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ほしいもブログ
オリジン ダン・ブラウン
ダヴィンチ・コード以来からのファン、ダン・ブラウンの新作『オリジン』を読みました。
いつものダン・ブラウンの著作に比べて今回は少し薄いのと、
帯には「一気読み必至」と書いてあったので、
すぐに読み終えるだろうとタカをくくっていたら、
時間がかかることかかること…。
われわれはどこから来たのか。
われわれはどこへ行くのか。
今回も人類創生からの謎を追い、
宗教界から進化論、AIも登場し、いつもながら難しい内容ですが、
1、殺人事件 2、その場にいたラングドン教授が巻き込まれ、3、美女と逃亡しながら謎を解く
といういつものパターンで安心しながら楽しんで読めました。
次々と登場する舞台の描写や美術品については、実際のものなので
(今回はガウディの作品群が主でした)、今回もその場所に行きたくなりました。
事件の重要な鍵であるAIの“ウィンストン”については最初からある予感がありましたが、
最後にそれが当たってしまったことが嬉しいような、悲しいような…。
現在の人類に代わり、近い未来生態系の頂点に立つ種というのが、
本当にそうなるかもしれないと思わせられ、
感慨深く読み終えました。
今回も面白かったです。
日時: 2018年09月27日 18:49