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豚かたまり肉のまるごとソース煮

生活クラブで「組合員に受け継がれる煮豚メニュー」と紹介があり購入。
今回はちょっとしたコツが書かれたレシピ付きで、
豚肩ロースブロック肉、玉ねぎ、中濃ソースのセットで販売でした。
今まであまりなかったことなので一度作ってみようと思いました。

まず豚肩ロースブロックは室温に戻しておく(コツの1)
そうすることによって外側と中心の火の通りが均一になるそう。
薄切りにした玉ねぎ(一個)の上にブロック肉をのせ、
中濃ソース200mlを上から注ぎ入れ火にかけます。

煮立ったら弱火にして、落とし蓋をして一時間煮ます。
鍋の蓋はしない(コツの2)
途中豚肉をひっくり返しながらソースもかけながら煮る。
水分が抜けても水は足さない。
ソースがからみやすくなるので小さめの鍋で煮る(コツの3)
一時間煮たら火を止め、そのまま冷まします。

食べやすい厚さに切り野菜と一緒に盛りつけ
鍋に残った玉ねぎとソースをかけていただきます。

ソースはデミグラスソースのようになり美味しいです。
圧力鍋で煮てないので歯ごたえがしっかりある煮豚でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

ともぐい 河﨑秋子著 新潮社

第170回直木賞受賞作 河﨑秋子著「ともぐい」を読みました。
受賞前から雑誌の書評を読んで本物のマタギの話と知り、
読みたいと思っていた本です。

明治後期日露戦争前夜の北海道、
山中で一人狩りをして暮らす熊爪。
冒頭、雄鹿をしとめるシーンからぐいぐい物語に引き込まれます。
生きる術は全て養父から教わったという熊爪は、
猟師というより獣そのものの嗅覚で獲物と対峙します。
緊迫した空気や自然の厳しさ、
獲った獲物を捌き、皮をはぎ肉と内臓に分ける
描写はとてもリアルで
熊爪の体臭や血生臭さまで立ちのぼります。
ある日根室から穴もたずの熊を追ってきた太一という男が、
熊を仕留め損ね大けがを負う。
偶然そこに居合わせた熊爪が太一を治療するシーンは圧巻でした。
狩猟で得た肉や皮を町まで売りに行く熊爪と、
そこで暮らす人との関わりが後半の物語へと続き、
熊爪の運命が大きく変化していきます。
獣のように生き、死を願った熊爪が辿る最期は少し意外でしたが、
人間とは?生きるとは?死ぬとは?と
色々考えさせられる物語でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

熟成干し芋達磨庵歳時記3月

遅くなってしまいましたが、
熟成干し芋達磨庵歳時記の3月の画像を今日撮影しました。
今月は現代を代表する俳人坪内稔典さんの俳句にちなんで、
甘納豆とタンポポを入れました。
その俳句というのが、

三月の甘納豆のうふふふふ
たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ

というとても楽しい句なので、
まだどちらを使うか迷っています。

稔典さんは甘納豆には特に思い入れがあるようで、
甘納豆十二句という毎月詠んだ甘納豆の句もあります。

【ほし太の日向ぼっこ】

便利グッズ

セリアで見つけた便利グッズ。
水道の根元に巻き付けておくと
垂れてきた水をキャッチしてくれるそう。

こんな風に使います。
この根元はすぐに汚れてぬめッとしてきましたが、
これをはめてからイイような気がします。
何気に猫の形なのも可愛くていいです。
メラミンスポンジと同じなので、
くり抜いた真ん中はお掃除に使えます。

【ほし太の日向ぼっこ】

何かに似ている?

事務所に着いたばかりの愛猫のアシュくん。
一日のほとんどを寝て過ごしていますが、
まだ活動的でいろいろな所をパトロールしていました。
ふと視線を感じて見ると棚の上に座ってこちらを見ているアシュ発見!
ん?何かに似ている?
そう、信楽焼のたぬきに似ています(体形が)
ちょっとダイエットしましょうかね、アシュくん。

【猫とお昼寝】

ブーランジェリーブレッド/コストコ

姪が日曜日にコストコで、
ブーランジェリーブレッドを買ってきてくれました。
このカラフルな野菜を使ったロールパンをネットニュースで見た時、
どんな味なのか食べてみたくて、
いつでもいいから行ったら買ってきてねと頼んでおいたもの。

赤紫色のパンが、ビーツ&オニオンで玉ねぎの香りがすごくします。
味はほのかな甘みと少し酸味があります。
緑色は、ほうれん草&ガーリックで、
ガーリックの香りも味もあまり感じませんが、
ほうれん草らしい味で甘みはなく少し塩味がします。

薄紫色のパンは、セロリアック&紫にんじんだそう。
少し苦みがあって香味野菜の独特な香りと味わいで、
クセが強めのぱんでした。
きつね色のパンは、オリーブ、ヘーゼルナッツ&ゆずとのこと。
組み合わせがまず不思議。
オリーブの渋さとほんのり柚子の香りと苦みがあり、
ナッツの食感が楽しめますが完全に大人向きのパン。
スープやワインと一緒だと美味しく戴けます。
見た目よりもっちりした食感なのでこれはやっぱりロールパン。
4種類のパンが4個づつ入って1180円。
二人だと多すぎるので姪と半分づつにしてもらいました。
日本の町のパン屋さんで買える食べやすいパンとは全く違いました。

【ほし太の日向ぼっこ】

東静岡アート&スポーツ/ヒロバ 

東静岡アート&スポーツ/ヒロバで9日から始まった
五百裸漢現る!を観ました。

伊藤千史さんという美術家/墨汁画家が手掛けたもので、
墨で描かれた男たちがカラフルなのぼり旗や布や箱に描かれて、
いずれもふんどしをまといヒロバと築山の上に置かれています。
鉄道コンテナの中には小さな厚みを持った男たちが、
吊るし雛の様に飾られていました。

大きな箱に描かれた横向きの男は特大サイズでした。
タイトルがまず五百羅漢ではなく五百裸漢というのが面白くて、
この作家さんはどんな方なんだろうと調べてみたら、
「展示の依頼を受けたら、まずは会場の要素を考え、
そこに何かしらのヒントを見出しながら、表現の形を探ります」
というご本人の言葉を見つけました。
東静岡アート&スポーツ/ヒロバで展示をされるアーティストの方は、
多かれ少なかれ、
伊藤さんのように広場の大きさやシチュエーションに合わせた
作品作りをされているのを感じます。
今回の展示もヒロバいっぱいに出現した五百ものふんどし男たちは、
とても力強く、またユーモラスに、気持ちよさそうに風になびいていました。
観ているこちらも自然と笑顔になります。

【ほし太の日向ぼっこ】

ご当地マンホール ガンダム

東静岡駅北口に設置された、
ガンダムのご当地マンホールを観てきました。
富士山と日本平という文字の横に
堂々たるガンダムの姿が描かれていました。

これはバンダイナムコグループが展開する
「ガンダムマンホールプロジェクト」の一環で、
全国の様々な場所に設置されているそうです。
静岡市にはこの他に静岡駅南口のサウスポット静岡北側歩道にも、
模型の世界首都静岡と書かれたガンダムマンホールがあるようです。
これも近いうちに観に行きたいです。

【ほし太の日向ぼっこ】

山椒の芽

毎年冬の間に葉を全部落とす鉢植えの山椒の木に、
新芽が出て来ました。
昨年のブログを見てみたら3月10日に同じことを書いていました。
枯れたように見えた山椒の木ですが、
寒い間はじっと我慢してエネルギーを蓄えていたんだね。
これも全く同じ感想でした(笑)

芝川の義兄の山からもらってきた山椒の苗を鉢植えにして、
かれこれ6~7年は経っているでしょうか。
根が弱いということであまり植え替えはしない方が良いみたいですが、
今年はもう一回り大きな鉢に植え替えてあげてもいいかもしれません。

【ほし太の日向ぼっこ】

芹沢さん家お二階拝見 芹沢銈介美術館

芹沢銈介美術館に併設されている芹沢銈介氏の自宅は、
普段は土日に一階の応接間だけが見学できるのですが、
今回は二日間のみ事前予約制でお二階を拝見することができると、
市の広報誌に情報が載り予約初日に申込みして楽しみにしていました。

もともとは宮城県登米市にあった板倉で、
一階は米や野菜や農器具を収納し
二階は使用人や子供などの宿泊場所として使われていたものだそう。
芹沢氏はこの建物を気に入り東京の蒲田に移築しましたが、
蒲田には本宅があったので寝泊まりはそちらで行い、
この家は客人をもてなしたり、作品作りに利用されていたとのこと。

何度も拝見したことがある一階の応接間。
ここで学芸員の方から詳しい説明を聞きました。
部屋の真ん中には壁がありましたがその壁を取り除き一間にして、
出窓をつけ雪見障子にし、
建具や照明などインテリアのデザインは全てご自分でされたそうです。
壁の色も窓側は白ですが部屋の奥側は深緑となっていて、
置かれている家具も全て芹沢氏の選んだもの。
モダンで落ち着いた雰囲気です。

出入口側に移動した壁にはフックが取り付けられていて、
ここには訪れる方のために作品や収集品を、
自身が選んで飾り付けされていたということで、
そのためには徹夜も惜しまないほどの心配りですが、
来客があまり興味を示さないと不機嫌になってしまったとか。

登米市にあった当時のこの家の写真も見せていただきました。
如何にも農家の蔵という雰囲気の建物が、
これほど素敵になるのはひとえに芹沢氏の審美眼のおかげですね。

いよいよお二階へ、
ドキドキします。

お二階は10帖二間の和室になっていて、
襖には葛布が貼られていて木製の丸い取っ手がついています。
現在開催中の「芹沢銈介の収集 海外篇」に合わせて
収集品がセンス良く飾られていました。

東北地方の藍染めと両方とも酒を入れる器だそう。
右側は家紋入りで主に婚礼に使用したのだとか。

畳に座って窓を見ると窓の手すりと窓枠の桟の位置が、
ぴったり重なるようデザインされているのがわかります。
手すりを触ると柔らかな丸みがあり握りやすくなっていて、
細部まで芹沢氏のこだわりが感じられました。

庭の植木は何本かは実際のものを持ってきて植えたもので、
その他も実際に植えられていた木と同じものを植えているそうです。
門から庭へ延びるアプローチも芹沢氏のデザインしたものでした。
約30分間の見学時間でしたが、
少人数(5名)ずつの訪問だったので、
芹沢氏のこだわりが詰まった素敵な空間を満喫することができました。

【ほし太の日向ぼっこ】