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菊姫会 2016-3

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菊姫会二日目の17日早朝、まだ雪が降り続いていました。
車のボンネットやウインドーには10センチほどの雪が積もっていましたが、
前日は20センチだったそうです。
仕入れの関係で旦那様は朝食もとらずに茨城に帰りました。
(ゆのくに天祥の朝食は、麦とろごはんでとっても美味しいのですが…残念)

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午前9時より、昨日の夕方到着した菊姫会会長のご挨拶が始まりました。

その後、中小企業診断士 宮坂 芳絵 さんによる
「“感動”を伝え、人の心を動かす店に…お酒の伝道師として…」の講演。

最初に場を和ますためか、
隣りの方と「最近感動したこと」を2、3分話し合ってくださいとのお題が…。
私は、昨日呑んだばかりの菊姫新酒の美味しさを、
お隣の柏次さんは、この場にいることがすでに感動とお話しされました。

魅力ある店に必ずあるものとして、
〇〇“接客”、〇〇“売り場”、〇〇“商品”
の3要素がありますが、〇〇に入る言葉は?
との問いかけに、柏次さんはすべて「感動」と言っていましたが、
確かにお客様は感動(感じて動く)時、商品を購入されるのではないでしょうか?

ちなみに栃木県宇都宮市にある柏次酒店さんの店内写真を見せてもらいましたが、
とっても素敵で、お店に行くだけでワクワクしそうでした。

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また、お客様が購入を決める時には、
感覚や感情(素敵!よさそう!面白そう!手に入れたい!)という思いと、
理性(本当に良い商品?値段は?損をしない?)とが交互に現れるのだそう。

ちなみに、お客様が一番ドキドキする瞬間というのは、
商品を買って帰る時なんだそうです。
その時に、「いいものをお買い求めになりましたね」の一言が大切。

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酒は、瓶とラベルのみの商品だからこそ、
イメージづくり=変化を魅せる ことが大切とのこと、

酒は季節と密接に関係のある商品なのだから、
季節を先取りして変化を付けたり(色の変化)や、
BGMの活用も必要です。

そして接客の基本中の基本は、
お客様との信頼関係を作ること。
信頼関係は、相手からの期待に対する貢献の積み重ねでできるもの。
一朝一夕に築けるものではないですね。

タツマはいかに何もやっていなかったか、痛切に感じました。

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菊姫の酒は本当に素晴らしいけれど、
それを果たして飲み手であるお客様にきちんと伝えられているのかな?

販売するだけなら、それは単なる運び手であって、
私たちは、伝え手(伝道師)にならなければ意味がないと思いました。

最後に質疑応答で、
「宮坂先生なら、菊姫をどんな言葉でお勧めしますか?」との質問に、
「ゆっくり語りたいときに呑むお酒」とのお答えでした。

お客様はそんなに何本もお酒を買えないのだから、
一本で、冷酒から冷や、燗酒まで楽しめる菊姫だからこそお勧めできる言葉だと感じました。

菊姫の価値を正しく伝える、
伝道師にタツマもならなければと心新たにした菊姫会でした。

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【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2016年02月19日 16:22