共同の田んぼの、
黒米の苗床作りと籾まきを行いました。
仕事の都合で私は20日水曜日に参加。
写真は、我が家の田んぼです。
クローバーが咲き、去年種を蒔いた蓮華も少し咲いていましたが、
一番多かったのは、ガマノホみたいな草でした。
毎年生えてくる草の種類が変わってくるのが面白いし不思議です。
前日の作業で苗床が出来あがっていたので、
籾米を3cm四方の間隔で蒔いていきます。
今年の苗床の溝は、長靴でまっすぐに立てるくらい幅が広く掘ってあり、
作業しやすかったです。
籾米を蒔いたら、上から細かくした土を被せます。
溝を掘った時に出た土を細かくし、ふるいにかけてふんわりと被せて行きます。
蒔いた籾米が隠れたら、被せた土を上から軽く押さえて平らにします。
その上から、去年収穫した藁を細かく切ったものを被せます。
まだ寒い日があるので保温のためです。
藁を全部かけ終わったところ。
上から保温のために不織布を被せます。
7日から10日くらいで芽が出るようです。
もう早々と苗床を作り終わった仲間がいました。
我が家でも今週末に苗床を作る予定です。
作業終了後、町田さんお手製の苺タルトと珈琲をご馳走になりました。
いつもながらとっても美味しかったです。
【きらくな寝床】
筍掘り
先日竹林の整美をした場所に、
ようやく筍が出始めたと連絡があり、掘りに行ってきました。
毎年春は筍づくしだったのに、
今年はまだ2回しか食べられず、
待ちに待っていました。
雨が降ったあとの暖かい日だったので、
朝からニョキニョキと顔を出した筍。
一本掘るのも、腰が痛くなって大変でしたが
なんとか3本ゲット。
娘にも送ってやらねば!
仲間がお孫さんを連れて来ていました。
こういう場所は子供の遊び場にはぴったりです。
むいた筍の皮投げ競争をしたり、
楽しそうでした。
玄米ちらし寿司を作って持って行ったので、
みんなで食べました。
外で食べると美味しいです。
【きらくな寝床】
手作りの…。
友人のGちゃんは、手仕事が得意な高い女子力の持ち主。
いつも素敵な手作りの品をいただくのですが、
今回もいろいろ頂いたのでご紹介。
まずはシャツ型のテッシュカバー。
前に和カフェで、着物型のテッシュカバー(結構高かった)、
を買ったことがありますが、
それに比べても、こっちの方が断然完成度が高い品。
手縫いで丁寧に仕上げてあります。
これは普段使いではなくて、お出かけの時に使うつもり。
時々眺めて嬉しくなるほどの代物。
(普段使っているのも、前にGちゃんに頂いたのでした)
これは完全新作でした。
ボックスに入っていないテッシュ(大きいやつ)をそのまま入れられるカバー。
広げるとこんな感じ。
花粉の時期や風邪気味の時、
ポケットテッシュじゃあ全然足りないけど、
ボックステッシュは持ち歩けない。
けどこれなら、ボックステッシュからまとめて抜き出して入れてもOK。
たたむとコンパクトで持ち歩けるという優れもの。
さらに、たたんだ時にマジックテープで留められるところに、
スーパーの袋をかければ、ごみ袋もつけられるというアイディア商品でした。
そして髪留め。
前から沢山いただいていますが、
また新作が可愛いのでいちいちテンションが上がります。
ポニーテールのゴムの上に留めたり、
夏の浴衣の時にも似合いそうです。
Gちゃん、いつもありがとう!
【きらくな寝床】
映画『あまくない砂糖のはなし』 監督/主演 デイモン・ガモー
先日「ステーキ・レボリューション」という映画に一緒に行ったGちゃんから、
今度は「あまくない砂糖のはなし」という映画に誘われました。
彼女は、ドキュメンタリー&食べ物の話に興味が湧くんだって。
この「あまくない砂糖のはなし」は、
オーストラリアの俳優デイモン・ガモーが、
現代人は、一日に砂糖を平均スプーン40杯(80g)もとっていることを知り、
医療チームの監視のもと、
実際に60日間毎日砂糖を80g食べ続け、
体と心の状態を記録するというもの。
それも、清涼飲料水や甘い菓子ではなく、
低脂肪ヨーグルトや、穀物バー、シリアル、といった、
一般的にはヘルシーといわれる食物に含まれる砂糖だけで、
80g摂取できてしまうというのに驚きました。
そして運動も欠かさず行うというルール。
また実験と並行し、アボリジニの村や、
肥満体国といわれるアメリカに渡り取材を慣行、
衝撃の事実を知ることになります。
ネタバレになるのでここでは書きませんが、
肥満や砂糖のとりすぎは、
企業の経済活動による結果起こることで、
被害者は特に貧困層に顕著でした。
砂糖の取りすぎは、体だけでなく精神にも影響を及ぼします。
その中毒性は麻薬以上で、まさにあまくない話です。
ミュージカル仕立てのシーンがあったり、
ヒュー・ジャックマンが出演していたりと、飽きさせない演出でした。
子供たちにも見せて、興味を持ってもらいたいという思いがあるようです。
この映画を観て、
私も砂糖をひかえなきゃとは思うんですが、
なかなか甘い誘惑には勝てませんねぇ。
すでに中毒患者になってしまっているようです。
【きらくな寝床】
味噌作り 2016
毎年2月には一年分のお味噌の仕込みをします。
2月11日に、田んぼのある坂の上で味噌作りをしました。
その前に、新しく仕込んだ味噌玉を入れるため、
昨年仕込んだ味噌をカメから取り出し保存容器に移します。
そして、上に被せてあった晒しはそのまま洗わずに使います。
材料は、大豆4㎏(山形産無農薬)、
糀4kgは、不耕起栽培あさひを玄米で持ち込みし麹にしてもらいます。
塩は、海の精のあらしおの3㎏袋を購入。
使用するのは材料の22%なので1.76kgです。
まずは、カメの底に少しまくためと一番上にのせる分の塩を分けておいて、
残りの塩全部と糀をよく混ぜ合わせます。
これを塩きりといいます。
茹であがった大豆です。
新豆じゃないので、中々柔らかくならないのはわかっていたので、
7日の夜から浸水させ、9日から煮始めましたが、
量が多い上に、柔らかくなるまでに時間がかかり、
11日の10時までかかりました。
このぐらいの量を、少しづつ石臼に入れキネでつぶします。
この作業を5~6回しました。
ここが味噌作りで一番大変なところ、餅つきよりも重労働です。
若者二人に手伝ってもらい、何とか無事終了。
とはいえ、毎回ツブツブがけっこう残ります。
塩きりしておいた麹と、つぶした大豆をよく混ぜ合わせます。
合わせて8kgなので結構な量です。
混ぜ終えたら、両手で握っておむすびくらいの大きさの味噌玉をつくります。
味噌玉をカメの中に投げ込んでいき、
最後は上からよく押し込んで空気を抜きます。
一番上に塩をのせたら完成!
毎回洗わずに使っている晒しをそのままのせて、
その上に板をのせ重しをして発酵を待ちます。
暑い夏を越して、秋ごろから美味しくなるのですが、
我が家ではじっと我慢して、
次の味噌を仕込む頃からやっと食べ始めます。
町田家特製のドライフルーツ入りのパウンドケーキと、
珈琲をご馳走になりました。
今年も無事に味噌の仕込みが終わり、ホッとした後にいただく、
珈琲とお菓子は格別です。
【きらくな寝床】
田んぼの会 新年会&もみすり
お腹もいっぱいになってしばらくして、
町田家特製のお菓子が登場。
米粉を使ったりんごのパウンドケーキ。
こちらは豆腐のチーズケーキ
小麦粉で作ったりんごのパウンドケーキ
どれも美味しかったです。
田んぼで珈琲とケーキを楽しめるのも、この会ならではです。
デザートの後は、
坂ノ上でとれた綿を紡いで糸にするやり方の講習会。
講師は、自然案内人の東山浩子さん。
くるくる回していくと、種が手前に落ち、
綿だけが向こう側に出てきます。
ワンコの毛並みを整えるような道具を使って、
綿をホワホワにしてから、
少しずつ引き出してヨリをかけて糸にしていきます。
見ていると簡単そうですが、やると難しくてすぐに切れてしまいます。
最後に年末に脱穀までしておいた、
あさひの籾摺りをしました。
一回かけただけだと籾がまだ残るので、
2回かけて終了。
種もみを除いて玄米で4.7kg
昨年よりもかなりの減収でした。
仲間もみな口をそろえて去年よりも少ないと言っていました。
【きらくな寝床】