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ほしいもブログ
「今朝の春 」 みをつくし料理帖 / 高田郁
この本は生活クラブの「本の花束」に紹介されていて、
読みたくなりました。
1冊に4編づつの物語がのっているというので、
どこから読んでも大丈夫だろうと、
この「今朝の春」から初めて読みました。
時代小説というジャンルは久しぶりでしたが、
こんなに面白い本が書き下ろしで出ていたなんて、
全然知りませんでした。
「今朝の春」は4冊目なので
前3冊のエピソードは想像するしかないけれど、
登場人物の背景などは途中から読んでもわかりました。
なにより「つる屋」の料理人、澪を中心に
毎日を精一杯生きている人々の様子が生き生きと描かれていて
まわりの人たちの人情に胸が熱くなります。
続きが楽しみな物語に出会えて幸せでした。
日時: 2011年12月28日 06:14