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映画 「夏への扉」 監督:三木孝浩
原作は、1956年に発表されたロバート・A・ハインラインによる「夏への扉」
SFの名作として名高いこの本をずっと読みたいと思っていましたが、
今回実写化されたことを受けてようやく読みました。
そしてすぐに映画も観たいと思いましたがなかなか時間がとれなくて、
上演最終日になんとかすべりこみで鑑賞することができました。
60年も前のアメリカが舞台の原作を現代の日本に移して再構築したこと。
また猫のピートが夏へ続く扉を探すシーンがタイトルなのですが、
それを実際に観ることができたことに純粋に感動しました。
主演の山崎賢人さん、ヒロインの清原果耶は好きな役者さんなので、
それだけでも満足ですが映画独自のキャラクターとして、
AIのピートという役を演じた藤木直人さんもいい味を出していました。
長い原作を2時間弱にまとめあげた脚本も見事でしたが、
原作を読んでいない人には細かい背景が理解できたかどうかはちょっと心配です。
でも鑑賞後はとても幸せな気持ちになれてよかったです。
でも我が家の長毛猫のアシュは、この暑さで毎日ダウン気味なので、
「夏への扉」じゃなくて「冬への扉」を探したいところでしょう。
日時: 2021年08月03日 17:59