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ルネ・ラリック展

東京都庭園美術館で2月1日~4月7日まで開催中の、
『ルネ・ラリック アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美』
に行ってきました。
この美術館は目黒に住んでいる娘夫婦の家のすぐ近くにあり、
何度も前を通るたびに気になっていました。
今回は、世界屈指のガラス・コレクションで知られる、
北澤美術館所蔵のルネ・ラリック作品約200点が展示されていました。

東京都庭園美術館は1933(昭和8)年に朝香宮邸として建てられたそうです。
アール・デコ様式の本館の内装は、
アンリ・ラパンやルネ・ラリックといったフランスの巨匠が手掛けていて、
お部屋自体がとても優雅で美しかったです。

入り口を入ってすぐに目を引くのが正面玄関にあるガラスレリーフ扉です。
これもルネ・ラリックが手掛けていて、
立体的に浮き出た女性像がとても優美で美しいです。

内部は写真撮影がOKだったので、
来場者はかなりの確率で写真を撮っていました。
これは大広間に飾られたテーブルセンター。
下から当てられた光に浮き出た、
三羽の孔雀の羽の繊細な表現がとても好きでした。

これは大型の常夜灯。
ルネ・ラリックはいち早く光を取り入れた演出をしたそうです。
こんな素敵なランプが家にあったらいいですね。

アール・デコ様式の内装の中に飾られた、
アール・デコを代表する作家のルネ・ラリック作品を観ることができて、
特別な雰囲気を味わえました。

庭園美術館の名の通り、外には広い庭園があり、
西洋式と日本式のお庭がありました。
日本式庭園の中には茶室『光華』もあり、
この建物も国の重要文化財。
梅の花も咲き始めていて、四季折々に楽しめそうな素敵な場所でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2020年02月13日 14:05