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ほしいもブログ
もでらあとライブ『アンサンブル クレアドール』
木管五重奏のアンサンブル クレアドールの演奏を聴きました。
木管五重奏は、フルート・オーボエ・クラリネット・ファゴットに、
唯一金管楽器であるホルンを加えたもの。
それぞれ音色が異なる楽器が合わさると、
それだけでオーケーストラのように感じます。
今回のライブでは前半それぞれのソロを聴かせてくれました。
一部はフルートソロの、『さくら(独唱)/森山直太朗』から。
外ではまだ満開の桜が咲いていて今の季節にピッタリ。
オーボエソロは、『風笛/大島ミチル』、
『オーボエ四重奏より 第3楽章/モーツァルト』。
どちらもオーボエのために作られた名曲だけあって聴き惚れました。
牧野早央理さんの人柄が感じられる演奏でした。
ホルンソロは、『青春の輝き/カーペーンターズ』と、
『亡き王女のためのパバーヌ/ラヴェル』
普段めったに聞けないのがホルンのソロ。
想像したよりも優しい音色に聴き入りました。
なんと管の長さは4mもあるのだそう。
松下未来さんの初々しい演奏が爽やかでした。
クラリネットソロは、ライオンキングのテーマ『愛を感じて/エルトン・ジョン』と、
ジャズバージョンの『虹の彼方に/ハロルド・アーレン』
大人の色気充分な澤井健一郎さんの演奏。
そして前半最後の曲は澤井さんによる、
ギター弾き語りで、やしきたかじんの『やっぱ好きやねん』
うーん、こういう演奏を聴いてしまうとギターが弾けるって羨ましいなぁと思います。
第二部の最初は、
山田有紀子さんによるファゴットソロで、
『ヴォカリーズ/ラフマニノフ』と、『花/滝廉太郎』
花はボサノバ風の演奏。
ファゴットソロは、聴いたの初めてかもしれません。
ヴォカリーズは好きな曲なので嬉しいです。
雅な感じがする音色でした。
再び佐藤充一さんのフルートソロで、
『オブビリオン/ピアソラ』と『踊り/ロッシーニ』
好きな曲と超絶技巧?なテンポの速い曲に体が自然に動いてしまいます。
ここまででも充分楽しませてくれましたが、
ここからが木管五重奏で、
カルメン/ビゼーより
『イントロダクション』『ハバネラ』『間奏曲』『闘牛士の歌』
超有名な曲なので、純粋に演奏を楽しめました。
五人になると奥行きがぐっと広がっていく感じがたまらないです。
最後はピアノも加わり
『六重奏曲/プーランク』で締めくくられました。
20分ほどの大曲ですが、
曲調がどんどん変わっていくのでまるで映画を観ているように情景が浮かんできました。
木村七重さんのピアノの伴奏が本当に素晴らしかったです。
それにしてもよくこれだけのメンバーが集まったものです。
次回の演奏もとても楽しみになりました。
毎年4月のもでらあとの日は駐車場の桜が見事な姿を披露してくれます。
帰り際、車に乗る前に思わずシャッターを切りました。