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至福のとき

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佐野元春35周年アニバーサリーコンサートの、
ファイナルに行ってきました。

事前に他の会場のセットリストをチェックしていたので、
演奏が35曲もあることは知っていましたが、
35周年で35曲ってすさまじいサービス精神だと思います。
そして佐野さんは本当にタフで、
一生忘れられない3時間半となりました。

しかも席が1階4列という、
かなりいい場所なので楽しみにしていたのですが、
会場に入ってびっくり!
前3列は警備と撮影の関係で外されたのか、
4列目が最前列でした。
こんな素晴らしい場所で、
ツアーファイナルのライブが聴けるなんて夢のようでした。

そして、シュガータイムから始まる1曲目、
旦那様も「涙が出た」と言うくらい感動的なオープニング。
2曲目の優しい闇は、最新アルバム「紅い月」に収録されている曲ですが、
3曲目のジュジュへと続く80年代のメロディと並んでも、
まったく違和感がなかったです。

そう佐野元春の曲には普遍性があり、
16歳(14歳かも?)で作ったという「グッドバイからはじめよう」も、
20代、30代、40代、50代、どの年代で作ったどの曲であっても、
まったく色褪せることがない、今聴いてもいつでも心に響きます。

今までの佐野さんのコンサートでは、
オリジナルを編曲し、
かなり違う曲調で演奏されることが多かったのですが、
この35周年記念ライブは、
34曲がほぼオリジナル通りという感涙もの。

どの曲にも思い出があるので、
35年が走馬灯のように思い出されました。
中でも特にアンコール前の5曲、
『約束の橋』、『SOMEDAY』、『ロックンロール・ナイト』、
『ニュー・エイジ』、『アンジェリーナ』
の魂のこもった渾身の演奏は、体が震えるほど感動しました。

佐野さん、
とても幸せな3時間半をありがとうございました。
そしてこれからも、素晴らしい楽曲を楽しみにしています。
次のコンサートツアーもライブも待ってます!

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2016年03月30日 14:57