
毎月第二水曜日は、友人が出演する「もでらあとのクラシックライブ」。
2月10日は、フルート2本とピアノの演奏会。
ライブは20時からなのでその前のお楽しみが食事です。
駐車場に着いた時から、カレーのいい香りがしました。
もでらあとは、ハンバーグが有名なお店なので、
カレーも食べたいけど、ハンバーグも食べたい!
ということで、久しぶりにハンバーグカレーを頼んでみました。
このボリュームで950円!
お安いです、そして何故かカレーライスもハンバーグカレーも同じ価格でした。
スパイシーな辛めのカレーで、
ふんわりとしたハンバーグと、キャベツの千切りを一緒に食べます。
とても美味しかったです。

一緒にオーダーしたミニサラダ。
400円。

そしてライブは、
本格的な演奏会のようなラインナップでした。
特に印象に残ったのは、
古川さんのソロの演奏、シュトックハウゼン作曲「友情に」という曲。
ピアノ伴奏のないフルートのみの演奏で、
高音域で弱く穏やかな分節と、低音域で強く性急な分節が表現され、
それが交互に表れます。
高音部と低音部は、時間と空間において互いに鏡像関係にあり、
それらは互いに移動しあい、互いの分節を交換し、
やがて共通音域での連続的なメロディへと融合します。
それが友情というタイトルの意味だそうです。
今まで聴いたことのない、まるで演劇を観ているような独特な演奏でした。
演奏者自身も高くなり低くなり、体の向きを変えと様々なフォルムで演奏し、
さながら一人芝居を観ているようで、とても感動的でした。
演奏曲
第一部
シシリアーノ (フォーレ)
ピエロの踊り(ケーラー)
スパラの思い出(ケーラー)
ソナタ F Dur(モーツァルト)
友情に(シュトックハウゼン)
夢遊病の女(ドップラー)
第二部
ラシーヌ賛歌(フォーレ)
メロディ(チャイコフスキー)
催眠(イアン・クラーク)
ブエノスアイレスの冬(ピアソラ)
ミニョン・ファンタジー(タファネル)
ワルツ ブラヴーラ(ドップラー)
アンコール
花のワルツ(ケーラー)
フルートの二人に加え、ピアノ演奏の渡邉さんの超絶演奏が素晴らしく、
とても聴きごたえのあるライブでした。
Fl:佐藤 充一 古川 はるな Pf:渡邉 浩代
【ほし太の日向ぼっこ】