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むかご ご飯

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秋になると一度は食べたい「むかご ご飯」。
田んぼに行く途中に寄った、
「ふるさと茶屋」で購入し、
お昼に会社で むかご ご飯を炊きました。

いつもは、といだお米にそのまま、
むかごと塩を入れて炊いていましたが、
調べたら、塩ゆでした、むかごの汁だけ先に入れて炊き、
炊きあがってから茹でたむかごを混ぜる方が美味しいようです。

むかごは5分ほど塩茹でして、
竹串が通るようになったら茹で汁と分けます。

会社でスタッフにもおむすびにしてあげたら、
むかごを知らないスタッフもチラホラ。

確かに美味しいけど、スーパーには売っていないし、
秋のほんの短い期間だけしか手に入らないものですから仕方ないけどね。

【ほし太の日向ぼっこ】

最後の詩集 長田弘 著 みすず書房

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今年の5月に亡くなった詩人の長田弘さん。
無くなる前に出した最後の詩集を読みました。

「シシリアン・ブルー」というタイトルの詩は、

どこまでも、どこまでも
空。どこまでも、どこまでも海。
どこまでも、どこまでも
海から走ってくる光。
遠く、空の青、海の青のかさなり。
散乱する透明な水の、
微粒子の色。晴れあがった
朝の波の色。空色。水色。

という冒頭から始まります。
私はこの詩を読んだ時、
佐野元春のアルバム「ZOOEY」に入っている
ラ・ヴィータ・エ・ベラ を思い出しました。

ラ・ヴィータ・エ・ベラ の海も、
シシリアン・ブルー の海もイタリアだったんですね。
確かにイタリアの海のイメージはどこまでもどこまでも続く青。

この詩集には、
他にもイタリアの諸都市を訪れて読んだ詩がたくさん出てきます。
ああなんだかまたイタリアに行きたくなってしまいました。

イタリアの風景には、
人の一生なんて一瞬
と感じさせる圧倒的な時間があった気がします。
そしてそれは、詩という表現方法がとてもあっていると思います。

【ほし太の日向ぼっこ】

立派な椎茸

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この前、なめこをいただいた後藤さんから、
今度は超特大の椎茸をいただきました。

その大きさがよくわかるように隣にiphoneを置いてみたけど…。

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さっそく鍋に入れて戴きました。
一枚で普通の生シイタケ一パック分は余裕であります。
大きいから大味かと思いきや、
味も香りも濃くて美味しいんです。

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もう一枚は焼いてみました。
一枚づつでも二人で食べて充分の量。

前に井川の方で自家栽培しているのだと聞きました。
遠いからお父さんが夜取りに行って朝帰って来たのだそう。
大変なご苦労です。
貴重なものをいつも戴くばっかりで恐縮です。
今回も美味しく戴きました。

【きらくな寝床】

美味しいお誘い

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前の職場で一緒だった一人暮らしの友人から、
「一人だとお鍋が出来ないから一緒にお鍋食べて」
と嬉しいお誘いがありました。

喜んで出かけてみると、
とても二人で食べるとは思えないほど大きな土鍋にいっぱい作ってくれてありました。

阿波地鶏と鶏団子のお鍋。
臭みがなくてとっても美味しいお肉でした。
鶏団子は柚子の皮が入っていて香りがよかったです。
何と横浜高島屋で買って来たお肉なんだそう。
美味しいわけです。

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食後には、
前の職場でよく一緒に食べた、
二人とも大好きだったサバランと珈琲を入れてくれました。
サバランはおいているケーキ屋さんが少ないので、
わざわざ前の職場の近くまで行って買って来てくれたそうです。

美味しくて懐かしい夜でした。

食べきれなかったお鍋はお土産に持たせて下さり、
次の日まで美味しくいただきました。

【ほし太の日向ぼっこ】

可愛いワンカップ

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私の友人の後藤さんは、
私のことをかなりの酒豪だと思っている節があり、
たびたびお土産に可愛いお酒のワンカップを買って来てくれます。

何気にネットを見ていたら、
可愛いワンカップベスト10みたいなサイトがあって、
どれも入っていました。

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一番最近いただいたのが、ぐんまちゃんカップ。
歌舞伎のお土産です。

銀座の歌舞伎座の前には群馬県のアンテナショップがあるのだとか。
そして、自分で買ったニャンカップ。
静岡県藤枝市にある、志田泉酒造で出している可愛いカップです。
そしてどちらも梅酒。

困るのは可愛すぎてなかなか自分で飲めないこと。
でも今度思い切って飲んでみよっと!!

【ほし太の日向ぼっこ】

洗濯バサミの小物

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前に友人から洗濯バサミの猫をもらいました。
けっこう私と娘のお気に入りだったのですが、
今回は、その赤ちゃん版をもらいました。

男の子と女の子、
はいはいしている姿で、
そのまま置いておいても可愛いのですが、
洗濯バサミが入っているので
何かを挟むことができます。

手作りだから表情も違っていて、
見ていてとってもなごみます。
自分でも真似して作ってみたくなりました。

【ほし太の日向ぼっこ】

工芸茶

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友人の後藤さんから頂いた台湾のお茶「工芸茶」
華やかな見た目と香りで、女性に人気です。

中国茶のなかでは比較的新しく作られるようになったらしく、
90年代になってからのようです。

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一つ一つ手作業で作られるので、
お値段もそれなりに高いですが、
気分転換したいときなどにはいいと思います。

中からキレイな紅色のお花が出てきました。
たぶん、ジャスミンと千日紅でしょう。

透明のポットでいれたらもっと華やかさが引き立ったでしょうね。
ちょっと失敗でした。

香りに癒されます。

【きらくな寝床】

ケミコのこと

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昨日、大事な大事な家族の、猫のケミコが死にました。
16歳でした。
人間でいうと90歳ごえなんだそう。
和歌山電鉄のたま駅長と同じ年で、
たま駅長よりほんの少し長生きでした。

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気が強くて甘えん坊で、ドジで、食いしん坊で、
餌を探し当てる嗅覚は犬並みで、
耳もよく、私の車のエンジン音を聞いていつもお迎えに来てくれました。
時々自分の舌をしまい忘れるほど、
いつもいつも誰かの手をなめてくれました。

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旦那様の晩酌に付きあっては、
いつもお刺身のスジをもらっていました。

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静岡の七間町というお街で、
オーストラリア人留学生に拾われて、
まわりまわって我が家にやってきたケミコ。

娘の一人暮らしのお供で、
福岡まで新幹線に乗っていったこともありました。

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16年間の思い出はたくさん、たくさんあります。
二階のベランダから飛び降りて何ともなかったくらい、
運動神経抜群のケミコだったのに、
最近は晩酌に付き合うためのテーブルに乗ることもできなくなっていました。

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それでも、お気に入りの場所でじっと外を眺めている姿を見ると、
まだまだ一緒にいられるものと思っていました。

前の日、夜仕事から帰るとケミコが家にいなくて、
父親に聞いたら「お昼ごろに出て行って帰ってこない」という答え。
でもそんなに遠くに行くわけがないと思い、
隣りの工場に行って「ケミちゃん、ケミちゃん」と呼ぶと返事が聞こえて、
見ると小さな箱の中から必死に這い出てくるところでした。
あわてて家に連れて帰ると、
よっぽどお腹が空いていたのか、
ご飯のお皿に顔を突っ込むようにして一生懸命食べていました。
ああ、この生命力があればまだ大丈夫。
と、思ったけれど、
やっぱり次の日の朝から、
もうご飯もお水も飲めなくなってしまいました。
呼吸も浅くゆっくりで、
頭をなでてあげると気持ちいいのでしょう、
身体をなでると、頭にしてと合図のように足を少し上げました。

もう今日が最後かもしれないと思いながら、
父親に頼んで、後ろ髪惹かれる思いで仕事に行き。
夜帰るともうケミコは逝ってしまっていました。

でも18時ごろだと聞いて、もう少しで会えたのに…。
もしかしたら、私が帰って来るまで一生懸命待ってくれていたのかもしれない。
もっと早く帰らなくてごめんね。

たった一つの救いは、
朝から苦しがってはいなかったこと。
まるでまだ生きているかのような穏やかな死に顔でした。

もしかしたら、前の日自分の死期を悟って、
一人でひっそり死のうとしたのかもしれません。
でも最後の日、出かける間際に「ケミちゃん、いままでありがとう」
と伝えることができました。
お別れをさせてくれてありがとう。

昨日の夜、食いしん坊のケミコのために、
いい匂いをいっぱいさせて送ってあげようと思い、
お魚を買って来て煮ました。
夜遅くまで出汁をとっていい香りで部屋を満たしました。
こうして私が料理をしていると、
いつもどこからかやって来て、
足元にチョコンとすわっていたね。

もうその姿は見られないね。
ケミちゃんさみしいよ。

【猫とお昼寝】

ちひろ美術館 世界の絵本原画コレクション展「絵本をひらくと」

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静岡市美術館で開催中の、
ちひろ美術館 世界の絵本原画コレクション展「絵本をひらくと」
に行ってきました。

ちひろ美術館が収集した、
日本のみならず世界中の絵本作家 48人の作品約180点を紹介しています。

まず入口には 赤羽末吉さんの「かさこじぞう」「スーホの白い馬」「だいくとおにろく」
など、福音館こどものともでおなじみの名作絵本の原画が並びます。

もう50年以上も昔に描かれたとは思えないほど、
色鮮やかで、娘が幼い日に一緒に読んだ思い出が甦ってきました。

長新太さん、荒井良二さん、鈴木コージさん、エリック・カール、センダック、など
大好きな絵本の原画がずらりと並び、
絵本も手に取って読めるように配置されているので、
小さいお子さんや大人まで皆それぞれに楽しんでいました。

そして最後のコーナーは、
ちひろさんが描くこどもの絵。
ちひろさんは、赤ちゃんの月齢の違いまで描き分けることができたそうです。
本当に愛情を持って描かれているのがよくわかります。

いつまでも子供の心を持ち続けている、
素晴らしい絵本作家の皆さんの原画に触れ、
懐かしい気持ちと新しい発見があった展覧会でした。

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この会場でライブペイントとして描かれた、
鈴木コージさんの大きな絵もロビーにありました。
大好きな作家さんです。

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ちょっとしたクイズに正解するともらえる缶バッチ。
子どもだけかと思いきや、大人も貰えました。
赤羽末吉さんの「だいくとおにろく」の鬼。
ユーモラスな表情で可愛いです。

【ほし太の日向ぼっこ】

モレル谷の奇蹟 ディーノ・ブッツァーティ画・文 中山エツコ訳

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まるで絵本のような表紙とサイズですっかり騙されてしまいました。
イタリアの有名な作家 ディーノ・ブッツァーティの遺作となった画文集。
ブッツァーティのことはまるきり知りませんでしたが、
パラパラとめくってみた絵に惹かれ読んでみることに…。

まるで日記のように、ブッツァーティ自身が、
父親の遺品のなかにノートを見つけたことから物語が始まり、
聖女リータの祠を探し出し、番人から聞いた話と奉納画を収めたのだと。

聖女リータは実在した人物、モレル谷はフィクションという、
虚実が混ざり合って摩訶不思議な世界を創り上げていました。

イタリアでは、信仰によって救われた信者が、
奉納画をささげることはよくある話だそうですが、
出てくる絵がいかにも奉納画らしいもの、
現代のポップアートのようなイラストだったり、
宇宙人やアリ、吸血鬼なども出てきて突っ込みどころはまんさいで、
とても楽しく読みました。

巻末にこの本が出来あがったいきさつも書かれていて、
ブッツァーティという人についてもっと知りたくなりました。

この本がきっかけで、聖女リータの祠が本当に作られたそうで、
ブッツァーティの人気のほどが伺えます。

【ほし太の日向ぼっこ】