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漆とアイフォンカバー

201409050.jpg

使い始めてまだ4か月しかたっていないのに、
かなり汚れが目立つようになった白いアイフォンカバー。
試しに漆を塗ってみました。

ゴム製のカバーに漆がつくものか心配でしたが、
鹿皮に漆で文様をつけた印伝があるので、もしかしたらイケるかも!
と恐る恐る先生に聞いてみると、
「表面がざらざらしているから付くと思うよ」と言っていただき早速やってみました。

みんなには「チャレンジャーだね」と言われましたが、
やってみたら一晩で乾いてこんな感じになりました。
もう一回くらい塗ってもいいかもしれませんが、満足の出来です。

201409051.jpg

作業終了間際、漆刷毛を綺麗にしていたら、
まだ結構漆が出てきたので勿体ないから内側だけでも塗っておこうと塗り始めたら、
当然残りだけなので足りなくなり、それを横で見ていた先生が、
「塗るなら全部塗らないとムラになるよ」と仰るので、
少しづつ漆を出して縫っていたら「まだまだそれのあと5倍くらい」と先生。

私の出し方がまだるっこいのか「貸してごらんと」漆のチューブを手に取られて、
「こうやって後ろから押し出すんだよ」と、
普段けして出さないくらいの量を一気に出されました。

一番初めに木地に塗る時は、漆を木が吸いこむのでかなりの量が必要なこと、
そして内側を全部塗り終えたら、それを布で綺麗に拭き取ります。
そうやって仕上げた木地は丈夫で歪みもちぢみもしなくなるのだそう。
これは塗り師によっても全くやり方が違うそうで、
書いたものもない口伝だということでした。

そのあと同じように外側を、塗りと拭き取りをし、
マンツーマンで教えていただきとてもいい勉強になりました。
(同じ作業をあと3回繰り返すのだとも教えていただきました)

一晩たつとかなり色が濃くなっていました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2014年09月05日 13:37