ふじのくに⇔世界演劇祭 2017 「MOON」
世界演劇祭鑑賞2作品めは、
昨年、岸田國士戯曲賞を受賞された演出家タニノクロウ氏の新作。
世界初演ということでとても楽しみにしていました。
舞台・映画美術で活躍するカスパー・ピヒナー氏とタッグを組み、
観客参加型のまったく未知の作品でした。
私たちは宇宙人となり、
月の世界に遊び地球を思う。
~作品との過ごし方は自由であること。
参加者の動くこと全て、感じること全てが時間を作り、物語を作ること。
それが力強い希望であること~
タニノ氏の演出ノートより
これをよく理解して自分自身、もっとこの作品に深く入り込めたら、
また違った展開になっていたかと思いました。
静岡県民はシャイでノリがあまりよくないので、
タニノ氏が狙った展開になったのかどうか…。
120分近くの間、常に頭の中にクエスチョンマークがあったので、
今思えば、もっと感覚的に愉しんだ方がよかったと思いました。
【ほし太の日向ぼっこ】