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2023年05月

ふじのくに⇔せかい演劇祭2023「天守物語」

SPACの演劇は基本的に2回づつ観ています。
天守物語も前回とは席を変えて最終日に二度目を観劇しました。
一度目は左のブロックの前よりでしたが、
今回は真ん中のブロックの後ろ側だったので舞台全体を俯瞰でき、
俳優さんたちの動きや、語りの印象も前回とはまた違った趣を感じました。
演劇は一期一会で同じ体験は二度とないのはわかっていましたが、
席の違いでもこんなに違う印象を受けるものなんだなと、
あらためて感動しました。
SPACのすごさと観劇の楽しさをさらに味わえて、
2回観られて本当によかったです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2023年05月11日 16:00

ふじのくに⇔せかい演劇祭2023 「パンソリ群唱」

静岡県舞台芸術公園にある楕円堂で上演の
「パンソリ群唱~済州島神の歌~」は、
演劇祭のチケットを買うのが少し遅かったため、
既に完売していて観劇はあきらめていました。
ところが当日のツイッターに当日券が少しあると出たので、
上演一時間前から楕円堂入口に並んで観劇することができました。
よかった!

パンソリは韓国の伝統的民族芸能で、
パンは多くの人々が集まる場所を、ソリは音を意味するそうで
日本の歌舞伎や文楽と同じく、
2003年ユネスコの無形文化遺産に登録されています。
本来は一人の歌い手と打楽器の演奏で構成されるそうですが、
パク・インへさんがコロナ過で新たな逸話と音楽、形式を取り入れて、
6人の歌い手と2人の演奏者で上演されました。
済州島では天地海山、樹林、家に通う細道、
家の門や宅内の竈、厠にまで神がいるという、
これは日本の八百万の神と似ていると思いました。
その神々がどうしてそこに宿ることになったのか、
という神話を6人の美しい歌声と演奏で奏でていきます。
悪い人間も出て来ますが全体的にコミカルで、
最後は皆神様となり「めでたしめでたし」でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2023年05月10日 15:00

キウイ

イトーヨーカ堂で見つけた期間限定のキウイ、
「ルビーレッド」を食べてみました。
断面がきれいな赤い果肉でベリーのような味ということで、
「アントシアニン」と「ビタミンC」が、
他のキウイと比べて豊富に含まれているそう。
しばらく仏壇におそなえしていたので、
気づいたら完熟でかなり柔らかくなってしまったため、
半分に切ってスプーンで食べました。
酸味と甘みがしっかりあり確かにベリーのような味わいでした。
ゼスプリが20年くらいかけて開発したそう。
4月下旬から5月下旬までの短い間だけの販売らしいので、
もう一回買えるかな。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2023年05月09日 16:32

お茶摘み

連休の一日を使い義兄の山で自家用のお茶摘みをしました。
今年は例年になく早い日程でしたが新芽がよく伸びていて、
摘むのは楽だけど少し育ちすぎなくらいだったので、
いつもより力がいりました。
その分たくさん摘めました。
早朝からお昼までの短期決戦(お茶工場に持ち込むため)で
昼近くなると気温も上がり疲れもピークとなりますが、
お昼からはみんなで宴会が待っています。

お茶畑の横にはみかんの木があり今年も満開でした。
みかんの花はとてもいい香りがするので癒されます。

烏骨鶏の雛がたくさんかえっていて、
子供たちは大喜びでした(大人も)

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2023年05月08日 15:50

ふじのくに⇔せかい演劇祭2023「XXLレオタードとアナスイの手鏡」

韓国のシアター・カンパニー・ドルパグによる、
「XXLレオタードとアナスイの手鏡」を観劇しました。
プレトークでこの演劇が、
2014年に起きたセウォル号沈没事件をきっかけに製作されたと聞きました。
当時、傾きかけた船内からいち早く逃げ出したのは船長をはじめとする大人で、
船内に留まるよう指示された修学旅行中の高校生が多数亡くなったことに、
私自身とてもショックを受けたことを覚えています。
それまでの韓国社会では、
目上の人の意見を素直に聞くことが大切とされてきましたが、
若者たちが自分自身の意見をしっかり持つよう変化しているそうです。

この演劇では、受験戦争を勝ち抜くため
裕福で教育熱心な母親に管理されていたり、
家が貧しくバイトしながら高校へ通わなければならないなど、
立場の違う5人の高校生の日常を描きながら、
競争社会、格差、ジェンダー、クィアといった現代に潜むテーマが                                                                                                                                                                                                 時にユーモラスに、スピード感をもって表現されていました。
また、舞台は三方向とも白い壁に囲われていて閉塞感があり、
上演中は全ての登場人物が舞台上にいつづけるという演出でした。
それは、私たちはみんなつながっていて、
直接のやりとりがなくてもお互いになんらかの影響をしあっている。
ということが強調されています。

韓国の高校生たちのリアルな物語と、とても重いテーマですが、
暗くなりすぎない演出とお洒落な舞台装置とともに、
とても楽しく観劇しました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2023年05月07日 16:54

ティラノサウルスレース

ゴールデンウィーク初日の4月29日、
演劇祭鑑賞のため東静岡駅南広場(通称ヒガナン)を通りかかると、
なんと恐竜の着ぐるみだらけでした。
これは噂のティラノレースというものでは?
以前にも開催されたとニュースで見て知っていましたが
実物を見るのは初めてです。

今回ブログを書くにあたり調べたら、
なんとアメリカ発祥ということで、
今や日本の各地で開催されている人気のイベントなんだそう。

条件はティラノサウルス(ジョーズもいました)の着ぐるみで参加すること。
成獣の部(オス・メス別)と幼獣の部に分かれるそう。
確かに可愛い恐竜の子供さんもたくさんいました。
この着ぐるみはエアーコスチュームというもので、
電池式電動エアファンでエアーを取り入れ立体的になり、
値段は6000円くらいみたい。
ヒガナンはそれほど広くないので走る距離も短そうですが、
本格的な競技だと100mくらい走ることもあるようで
これを着て短い足で走るのはさぞかし大変だろうなぁ。
でも見ているこちらまで楽しくなるので、
やっている方はもっと楽しいだろうことは充分伝わってきました。
お休みの一日に家族でこういう過ごし方もいいですね。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2023年05月06日 15:24

ふじのくに⇔せかい演劇祭2023「天守物語」

駿府城公園 紅葉山庭園前広場で上演されたSPACの演劇
泉鏡花原作の「天守物語」は、
2011年6月の上演以来、実に12年ぶりの観劇となりました。
当時も華やかな衣装と生演奏、
台詞と動きを分けた演出に、
とてもわくわくしたことを覚えています。

白鷺城天守閣第五重は、
「人間は生きて帰れぬ」といわれる魔界の者たちの棲家。
その美しき天守夫人・富姫のもとへ、
猪苗代の妹分・亀姫が遊びに訪れる。
領主の首をお土産に持参した亀姫に、
それとふさわしい土産として富姫は、
城主・武田播磨守寵愛の鷹を持たせる。

その夜、鷹をそらした罰として、
播磨守に第五重への探索を命じられた鷹匠・姫川図書之助が現れる。
富姫の前でも臆せず潔い態度の図書之助に心惹かれる富姫は、
一度は無事に地上へ帰すと決める。
主君からあらぬ疑いをかけられ、
命を狙われたため再び富姫のもとへ戻る図書之助。
異界の者同士ひかれあう恋はやがて・・・。

役者さんの視線や指先までもの動きで、
本当に人間とは違う魔界のものがいるように感じられました。
魔物たちはユーモラスな中にも残忍さを見せますが、
実は人間世界でも不条理で残酷なことがあるのだと次第にわかってきます。

語りは女性が男性を男性が女性の声を担当することにより、
さらにその役の奥深さを感じました。
日本語の美しさ、鯉のぼりを使用した衣装の奇抜さと美しさ、
終演後も心に残る生演奏、
また駿府城公園で上演されたことも格別で、
やっぱりSPACの演劇は面白い!と感じた65分でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2023年05月05日 12:14

自然農の田んぼ2023 草取り

4月16日に籾米を直まきしてから16日たちました。
そろそろ芽が出て、草も生えているころだと思い、
ゴールデンウィーク中、
様子を見ながら草取りに行ってきました。

目印の鳥よけ紐の下の草をどかして、
稲の芽を探しましたが、
3㎝くらいの間隔で筋蒔きしたはずの場所には、
稲の芽らしきものは全く見つかりません。

いつもなら不織布などをかけて保温と保湿をするのですが、
4月は気温が高く暖かだったので、
草を少しかぶせたくらいで良しとしてしまいました。
草もそれほど生えていなかったので、
4月の後半は思ったより気温が上がらず水分も足りずに、
発芽しなかったようです。

少し草を取りながらよく探してみると、
2、3本稲の芽をみつけました。

地元の友人に聞くと今朝も気温はけっこう低かったそうで、
その友人は、今日から籾まきをしていました。
遅ればせながら少しでも保温と保湿ができるように、
とっておいた稲わらを短く切って上からかぶせました。
本当は籾を蒔いた日にこうしておけばよかったと少し後悔しました。

ゴールデンウィーク後半は雨予報ですが、
まだお天気が続きそうなので、
かぶせた藁の上からジョウロで水をかけて作業を終了しました。

いくら早めに籾まきしても、
結局ちょうどいい時期に蒔かないと同じことだと痛感しました。

【きらくな寝床】

日時:2023年05月04日 15:05

まだ入れます

今朝のアシュくんは久しぶりに、
猫タワーに併設のボックスの中にいました。
腕が2本、穴からニョキっと出ていて気付きましたが、
この穴は直径15㎝ほど。
体重6.5㎏の大型犬ならぬ大型猫のアシュくんにはかなりの狭さです。

これは約6年前のアシュくん。
同じ穴です。
遠目でも当時のスリムな体形がわかります。
今はこんなにスムースに出入りはできませんが、
まだまだ入れましたね。

【猫とお昼寝】

日時:2023年05月03日 09:45

ふじのくに⇔せかい演劇祭2023 Ⅱ

29日夜は静岡県舞台芸術公園野外劇場にて、
オリビエ・ピイ氏演出の「ハムレット(どうしても!)」
を観劇しました。
ピイ氏はSPACの常連さんでいつもユニークな作品を披露してくれるので、
今回も楽しみにしていました。

ハムレットはシェイクスピアの四大悲劇作品の一つであり、
登場人物は約30名というこの作品を、
なんと4人の俳優と1人のミュージシャンが様々に演じ分け、
しかもとってもスピーディな展開にまずは新鮮な驚きがありました。

そして、タイトルに(どうしても!)とあるように、
普通のハムレットと決定的に違うのは、
場面のところどころに世界中の哲学者たちが登場し、
それぞれの解釈を披露していくところ。
デカルト、フロイト、ハイデガー、ヴィトゲンシュタイン・・・。
ハムレットは1600年ごろに発表され400年の間には
多くの解釈や謎が残されているそうです。
ピイ氏の、それらの解釈や謎のすべてを総観できる
「ハムレット」の百科事典のような芝居を作りたいとの思いから
この創作が始まったというのも興味深いです。

天気予報はあいにくの雨。
野外なのでカッパや防寒を万全にして臨みましたが、
以外にも終演までお天気がもちそうな雰囲気で進行。
ところが、オフィーリアの死の場面で突然降りだしてきました。
それも演出の一つなのでは?
と思わせるほど雰囲気がピッタリでした。
観劇後は、ハムレットの苦悩とともに、
400年の長い時間を共にタイムスリップしたような、
軽い疲労感と充実感に包まれました。

【きらくな寝床】

日時:2023年05月02日 09:58