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国立劇場歌舞伎 一條大蔵譚~曲舞・奥殿~/五条橋

今年の10月に建て替えによる閉館が決まっている国立劇場。
その3月歌舞伎公演「歌舞伎名作入門」を鑑賞しました。

12時開演から最初の20分は、
片岡亀蔵さんによる解説「入門源氏の旗揚げ」でした。
亀蔵さんは好きな役者さんなので嬉しかったです。
源氏と平氏の戦いの歴史をわかりやすく解説してくださいました。

30分の幕間をはさみ、
義太夫狂言『鬼一法眼三略巻』から4段目に当たる「一條大蔵譚」の、
上演が稀だという「曲舞(くせまい)」と「奥殿」の二幕が上演されました。
一條大蔵卿は実在した人物ですが、
狂言にうつつを抜かしている阿呆というキャラクター設定なので、
呆けた表情と、実は源氏の味方であるという真剣な凛々しい表情との、
瞬時の使いわけが難しいお役です。
大蔵卿を当たり役とした二代目吉右衛門さんから薫陶をうけた、
又五郎さんが演じるということにもとても意義を感じました。
常盤御前を魁春さんが演じ、
ほとんど動かない中で存在感を放っていたのが印象的でした。

続いて5段目に当たる「五條橋」は、
牛若丸と弁慶の出会いの場面を描いた舞踊劇で、
弁慶を歌昇さん、牛若丸を種之介さんというフレッシュな顔ぶれで、
踊りも衣装も楽しめました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2023年03月30日 09:32